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朝丘戻 テクノサマタ
鈴猫
ネタバレ
辛い、ですね… 以下ネタバレ注意です! ハッピーエンド、ではあると思うんですがあめちゃんの事を思うとすごく切なくなります。 思い出を共有する人のいなくなった先生も悲しく感じます。 最後の方の呼び方が千歳に変わってる事も切なくて、涙が止まりませんでした。 それから、あとがきにあったタイトルの意味。 「君の中、飴がなく」私は無く、と読んだんですが、あとがきにあった泣く、という言…
神奈木智 テクノサマタ
snowblack
本格的な寒さに向かう季節に、プールを舞台にした作品…… というのがよろしくなかったのだろうか? 神奈木さんは、熱烈ファンではないが エンターテイメントとして一定の満足を得られる作家さんと, 好みのものそうでないものはあれど、いつも楽しく読んでいるのだが、 これは最初から文章を読み進めるのに盛大に躓いてしまった。 よくみたら、10年前の作品の新装版ということで 思春期の自意識過…
テクノサマタ
fiona0109
夏月とヒバナのお話と短編が1作品収録されています。 夏月とヒバナのお話に関しては4巻が多分一番辛いとレビューに書いたんですが、この巻もかなり切ないです。 やはり二人が抱える過去が重くて、若すぎた2人がなんとも可愛そうでやるせない…。 2人をここまで追い詰めたのは、夏月でもヒバナでもなくて、2人を無理やり別れさせた大人たちだと思うよ…。 でも今はヒバナも成長して自立出来ているし、自分で自分の…
シリーズ4作目。夏月とヒバナのお話としては2冊目になります。 この巻では2人の過去が明らかになります。そしてどうしてヒバナの記憶がなくなったのかも明かされます。 フリートークではテクノさんが「なぜこんな気のめいるはなしをえんえんかいているのだろう」と仰っているのですが、私にとってはこの位の長さの方が主人公達のことがより深く分かって好きです。 このお話については長すぎるとは全く思いませんでした…
同名のシリーズ3巻ですが、1、2巻とは全く別のお話です。 この巻から5巻の最終巻までは夏月とヒバナがメインのお話になります。 雰囲気も1、2巻とは全く変わって背景にかなり重いものを感じるものとなっています。 ただ、時折ヒバナの明るさに救われます。 この巻では二人の過去、出会いから丁寧に語られていて、2人の心情が近づくのが分かります。 まだまだ序章で、この巻では謎が多いのですが、暗い道に迷…
黒崎あつし テクノサマタ
marun
既刊「悩める秘書の夜のお仕事」のスピンオフ作で、前作の攻めと愛人関係だった 受けになる怜治が主役のお話です。 ちょっと意地悪でドライかと思っていた怜治ですが、実は虚勢を張った小型ワンコ。 キャンキャン吠えてるけれど、幸せな家族を一心に求めているような、 誰かに唯一無二で愛されたいと願うような寂しがり屋さんでもありました。 負けん気が強くて、なってしまったものは仕方ないと今を見つめてポ…
松前侑里 テクノサマタ
はなみなは
近くにこんな男の人が二人いたらふらふらしちゃう・・・わかるよ。わかるけど・・・ これはちょっと、かなり、すごく、え~~~~?って感じ。 男の子でしょ!!!って心の中で何度言ったか分かりません。 切ない展開ではあるんだけど、主人公のせいにしか思えなかったです。 あと攻めの気持ちとか行動もよくわからない・・・ 私の読み方が下手なのかなぁ?と思ったのですが、ここで皆さんのレビューみてちょっと安…
akommn
泣いて..泣いて..泣きました 昨晩読んだのですが 今日は1日目がぱんぱん でした 始め凄くあまい感じで(セリフとかが)、 そういうのが私は結構苦手な方 だったので うーん どうかな~ なんて読み進めていたのですが 先生の凄く優しい、切ない感情に 涙がぼろぼろ.. 後半はもうせつなくて たまりませんでした。 同性同士であるからこその 負い目だったり、繋がりが ど…
杉原理生 テクノサマタ
御影
朋紀は、就職活動真っ直中に、その上恋人とけんかしてしまい、今ひとつしっくりこない日々を送っています。朝の電車の中で、高校生を見た時から、朋紀の恋人である先輩との回想が始まります。 毎朝コンビニで見かけた先輩、本気で会えなくなると心配した日々、そして、後ろからずっと見つめていた背中、そして先輩の卒業…。 朋紀と、先輩で恋人でもある俊一は、もしかしたら倦怠期だったのかななんて思っ…
大学受験を控えた高校生のあめちゃんは、あまり乗り気ではないまま予備校に通うのです。 その予備校であめちゃんは、だらしない格好で、すべてが先生らしくない先生、能登と出会うのです。 人に叱られたことが嬉しい、千円ぴったりのレシート、他人への嫉妬、あめちゃん飲みかけの野菜ジュースを飲んでしまう、「ちゅうちゅうしようね!」という大胆すぎる告白、そして太巻き…。ともかく、子供のような「先生」に…