雨月夜道さんのレビュー一覧

不可解な男~多岐川燎の受難~ 小説

雨月夜道  中井アオ 

豹変する攻が分かりにくくて

初読みの作家さんでした。

あらすじに、社長令息、社長秘書、お目付役、突然豹変
と、王道ネタかと思われるキーワードがてんこ盛りで
読み進めていましたが、
とにかく攻が分かりにくいのなんのって
後から、どうしてそういう
性格になってしまったのかとの説明も
攻視点のお話しから、きちんと書かれてはいるのですが、
どうにもこうにも態度や口調が豹変し過ぎて
イマイチ分かりにくく、お話しに…

0

恋愛小説は書けない 小説

雨月夜道  本間アキラ 

ギャグ作品

丸ごと一冊ひとつのストーリー。

笑える作品・・・と色々な所に書かれているので
そう思って読んだのですが・・・予想以上にギャグ作品でしたw

小説家の神野先生が、ここまでひねくれた・・・と言っていいのか
変わった考え方というか・・・読んでいて
「ナンデそう考えるのさ!?」と言いたくなるほど。
でもそれが、笑えるんですよね~。

ぎゃはは・・・と笑ってスッキリしたい時には
もっ…

2

狗神さまは愛妻家 小説

雨月夜道  六芦かえで 

可愛い旦那さま。

いつもですと受け様の方に多くの萌を感じて、ついつい感情移入してしまいがちな自分ですが、こちらの作品は全く逆でした。
ヨメ、ヨメと幸之助のことを純粋に慕い、これでもかと言うほど大きな優しさと愛で包み込んでくれる月影にすっかり心を奪われてしまいました。
ワンワンが大好きなので余計に興奮です。
モフモフ具合はもちろのこと、話し方も子供っぽいところも全てが可愛いのです(*´ω`*)
台詞の語頭に「…

7

狗神さまは愛妻家 小説

雨月夜道  六芦かえで 

王道ものかと思いきや

初読みの作家様。

ワンコ攻め×ケナゲ受け
そう思っていたら
ワンコ攻め×しっかり者受け
でした。

嫁いで幸せラブラブな前半のお話から
後半からの切ない二人の胸中、
狗神さま達の悲しい宿命。
ハンカチでは足りず、
タオル片手に読むハメに。
なんと嬉しい裏切りでしょう。
してやられました(笑)

山はいつまでも
タンポポで溢れているに違いない
そんな山を二人が手に…

10

狗神さまは愛妻家 小説

雨月夜道  六芦かえで 

うだつのあがらないワンコ神様

一癖あるキャラ設定でお馴染み
雨月夜道さんの4冊目の新刊です。

今回はモフモフ狗神様×少年で花嫁物。
時代物&ファンタジーでありながら
神様の世界のヒエラルキーが妙に人間臭く
面白いのが特徴です。


舞台は小さな農村。
主人公の幸之助(受け・18歳)は
山の神様に嫁ぐため幼少から花嫁修業を積んできた。
女の子のような外見だけど、西洋銃マニアという
意外な一面もあるキャ…

9

不可解な男~多岐川燎の受難~ 小説

雨月夜道  中井アオ 

美男子なフランケン

雨月先生の第3弾、待ってました!

●受け・主人公・多岐川燎、社長子息で営業トップ社員 
営業成績も親の七光との声に、気にしない素振りながら内心メラメラこんちくしょう―!!
自分の気持ちと裏腹の子供染みたバカをついやってしまう、自意識過剰でヘタレな美人さん
●攻め・柊 宗一郎、燎の従兄・木口慶吾の部下
寡黙でキマジメで従順で天然。美男子。
だがその実は、トラウマ持ちの厭世思考で卑屈、…

2

不可解な男~多岐川燎の受難~ 小説

雨月夜道  中井アオ 

感情バロメーターゼロか百の天然攻め

まさしくタイトル通りの不可解な男が攻めとして登場する社内ラブであります。
作品の雰囲気はどことなくシュールでコミカル要素で展開されるのですが
突き詰めればかなりシリアスな要素が入っている奥深な作品だと思いましたね。

燎は父親が経営するイベント企画会社に入社して3年父親のコネとは一切関係なく
自分の実力だけで毎回企画を勝ち取る努力家ですが、ほとんどの人間は誰も知らない。
影に隠れて必死…

5

恋愛小説は書けない 小説

雨月夜道  本間アキラ 

羨ましい!

実はものすごいネガティブな下地があるのに、ものすごいポジティブな神野が羨ましくなった。
個性的な神野と精神科医の会話に、何度も声を出して笑ってしまった。
コメディとして、かなり面白く読めた。
オススメです♥︎

3

恋愛小説は書けない 小説

雨月夜道  本間アキラ 

ゆずしお可愛いーwww



大好きな本間アキラ先生のイラストに大好きなモフモフわんこ!そして小説家の話!
いちかばちかで買ってみたら大当たりでした(笑)

雨月夜道先生の作品は初めてなんですが,笑いました。
私の笑いのツボを刺激しまくりの作品でした。
予想を裏切る斜め上の言動,二人のやり取りが面白かったです!
脇役の精神科医の先生のやり取りも最高でした。
先生かわいそうなんだけどね(笑)

最後のおこた活用法の話良かった…

3

プライスレス・ライフ~幸せは貧乏神とやってくる~ 小説

雨月夜道  テクノサマタ 

かわいいツンデレ貧乏神、というだけではなく!

素直になれなくてツンデレ発言を繰り返すビンと名づけられた貧乏神。
昔の男(?)が忘れられなくて、傷つくのがこわくて、傷つけるのが嫌で、卑屈。
ビンは人間を、「貧乏」であるか「裕福」であるか、でしか幸せを測れなくなっていて、
プロボクサーのイチと出逢い、その生き方に触れることで、価値観を変えていきます。

そもそも神様のビンがなんでイチには見えたのかな?とか、
ところどころ、(つくりが)…

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