鳥谷しずさんのレビュー一覧

今夜も先生が眠らせてくれない 小説

鳥谷しず  宮沢ゆら 

初恋

チンチラボサボサ自堕落な男が実は正義の味方のスーパー攻め様でしたね。

今回も均整のとれた彫刻のような体と美貌の攻めと、母親讓りの美貌の受けのお話です。

色々ありましたが最後に衝撃の事実が!

それまでは類が遠宮に振り回され果たされない契約で肉体関係を持ち、優しくなった遠宮に引かれていき、何かと意地悪な有馬に嫉妬し初恋を自覚する展開で長かったです。一体どうやってくっつくの?遠宮と有馬…

1

兄弟ごっこ 小説

鳥谷しず  麻々原絵里依 

上品な変人+ラブリーリアルわんこ

兄弟もの=ドロドロという先入観があり手を出していなかったのですが、どうしても兄弟ものに慣れたくて、よし練習だ!と当作を手に取ってみました。犬が可愛いと漏れ聞いていたのですが、本当に可愛い。そしてドロドロしてなくて、全くもって問題なく、とても楽しく癒され爆笑しました!私のように兄弟とあるだけで避けてる方がおられたら、一度お試しいただきたいわーと思うコメディより甘いお話、雑誌掲載分150P弱+本編の続…

8

その兄弟、恋愛不全 小説

鳥谷しず  Ciel 

すれ違いからのあまあま

大好きな作家さんの作品でわくわくしながら手に取りました。
ストーリーは、苦手な誤解からのスタートでやや萌えきれず。しかし、相変わらずの鳥谷さんの変態、エロっぷりがあふれた作品で、肩肘張らずに楽しめました。

義兄弟のお医者さんカップル。お仕事はそれほど全面にでてきませんが、プレイに色々活かされています。:-)
子供の頃から結婚の約束を交わした二人。男っぽい義弟と、超絶美人義兄のカップル。し…

0

獣皇子と初恋花嫁 小説

鳥谷しず  みずかねりょう 

いつもの鳥谷さんと違う

電子書籍で読了。美麗な挿絵もあとがきもありました。電子版特別ショートストーリー付き。

角川ルビーだからなのか知りませんが、このお話には『変態紳士』は出て来ません。母方の血筋から先祖返りで雪豹の獣人としてお生まれになったため、帝のおぼえがめでたく東宮に推挙されながらも、人との深い関わりをせずに、羅刹との戦いに身をついやす高貴な方がおわします。
平安朝の文章が「いとおかし」なお話でございました…

3

初恋迷宮 小説

鳥谷しず  蓮川愛 

地雷が埋まっていました

電子書籍で読了。挿絵あり。あとがきなし。特別ss付き(初出は不明。ペーパーだと思うのですが、出来ればこういうの、書いて欲しいですね)。あと、カバー折り返しの部分の『作者近況』が入っていました。

いや、鳥谷さんらしいのです。しっかりと『変態紳士』だし。
前半部分の『嫉妬でドロドロ』という所も、大好きです。
でもね、非常に数少ない私の『地雷』が埋まっていたのです。ちゅどーん!

穏便にす…

7

間違いだらけの恋だとしても 小説

鳥谷しず  鈴倉温 

変態検事といけない警部補

いけない警部補!

長かったです。疲れました。
まず事件のお話が多かった。友利の関わらない事件も何件かあり疲れました。

そして鈴原の片想いが切なくて友利のアプローチも甘いのですが、鈴原の義兄弟になるんだしとか早く気持ちを無くさなければの迷い?繰り返しで。

スイートルームに行くときに早くおかしいと気付きなよ!とか一夜だけでもいいとか。
すれ違いになるんですかね?疲れました。

2

皇軍恋詩 紫の褥、花ぞ咲きける 小説

鳥谷しず  緒笠原くえん 

やってる事は下品でお馬鹿、なのに気品を感じる不思議

電子書籍で読了。挿絵あり。あとがきなし。

純愛です。
放尿、馬上、野外、いたしている最中のヴァイオリン演奏等々、変態プレイのオンパレードで、おまけに麗しの涼白宮星華さまは悪漢に捕まって媚薬を盛られ、尿道責めやら獣姦未遂やら……悪ノリと言っても良いほどのてんこ盛り。
舞踏会で麗しの涼白宮星華さまがダンスのお相手を誘ったご令嬢は、星華さまのあまりの美しさに次々と気絶されるシーンなどは「コント…

4

蜜色の恋 小説

鳥谷しず  周防佑未 

All you need is love

電子書籍で読了。挿絵あり。あとがきはなし。特典ペーパーだったSSと『放課後ベッドで囁いて』の試し読みが付いていました。

『エロ度』標準的ですかね?私基準だとかなり『エロエロ』だと思うのですが……
何と言っても『チラリズム』が凄い!
『恥じらうヴィーナス』のポーズの所とか!
このチラチラ見えるというか、見えないというか、そういう所がエロく見えてしまうというのは、私も青竜院さまと同じ様に変…

2

紅狐の初恋草子 小説

鳥谷しず  笠井あゆみ 

猫宮にメロメロ

ファンタジー物です。
うーん、どうも萌えきれず。
なんだか全体に説明調な文章に感じました。

ほとんどすれ違ってます。
千明が初恋を実感するまで、恋を自覚して主のいる紅葉を切なく思う様子。
ファンタジー物ですからある程度の説明は必要ですが、それだけではないような気がしました。

紅葉も千明に一目で引かれ主ではなかったこと、それでも引かれて仕方がないことに葛藤してたんですね。どんどん…

1

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後日談の甘さ堪能

本編の番外編15作品の小冊子です。

本編が未読だと「ふーん仲良しだね」だったんですが、本編を読んでから読むと、後日談の二人の甘さにジタバタしそうになりました。

私が一番印象に残ったのは、「溺れる人魚」の番外編「ひとりじめ人魚」です。反省したとはいえ、遊び人の桂(攻)に本編読了後もなんとなく不安を抱いていたのですが、眞生(受)にメロメロだという心中が分かり、ホッとしました。これ、これが欲…

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