タカツキノボルさんのレビュー一覧

不埒なモンタージュ 小説

崎谷はるひ  タカツキノボル 

いやあ~ほんと面白かった!!

前々から気になっていたので、やっと手に入れて読んでみると、
300ページを超えるページ数だったのに、結構早く読み終わることができました。
まず、キャラが良かったです。明義さん格好いいな~!オジサンスキ-!!
言葉遣いが悪くて、やくざっぽい雰囲気なのに根は優しい人。
は~~~~ツボすぎる・・・・・・!
未直は泣いてばっかりというイメージが非常に強いんですが、
ギャップがすごかったです。お…

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純愛ポートレイト 小説

崎谷はるひ  タカツキノボル 

不完全燃焼

写真学科に通う美大生の良祐はバイト先のコンビニで出会ったサラリーマンの美貌を気に入り、毎日彼と会うのを楽しみにしていた。
ある日酒に酔った彼、小井を介抱したことから親しくなり、モデルを頼むことになるのだが……

カメラマンのタマゴ×プログラマの年下攻め。
表題作はしょーもない会社の上司に絡まれる受を助けるために攻が暗躍する話。
二人がくっつくまでにもうちょっと葛藤が見たかったかもしれませ…

1

花嫁は恋のとりこ 小説

池羽七斗  タカツキノボル 

関白宣言、古き良き時代の…

このお話は…お乳母日傘&お蚕ぐるみで育った深窓の令息が、
花嫁修業に勤しみ、見事に夫の愛を得るという…
古き良き時代の婦徳のお手本のような「男同士」のお話です。
昭和に近いと思しき大正末期のこと…
成金男が没落華族の姫を嫁にするのは、よくあること。
ただし、ここで買われた花嫁は姫ではなく男! 
花のようなご令息・春信は嫁女として売られてゆくのでありました。
ところがねぇ…買った成金男…

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蜜と罪 小説

剛しいら  タカツキノボル 

剛先生、ごめんっ!

剛作品は好きで数多く読んできましたが、こちらは「合わない」の一言です。
・・・何が?言葉のやりとりが。安直さが。
自分が回文に興味が無いからか、主人公の会話に何の楽しさか?と疑問なんです。
まだ川柳だったら風刺やうん蓄が楽しめて食いついたのに。
回文好きな女子アナさんも思い浮かべたけど、あちらは長文なんですよね。
それに、裁判でのすんなりな成り行きに、受けがシロだとする立証も(警察の人海…

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誓いは貴公子に捧ぐ 小説

早水しほり  タカツキノボル 

ちと物足りなかった~

別荘地が多い土地の山奥の小屋で山菜や薪を売っては日々の糧を得ている少年、友邦は父親を亡くし孤独となった冬に身分が高いであろう青年を助けます。
小屋に連れてきた彼は身元も分からず記憶も失っており、ちょうど友邦が孤独だった事もあって「蕗」という仮の名前を付け、彼らはその小屋で暮らします。
それも束の間、行商を終え帰ってきた友邦の前から突然何の書き置きさえ残さず蕗は消えてしまっていました。

そ…

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砂丘のフィアンセ 小説

桂生青依  タカツキノボル 

アラブだけどアラブっぽくない!?

アラブものです。
ジュベイラの王・カミール×高校生・理宇

セレブ階級の通う高校で一般的な家庭に育ったためにお金の節約など考えたり肩身の狭い思いをしていた理宇だが、どうしても教授の授業が受けたくて高校の研修旅行に参加した理宇。
同級生らからの仕打ちは冷たいものだが、憧れの教授は優しくて。
しかも、教授には別の顔があって。
更に、そんな彼から「花嫁」になれと言われて―――。

アラブ…

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砂丘のフィアンセ 小説

桂生青依  タカツキノボル 

紳士王は…存在自体が既に法律!

これは学者で国王で超ダンディな紳士が、しがない貧乏高校生を見染めるという、
極めて正しく紳士的な、ハーレクインロマンスBLでございます。
ハーレクイン風にいえば「シークもの」ではありますが、こちら極めて紳士的!
アラブ系BLによくありがちな、誘拐・監禁・凌辱・薬・お道具・ハレム…
その他もろもろの危険行為は、いっさいございません(笑)
獣医学の権威で教授…ダンディな国王・カミールは教壇で…

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花嫁は恋のとりこ 小説

池羽七斗  タカツキノボル 

庶民派花嫁。

初読みの作家さんでどうかな?と思いましたが面白かったです。
これがデビュー二作品目で今回の話は前作に出てきた攻めの親友の話だそうです。
とはいえ、前作の攻は名前も出なければ姿も見えず最後の方に「ダチの社長」という言葉での登場でしたので、前作を未読でも大丈夫かと。私は前作未読ですが、読むのに不都合はありませんでした。
ちるちるの関連書紹介には前作がシリーズ1作目とありますが、こちらの作品は単発…

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囚われの寵愛 小説

水戸泉  タカツキノボル 

女王の海賊改め、王の海賊へ

以前、水戸泉さんによる海賊モノを読んでどっぷりハマり、繰り返し読んでいたことがあるので、新しい海賊モノということで遅まきながら購入。

無口な攻め― でも、身体は饒舌(*><*)
言葉攻めを使う攻めが多い中、無口というのは珍しいと思いました。

受けも、幼い頃の初恋相手であった攻めを長年胸に抱き続けて来たのに、再会出来たかと思ったら、凌辱まがいの行為。
そんなふうに扱ったのは、攻めがあ…

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凶悪なラブリー ~もふもふしないで~ 小説

真崎ひかる  タカツキノボル 

もふもふー!

帯『……愛してるよ、子犬ちゃん』

もふもふな気分でもふもふ飢えしてゴロゴロもふもふさせろーー!!って気分だった時にタイトル買い&表紙買いしたです。
だってだって肉球マークの上に「~もふもふしないで~」ってあってわんこしっぽが(本物ワンコ含め)4本もふっさふさしてる表紙なんですよ!これはもふ飢えしてたら買うよ!買わずにいられるかって話ですよ!

タイトルに偽り無し、もふもふっのもふもふで…

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