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24/32(合計:312件)
雨月夜道 テクノサマタ
Rutskin
素直になれなくてツンデレ発言を繰り返すビンと名づけられた貧乏神。 昔の男(?)が忘れられなくて、傷つくのがこわくて、傷つけるのが嫌で、卑屈。 ビンは人間を、「貧乏」であるか「裕福」であるか、でしか幸せを測れなくなっていて、 プロボクサーのイチと出逢い、その生き方に触れることで、価値観を変えていきます。 そもそも神様のビンがなんでイチには見えたのかな?とか、 ところどころ、(つくりが)…
松前侑里 テクノサマタ
nekonyanko
ネタバレ
幼馴染、同級生系が大好きな為、本後ろのあらすじで判断し買うことがあります この作品はそれでした。 幼馴染を好きで、片思いと思っていたら 両想いだった。 付き合いますが、別れる 恋と気付かず悩んでいた時々から 気にかけてくれた先輩を好きになってしまう 結局は先輩と付き合うでラストなのだと。 久しぶりに嫌な気持ちになりまくった 作品でした。 三角系統は嫌いです。…
雪代鞠絵 テクノサマタ
kirara
なんというか・・・雪代さんの不幸・不遇で健気過ぎる受は好きなはずなんですが、悠(受)はちょっとその不遇さの背景について行けなかったんですよ。 耐え忍ぶ受そのものは一向に構わないどころかむしろ好きなんですが、その方向性が好みじゃなかったんですね。ここはただ耐えるところじゃないだろうと思ってしまったので、悠にそれ以上共感できませんでした。 浅羽(攻)は、もっと達観した大人なのかと思って…
Krovopizza
『恋愛小説は書けない』が非常に面白かった雨月先生の二作目。 あらすじを見たときは、貧乏神受けって未知数だったのですが、初っ端から飛ばしてて安心感抜群でしたw 攻め受けともに登場時からすごくキャラが立っていて、ちょっとした脇キャラの台詞の端々まで面白かったです♪ 前回ほど性格的にぶっ飛んだキャラはいなくて、そういう意味ではテンション低めですが。日常を丁寧に描いたほのぼの路線で少ししんみりする…
marun
貧乏神が主役のファンタジー、福の神になりたいと願っていた貧乏神が神様なのに どこか意固地でトラウマ持ち、更に人間を怖いと思ってる節もある。 神様にしてはやけに可愛いのが萌える貧乏神のビンちゃん、座敷童の雰囲気もあるかもと 微笑ましい感じもするのですが、何故皆に嫌われる貧乏神なのかとちょっとグレ気味で 相手を貧乏にする事に罪悪感もあって相手の富を糧にしてるのに優しいからいつも飢えてる。 そ…
橘盾
雨月先生の2作品め、とても楽しみにしていて、かなり自分の中のハードルが上がっていたはずなのに、只今二マニマしています。 前作の言葉選びにツボった様に、本作も素晴らしい作品でしたv 今回のキャラも相当面白くて、貧乏神とプロボクサーのストイック青年のファンタジーなのですが、加えて、社会風刺したの?(笑)とリアルモノにも思えました。 雨月先生が人物に語らせる言葉に「あっ!Σ(゜o゜)」と考えさ…
茶鬼
10年発売の初単行本『恋愛小説は書けない』が滅茶面白くてお気に入りだったのですが、一体いつ新刊が出るんだろう?と待ちに待った1冊です! と思いきや、このお話は新人賞をとった作品に加筆修正と書下ろしを加えた1冊なんだそうです。 それにしても、このお話も見事ツボりましたよ♪ ボクシングバカのボクサーとトラウマ持ちの貧乏神の組み合わせ。 最近だと永井三郎さんの貧福が萌えた『珍神』、秀良子さんの短…
朝丘戻 テクノサマタ
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最初、丁寧すぎる話し方にちょっと馴染めなかったけど(藤たまきさんを初めて読んだときのように)、慣れると心地いい。 そして後半ボロボロ泣いた。 優しすぎるのも、考えものだわ(笑)。 もう絶対離さないぞ!という気概で、ベタベタに甘えまくったらいいと思います。
神奈木智 テクノサマタ
galoo
「純愛」という言葉がぴったりの2編でした。なんとも甘酸っぱいお話です。 この本の構成は『君に降る光、注ぐ花』、そのスピンオフのような存在の『悲しい気持ち』そして君に降る~の後日談で悲しい気持ちの後日談でもある『君を見つけた日』の3編が収録されています。2編に出てくるカップルは別カップルですが、君を見つけた日で時間軸がピタッとあい、市営プールという場所がキープレイスになっていて上手く仕上げたなとい…
03年発売の『恋の棲む場所』の新装版です。 旧版には、表題の二人のその後の詳しい描写がなかったということで、書き下ろしで【君を見つけた日】という短編がついています。 BLにおける高校二年生=17歳って、すごく大事な年齢な気がするんです。 これから待ってる色々な現実に大人にならなければならない面と、まだ子供でいたい面のせめぎ合う時。 そんなときに出会う恋、つきつけられた現実。 それに選…