タクミユウさんのレビュー一覧

見てらんねえよ コミック

タクミユウ 

下心が見えるようで見えない

彼女を取られた。
そんなビターな過去に傷つけられた自尊心を取り戻すべく、工藤の狙っているらしい講師を誘惑しようとして。
それまで一度も言葉を交わしたことがない徹底ぶりから一転して、人柄を知ればいけ好かない奴が面倒見の良い八方美人になり、プライドの高い生真面目君が単純で直情型の人間不信気味だったりと丸みを帯びる性格。
誤解も解ければ唐突に可愛く見えて、あれよあれよと好意を見せつける夏目に引っ張…

0

どうせ、めろめろ コミック

タクミユウ 

俺様ばかり

日常の出来事がエロスのフィルターによってどこか排他的に感じる事ができる、短編としてまとまりの良い作品ばかり。
しかしながら、一癖二癖と厄介な性格の持ち主たちにその恋を応援したいという気持ちにはなれません(笑)
それどころか何処かで痛い目にあえばいいのに。
まるで間近でバカップルを見てしまったイラッと感もあり、意地の悪い目線で終始読んでしまいました。
ただ、タイトルどうり結局はめろめろ。

1

眠れる森の野ばら コミック

タクミユウ 

それからが知りたい寸止め短編集

4作品、6編収録の短編集。
花屋さんの店長とバイト、高校生(同級生)、大学講師と生徒、同僚刑事、、と舞台はBLによくあるところですがキャラたちは一癖アリな人たちばかり。
裸体はありますが、ヤッてる場面は少なく恋の芽生えのような話が集まってました。

【眠れる森の野ばら】
【眠れる森の野ばらの王子様】(描き下ろし)
表題作は花屋のバイト:臣(おみ)×店長:野原(のはら)
前半は臣目線、…

4

見てらんねえよ コミック

タクミユウ 

悪い大人がめちゃくちゃ好き

中編(・書下ろし4ページ)・短編・短編の3カップルの話が収録されています。

工藤×夏目「見てらんねえよ」「やっぱり見てらんねえんだよ」大学生・同期生。髪をくくっている工藤に萌え。
高塚×横田「kiss in the pool」高校生・先輩後輩。サブキャラの眼鏡の佐藤がいい味出していて好きです。
榛名×和生「愛は惜しみなく奪う」悪い大人・高校生。愛人契約。妹のぷるぷる唇が可愛い。

ど…

3

眠れる森の野ばら コミック

タクミユウ 

作家買いですが

 毎度、もうちょっと、あと一押し、何かが欲しいって思ってしまいます。
表題作はやっとちゃんとくっつくんだなって、よかったなー……って思った瞬間に終わった。もっといちゃいちゃが見たかった。

 

1

「眠れる森の野ばら」購入特典書き下ろしペーパー グッズ

ほのぼの後日談

B5ペーパーの片面印刷です。セリフも全部手書きなのがなんとなく嬉しいです。表題作の二人、臣×野原の話です。

野原はアレンジメントを教えている間に、臣が接客をしています。
臣は「またいつでもどうぞ」と満面の笑みを浮かべて、今のお客さんは可愛かった、と言うのを見て、ああいう子がタイプなのか…と野原が嫉妬を覚えた!という話でした。…実は、お母さんが連れていたちびっちゃい女の子の話だったというオチ…

2

眠れる森の野ばら コミック

タクミユウ 

4カップルの短編集

恋多き魅惑のフローリスト×バイト年下攻め(帯より)の表題作他、関連のない4カップルの短編集です。

臣×野原「眠れる森の野ばら1」「眠れる森の野ばら2」「眠れる森の野ばらの王子様」
花屋×バイト。年下攻め。野原は毎夜行きずりの男と寝る関係を続けている。臣が「自分を大切にしろ」と言っても、野原は「僕にはその価値がないから」と目をそらし…という話です。王子様にキスをして目覚めるお姫様という構図が…

3

下衆とあばずれ コミック

タクミユウ 

4作品

表題作「下衆とアバズレ」と「やさしい月」「どうしようもない」「彼のための執事」の4作品収録されています。

読んだ印象では、この中で「どうしようもない」だけ、普通というか…S要素がない感じ? 私は「下衆とアバズレ」「やさしい月」が気に入ったので、「どうしようもない」を外して、この2作品の続きを入れて欲しかったなぁと思いました。先輩が俺を殺す時だっていう優しいシーンが読みたいです!

あと、…

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恋を終わりにしたければ コミック

タクミユウ 

髪、長っ!

表紙絵を見てビックリ。裏表紙を見て、「あ、そうでもないわ」と安心しました(笑)

「恋っていうのは」のスピンオフなのですが、元作品がかなり気に入っていたためか、こちらはそこそこの評価になってしまいました。

二人の関係が動く前の、停滞した状態をもう少し読みたかったですね。結構早い段階で動いたので。ただ、カラダの関係を持ってからの、二人の感情の揺れは面白かったです。

あと、序盤は曜平(…

2

恋っていうのは コミック

タクミユウ 

登場人物の言動に共感できた

恋に振り回される男達の話です。

祐仁(受け)とつきあって、千洋(攻め)は仕事に支障をきたしてしまうくらい、恋に溺れます。途中、祐仁の元彼&師匠である手塚の登場もあり、紆余曲折ありますが、最後はハッピーエンド。

と、書くとよくある話ですが、登場人物の言動がとても自然なのは特筆すべきことだと思いました。

なんか、普通なんですよね。
千洋は、嫉妬するし、手荒く抱くこともある。でもDV…

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