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松前侑里 テクノサマタ
藤棚
先輩と幼馴染の間で揺れる主人公・皆実。 三角関係ものには、「浮気」「二股」という問題が発生することがありますが。 そこをいかに切なく描き、読者の共感を得るかが大切だと思います。 この作品は残念ながら、私は共感できませんでした(特に主人公の心情に)。 先輩(成行)と幼馴染(誠一)も物分りが良すぎるきらいがありますが、 とても優しくカッコよく描かれています。二人を選べないというのも何とな…
雪代鞠絵 テクノサマタ
うえお
両親が亡くなった後、引き取られた先の叔父の家にも居られなくなり、高校にも行かずコンビニでアルバイトをしながらギリギリの生活費を稼ぎ、一人暮らしをしているという15歳(もうすぐ16歳)の少年・悠が主人公です。 内気な性格で思っている事を口に出せない悠は、仕事場でもあまりいい扱いをされていません。 そんな悠の唯一の楽しみが「コンビニの廃棄商品(プリンやお菓子)をもらって帰る事」で、その薄幸ぶり…
mimu
両親の突然の事故死で叔父の家に引き取られた悠は、中学卒業後ひとりアパートを借りてコンビニのアルバイトをして暮らしている。 そんなある晩、綺麗な月を見上げてつい道路の真ん中に出てしまった悠は車にぶつかりそうになり、運転していた弁護士・浅羽と知り合う。 強引に食事に誘われ、それをきっかけに週一回金曜日、悠は浅羽と夕食の約束をするように。 寂しさやバイト先での辛さを一人耐えていた悠は、浅羽の優しさ…
つかさ
高校に行けない貧しい事情がある悠、金曜日には決まって弁護士の浅羽と美味しい食事をする約束をしている。 両親を亡くし、慎ましい一人暮らしの悠。 彼は勤め先のコンビニで廃棄されるお菓子をこっそりもらって食べる事が唯一の楽しみだった。 偶然知り合ったとはいえ、どうして浅羽は悠を気にかけてくれるのか? それは、自分がある弁護士が企てた詐欺の被害者だからだった。 コンビニでお金を盗んだ疑いをか…
テクノサマタ
Alice
表題作は花擬人化。 「桜」は花を咲かせたくて「春」のもとへやってきた。 「桜」のところには澪というもう死んだ少年の霊がいる。澪は戦争中に桜の下で倒れているところを1人の男に助けられた。澪はずっとその男といたが病気で死んでしまった。 澪はその男が若いころ失った左手を探すと約束し、死んでもずっと桜の下で待っていた。 澪を助けた男も年老いてあと2、3日の命。澪が好きな「桜」は頑張って花を咲かせ、…
水上
『草の冠星の冠』はシリーズで、いろいろな目には見えないものたちが出てくるおはなしで統一してあります。ですが今まで続いていなかったので、1、2巻を読んでいなくても、ほとんど問題はないです。 今まで1巻で完結していたのに、今回はつながっています。…ので、続きがでるまでものすごく焦らされています…。テクノサマタさん初の“つづき”だとか。 内容は、随分変わったなぁ、というのが私の最初の印象でした…
『草の冠星の冠』はシリーズで、いろいろな目には見えないものたちが出てくるおはなしで統一してあります。 2巻目は1話簡潔ではなく、少し長めです。 長くなった分丁寧に書かれていて、切なくもなるしじんわりときます。 表紙だけ見てもわかりますが、1巻の『草の冠星の冠』シリーズよりボーイズラブっぽくなりました。 作者さん本人も書かれてましたがこの本だけトーンワークを少し変えていて、よりおとぎばなしら…
『草の冠星の冠』はシリーズで、いろいろな目には見えないものたちが出てくるおはなしです。その他たくさんのカップリングが入った短編集。 テクノサマタさんの本は、個人的に『草の冠 星の冠』シリーズが一番です。 この本でファンになりました。 絵本のようなやわらかくほのぼのとした雰囲気と絵、優しいモノローグがだいすきなんです。 『草の冠 星の冠』では全くといっていいほどBL色がないのですが、 …