テクノサマタさんのレビュー一覧

Fly me to the moon 小説

雪代鞠絵  テクノサマタ 

初めて帯で。

新刊につく帯のセリフで「お?」と思いました。
『浅羽さんはどうして俺に優しくしてくれるんですか?』
随分前なので間違っているとは思いますが、とにかく普通のセリフが書かれてあったんです、ボーイズラブには珍しく!こういう作品を待っていたんだと思いました。
有り得ない設定というのがあまり好きではないので、こういう普通のセリフが書かれていると安心するんです。
コンビニバイトの悠くんと優秀な弁護士の…

12

夏服 小説

杉原理生  テクノサマタ 

きらきら高校生

高校生の男の子の、夏服の白シャツって、いいよね
ぺなぺなしたシャツの中で、細いからだが泳ぐ感じ
自転車をこぐ後ろ姿、
どこまでも続くような青空に
はためくような白いシャツ
先輩のたくましい腕

なんだか、恥ずかしいくらいの、ド直球で爽やか

「高1のクリスマスは忘れられない」
って
ここまで臆面もなく、かわいいのって!!

この二人には、おとぎ話のように、末永くむつまじく…

1

夏服 小説

杉原理生  テクノサマタ 

爽やかなのはよろしい

本編と番外編4作収録されています。
実はなかなかハードなお話と平行読みしていて、あまりに落差が激しいので、逆によりいっそうこちらの爽やかなキュンキュン少年のお話がキラキラして見えました。
いつもは学生同士(それも、高校生)にはあまり入れ込めないんですが、これは良かったです。
イラストもピッタリだったので、神評価にしちゃおう。

本編は、高校生の頃から付き合っていて只今同棲中のカップルの、…

4

夏服 小説

杉原理生  テクノサマタ 

胸キュンキュンのワンコ物語

こんな青い季節、もう遙か彼方の昔のことと懐かしく(?)新鮮に感じました。
それにしても、このワンコぶり、尻尾と耳が本当に見えるようだ。

一緒に暮らす社会人一年生の先輩・坂江と、就職活動中の真っただ中の大学4年の茅原の些細な喧嘩から、過去の回想を綴った形の物語です。

いつも行く朝のコンビニで気になった坂江、その背中を追いかけながら一生懸命な茅原。
その情景描写が、青春にふさわしい坂道…

2

夏服 小説

杉原理生  テクノサマタ 

高校生に戻って恋がしたい気持ちになる

先輩×後輩。
可愛いお話でした。
『いとしさを追いかける』が好きな人は気に入ると思います。
そんな感じの雰囲気ですね。
同時収録4編は続編(といっても時系列は表題作が後ろから2番目)です。


就職活動中の大学生・茅原は、高校の時の先輩である坂江と一緒に暮らしている。
すれ違いからケンカとなり、気まずくて朝帰りした電車の中で、過去の坂江を彷彿とさせる高校生を見つける。
そして6年…

5

草の冠 星の冠(5) コミック

テクノサマタ 

やっとハッピーになれた

ヒバナを見るたびに号泣するようになってしまったなっちゃん。
そんな二人を応援してた私もやっと安心できる5巻がきましたよ!

グリンに会わない方がいいと言われていたけれど、夏月が気になっていたヒバナ。
一方、生前自分のしていたことで、ヒバナから離れようとする夏月。
それでもヒバナを見ると嬉しい気持ちが湧き出てくる自分を抑えられないようです。

記憶をなくしていたヒバナですが、ずっと面倒…

5

水色ステディ 小説

松前侑里  テクノサマタ 

なんとも評価に困る作品

萌えか中立かで迷いました。
主人公が自分のカラダを「プレゼント」とかいうところはかなりイヤだった。
いやいや、セックスなんてお互いさまだろうと。まして男同士なんだからさ。
小悪魔は好きなんですが、中途半端だった気がする。突き抜けた小悪魔であって欲しかった。

誠一は好きだったんだけど、最後がヤダ。綺麗に身を引いちゃって、お前はアホかと。

先輩についてはさっぱり意味が分からなかった。
強引にさらえ…

1

Fly me to the moon 小説

雪代鞠絵  テクノサマタ 

Fly me to the moonレビュー。

絵の可愛さにやられて手に取りました。
そうしたら、中身は29歳弁護士と15歳(今年で16歳)のアルバイトで生活している少年の年の差ラブでした。

え?攻、弁護士なのに15歳のバイトで生活費を稼いでいる天涯孤独な子に手を出すなんて……!!
この2人の接点は後々明らかになりますが、ヘタしたらドシリアスになりそうな設定で、受の子がこういう性格のキャラだから甘い方向に行ったんだろうなぁと思う。

5

水色ステディ 小説

松前侑里  テクノサマタ 

変わっていく想い

正直この作品を読んだのが1年前くらいなので、しっかりとは覚えていません;
でも、あのとき微妙な感想を持ったことだけは確かです(´-Д-`)

皆実(主人公)はみんなと違う自分が苦しくて迷子になっていた心を、
成行がすくい上げてくれます。自分の気持ち…―
親友の誠一へのゆき場のない想いを、聞いてくれる成行と徐々に親しくなっていくうちに皆実はいつしか成行を好きになってしまいます。
そんなと…

2

草の冠 星の冠(4) コミック

テクノサマタ 

泣けるというより泣く話

4巻になっても終わらなかったよ。
どんどん切なくなって悲しくなって夏月にイラっとした。
が、夏月、これからどんどん辛くなってくるんだろうなと思うとイラっとできない。

4巻は夏月とヒバナが離れるキッカケとか。
付き合いだした二人は結構順調に行くのかと思ったのに。
ヒバナがいろんな顔を見せて、そのヒバナを大切に思う夏月とかとても幸せな未来が待っているように見えるのにそんな一瞬でさえ悲しい…

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