雨隠ギドさんのレビュー一覧

火傷と爪痕 コミック

雨隠ギド 

エロくないけどエロい。

「青年発火点」の学クンが可愛くて可愛くて……。
しかし、時々出てくる名島健。なんなのコイツ?
いい大人が子供(高校生)の付き合いに首突っ込んできたり、働いてもいないのに夜遊び慣れしてるし、ヘラヘラしてるしチャラチャラしてるし暇そうだし…。学クンの叔父さんもなんでこんな…書きもしない小説家相手に怒ってんの?…と思ってました。
「学クン」のスピンオフだから気にはなってたんですけど、この変な大人…

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火傷と爪痕 コミック

雨隠ギド 

すごい決め台詞

「女の傷は切り傷」ぱっくりいっても、いずれキレイにふさがる。
「男は火傷」ひきつれた皮膚はいつまでも身体に残る・・・

初っ端から来ましたね。
この台詞。
あまりに納得させられてしまって、一瞬固まってしまいました。(笑)

こんなこと言う人誰?
そんな気持ちで読み始めたストーリー。
最初の作品を書いてから何年も2作目が書けない作家「名島健」と
その作家のファンであることを伝えら…

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火傷と爪痕 コミック

雨隠ギド 

女の恋は切り傷、男の恋は火傷

青年発火点を読んだ時、2人のスピンオフが読みたい!と思っていたので単行本発売とても嬉しいです♡

デビュー作『落葉』が大ヒットするも、その後執筆をやめてしまった名島。
彼のファンだけれどそれを伝えられず、小うるさく突きながら書くのを待っている担当の古賀。
名島の初恋や、『落葉』の盗作疑惑をめぐって(主に古賀が)すったもんだする……―― のが大体のあらすじ。
ネタバレを避けて綺麗に感想を書…

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火傷と爪痕 コミック

雨隠ギド 

大人同士の進め方

『青年発火点』ももちろん好きですが、学くんの叔父さん達も気になっていたので手に取りました。
予想の上をいく面白さで、たいへん満足でございます(^.^)

元ベストセラー作家の名島先生と担当編集者古賀の物語。
『青年発火点』でどんだけチャラい作家先生なんだと思っていた名島先生の過去のある出来事がわかり、そう言うのが苦手なワタシにはそこをクリアするまでの間は少々手間取りましたが、古賀が頑張って…

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火傷と爪痕 コミック

雨隠ギド 

本当に、よかった!

青年発火点読んだときに、むしろこっちの2人の話が読みたい!と思っていたので読めて嬉しい!

真面目で真っ直ぐでよく怒る古賀と、へらへら遊び倒して、でも心にいろいろ抱えてる名島が本当にいい凸凹コンビ。名島が古賀を意識し出すところはキューンとした。本、書けてよかったね…ほんと。ようやく辿り着いたね、これからはずっと幸せでいてください!

古賀の「お前のクソみたいな初恋を終わらせてやる!」からラ…

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火傷と爪痕 コミック

雨隠ギド 

刺さった。

萌えたというより自分には刺さったので中立です。
ギドさんの切なさと寂しさのあるテイストはそのままです。
あとがきに悩まれたとあったのですが、その悩まれた感じが登場人物、作品に反映されていて私の主観ですが良い効果になっていたような気がします。
少し有名文学のあの時代の世界観があってラスト近くでのやり取りが印象深いものになりました。
レビューが抽象的でしたが、ギドさんがお好きな方ならお勧めでご…

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青年発火点 ディアプラス・コミックスおまけペーパー グッズ

健全なデートの結末は・・・

B5版、片面に、描き下ろし漫画と、雨隠先生の手書きで作品名、イラスト(山隈が学を体の前に座らせて後ろから抱きかかえつつ、2人でTV等を見ている姿)メッセージ、名前が印刷されています。

漫画は・・・

学の事が心配で、親心から学と山隈のデートの様子を覗き見るおじさんと、それに付き合う名島先生。

水族館に行き、ファストフードでごはんして・・・ととっても健全なデートの様子に安心するおじさ…

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青年発火点 コミック

雨隠ギド 

じわじわはまっていく感じ・・・

高校生の2人の関係は、説明のつかない体の衝動から突然始まるけれども、でもゆっくりじっくり2人の時間を温めて行く感じで、私自身もこのお話にじわじわはまっていきました。

性的接触はするのだけれども、最初はお互い恋とか愛とか意識していなくて、でも何故か一緒に居たくて・・・そんな幸せな日々が続いていくかと思いきや、途中で事件が起こります。
その話の持って行き方が意表を突くもので、話の途中で、大学生…

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悪人を泣かせる方法 コミック

雨隠ギド 

再読したら物凄くはまった・・・

先にドラマCDを聞いていたものの、絵に苦手感があり原作になかなか手を出せずにいました。

でも、ある時おまけペーパーにつられて(いつか買う可能性があるならおまけを貰えるうちに買おう・・・という感じで)衝動的に購入してしまったものの、初読みした際はなかなか入り込めませんでした。

・・・で、ちょっとしばらく放置してしまっていたのですが、久しぶりに腰を据えてちゃんと読んだら物凄くはまってしまい…

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悪人を泣かせる方法 コミック

雨隠ギド 

何度も読み返している作品です。

しっとり大人なBLで、読後はなんだか質の良い洋画を見終わった時の感じや、高い紅茶を飲んだ後の気持ちに似ていました。(?)
どこか欠けたまま大人になってしまった鷹尾と、お金でしか鷹尾の気が惹けなかったと悩む譲、
不器用な2人がお互いの不安定な部分を支えながら、「執着」ではなく「好き」という認識に至るまでを静かにじっくりと描いています。
とにかく、言葉選びが素敵なんです。
「男でも女でも 誰で…

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