鳥谷しずさんのレビュー一覧

紅狐の初恋草子 小説

鳥谷しず  笠井あゆみ 

ネコ好きさんにオススメしたい

途中までは、許されない恋に胸を焦がす千明(受け)の切なさにギュギュ〜ン!と胸よじらせてました。

が、しかし。
うっかり尻餅ついてしまった千明の孔に、まさかの……。

攻めの紅葉の本来の姿は妖狐なんですね。
だから、この時は狐の姿に戻ってたのかなぁ?
それなら、まぁ人間よりも尖ってるし、あれがうっかりということもあり得る(ありえないが)かもしれない……
でもそんな描写どこにもないし…

3

恋色ミュージアム 小説

鳥谷しず  みずかねりょう 

こだわりがすごい

真面目な美人学芸員が勤務する美術館のハイスペ館長に一目惚れ。恋焦がれる気持ちが健気。突っ走り気味でから回っちゃうのも、ドロドロした嫉妬も辛い…攻めのタイドが本当に辛い…でも好きだから!ってぶつかる気持ちに熱くなり、受けの美尻に対する熱意には総ツッコミ!受けが拗らせ変態パターンでした。

真面目すぎて美尻彫刻への執着もさることながらアダルト関連も研究に研究を重ねるタイプ。初めての温泉旅行のために…

0

淫竜婚姻譚 ~蜜蘭は乱れ咲く~ 小説

鳥谷しず  葛西リカコ 

雪蘭の調理品目が魅力的だった

良く調べて書いているんだなー、と感心。
知らない調理名が出てくるので、ワクワク。
著者は、資料集めを綿密にされて参考にして書いているらしいです。魅力的。
タイトルの「淫竜」は、真面目で堅物だった琳星樹が、雪蘭に骨抜きになったことを指しています。
情交シーンは少ない。だけど、一旦その場面になると長い。描写は古典的。雪蘭に溺れる琳星樹は、とってもしつこい。
---
幼いころ命を救ってくれた…

1

流れ星ふる恋がふる 小説

鳥谷しず  大槻ミゥ 

攻めがダメだった……

途中までは、攻めと受けのああ言えばこう言う的なやり取りが面白く感じてたんですね。
だけど後半から攻めの図々しさが鼻についてダメでした……。
押しが強くて甘えてばかりで、エロと乳首のことで頭いっぱいにしか感じられなくて。

そして、攻めが受けに求めてる内容が「嫁」「奥さん」的なところにもモヤァっ‥…と。
毎日のご飯はもちろん、お弁当を強要するところがイラっ。
どっちも警察官で共働きなのに…

0

お試し花嫁、片恋中 小説

鳥谷しず  左京亜也 

変態は乙女ゆりを愛す♡

これは!
絶対『タイトル』に問題あり!!!
このタイトルはダメだよぉ。
この物語のなぁんも言い当てられてにゃいっ!
なんだか(気持ちが)幼い『受け』と、遊び人の『攻め』が、学生時代に小さなアパートでナンヤカヤみたいやそんな風に取れません?!?(私だけ??)
これは立派な大人の(むしろ立派過ぎる大人の)変態ラブストーリーです。「片恋」は多少合ってますが。

『受け』 市役所秘書課でみ…

2

神の庭で恋萌ゆる 小説

鳥谷しず  宝井さき 

攻めの紳士っぷりが素敵

貧乏神社の跡取り綾人は叔父の借金返済のため、先輩の結婚式で知り合ったばかりの犀川の性奴隷になることを決意。雑な扱いを覚悟してたのに犀川は甘くて優しい、神社再興のために造園の手伝いもしてくれて…なんで優しいの?そこまでしてくれるの?勘違いしちゃうと戸惑うズレた受けとひたすらに紳士な攻め、鉄板!!神社や花の趣も風流で、そのあたりの描写も面白かったです。

マッドサイエンティストというほどかな?と変…

2

その兄弟、恋愛不全 小説

鳥谷しず  Ciel 

タイトルより軽い

出会った日にプロポーズしてきた義弟への恋心を拗らせEDに!義弟が治療してくれることになって大変大変!素っ気なさすぎる義弟の思惑が図れず右往左往する女王様義兄が切ない…お互い募らせた思いが通じあったら甘くて大変!

じりじりした分、後半のインパクト凄い。
何が凄いって、クールな義弟が執着攻めだったってのは想定内でしたが、パンツ愛が人一倍な変態!!!パンツ変質者も登場するわ、主人公家族もパンツの…

2

その兄弟、恋愛不全 小説

鳥谷しず  Ciel 

パンツパンツパンツ!

パンツ祭りですね(笑)
義弟の智佳が残念イケメン過ぎた。
クールで気のないフリを装っておいて、実は変態溺愛攻めだったという;
兄の真紘のパンツを盗んだり被ったり……
電子限定書き下ろしでは、禁煙で口寂しいからって真紘の玉を舐める始末^^;
なかなか面白かったです。
ただ、兄達を「あんた」と呼ぶところは、ちょっと不快だったかな。

真紘は〝女王様〟と呼ばれる病院一の美人医師。
ツン…

1

神の庭で恋萌ゆる 小説

鳥谷しず  宝井さき 

攻めが素敵!

「変態科学者(マッドサイエンティスト)×貧乏神主の特濃スウィート・ラブ!」とあるので、さぞやあれこれ変態的な実験をされてしまうんだろうと思ってましたが、そういう変態度はほとんどナシ。
それどころか、紳士的でかなり素敵!!

攻めの犀川は製薬会社の御曹司なので、普段は仕立ての良い三揃いスーツをパリッと着こなしている。
だけど植物や花が好きで造園が趣味なので、作業着で土まみれになりながら、せっ…

2

恋の花ひらくとき 小説

鳥谷しず  香坂あきほ 

笑っちゃうほど甘いセリフを吐く攻め

超絶美人なのに「キショいオカマ」と子供の頃に言われたことがきっかけで、自分のことを醜いと思い込んでる受け。
そしてミソジニーの果てに、ゲイになってしまったという拗れっぷり。
女性嫌悪もさることながら、人類皆敵か?!ってくらい周囲にケンケンしまくりなんですね。
商店街の相談役をしている攻めの親切心からのアドバイスにも
「相談役だか何だか知りませんが、たかが花屋のくせに、素人が知ったふうな顔で…

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