タカツキノボルさんのレビュー一覧

娼婦サギリ 小説

西野花  タカツキノボル 

愛するが故の執着と暴挙

久々に西野さんぶっ飛んでますねぇ~なんて印象の作品で、娼婦が主人公だし、
触手なんて言葉が甘いと思えるようなグロイ生命体や人前プレイに集団プレイと
どんだけエロを詰め込んでいるのですかと問いかけてしまいたくなるくらい盛りだくさん。

主人公のサギリは元『伝説の娼婦』それも作られた娼婦でその陰にはマフィアの
資金源の為の実験背景があったが度重なる失敗で研究が中止されたが、唯一の成功例の

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娼婦サギリ 小説

西野花  タカツキノボル 

カラー絵に・・・ギョギョギョ!!!

題名といい、題字といい、表紙の構図といいちょい映画っぽい雰囲気が出ている作品でした。
まず最初に超インパクトを申し上げてしまいます(スミマセン、、、)
カラーの扉絵が気持ち悪いです~(涙)
触手なんですけど、色といい形といい、気持ち悪いイモムシが大小・長短うじゃうじゃと取り囲んでいるような、うわぁ!いやだよー背筋がゾゾっとするよぉー
なくらいにインパクト大きいです。
実はこの触手、先端が…

6

不埒なモンタージュ 小説

崎谷はるひ  タカツキノボル 

長い!濃い!(笑)

崎谷さんは原作を書かれている漫画は読んだことはあるのですが、小説を読むのはこれが初めてです。
結構エロい作品を書かれるということを皆さんのレビューで読んで知ってはいたのですが、その評判にたがわない作品でした。
自分が同性愛者かもしれないという不安を抱えている高校生が本当の自分と向かい合い、家族との葛藤も乗り越えていくという筋立ては余り今まで読んだことがなかったので、そういう意味では新鮮でした。…

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不埒なモンタージュ 小説

崎谷はるひ  タカツキノボル 

あまあまエロエロなんだけど、せつなくて泣けちゃいます。

不埓シリーズの中でも、この2人、私は結構好きです。
ノンケ男前おやじ攻×同性愛者かもと悩む天然健気受。
年の差、刑事、スーツ、10代受と、私には美味し過ぎる設定でした。あと、あまあま、エロエロでLOVEシーンも濃厚。不器用ながらも、お互い相手を思いやり必死な所なんかは、せつなくて、可愛くて、優しい気持ちになれちゃいます。
家族関係も絡んでくるのですが、特に同性愛者を苦手とするお兄さんが凄いで…

3

危険な指先、甘い誘惑 小説

高尾理一  タカツキノボル 

しゃかりき攻めである!!!

いきなり江田島平八ですが…
先日、古本屋でみつけて購入。
こちらにレビューがなかったので、レビューしてみました。

受けで主人公の真幸は元ボクサーだったんですがある理由でボクサーを辞め渡米、ボディーガードの会社で仕事をしていましたが、団体行動が苦手と2年前に帰国。
今は一匹狼でボディーガードをしています。

で、今回の依頼人が攻めの加賀。
加賀は研究所で爆薬の研究をしているがそのこ…

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恋をするなら各駅停車で 小説

鹿住槇  タカツキノボル 

なんとも地味な2人の恋。

弁護士事務所勤務(弁護士ではなく事務員)×高校生。どちらも派手さのないなんとも地味で穏やかなキャラクターです。

周(受)は、電車の中で助けてくれた九城(攻)にお礼を言いたいと思いながらも機会がなく何ヶ月も黙って彼を見つめ続けます。一途で健気なのはまあいいんですが、どこの乙女だよ!とちょっと引きそうになりました。

一方、九城も優秀な兄へのコンプレックスを抱えています。自分に自信が持て…

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不埒なファシネイション 小説

崎谷はるひ  タカツキノボル 

お兄ちゃんの忍耐強さに拍手

不埒シリーズ5作目、メインは、いつかくると思っていた真幸の家族絡みの話。
作中、真幸自身も言ってますが「うざい」名執家のみなさま、いいかげんにして!と言いたくなるような話でした。
直隆も色々と考えたりへこんだりしてましたが忍耐強いな~と感心しました。
未直と明義のカップルは安定しています。
一歩間違えれば未直も真幸になっていたのかと思うと・・・良かった♪
そして、一番の被害に遭った日比谷…

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不埒なインセンティブ 小説

崎谷はるひ  タカツキノボル 

思いが寄り添える幸せ

不埒シリーズ4作目、4作読み終えて2作目とこの4作目が面白かった。
引っ込み思案で冴えない和典が好きで好きでたまらない日比谷のために出たり引っ込んだりしながらも前に進んでいこうとするところに好感が持てました。
日比谷も和典のことを好きになってくれて愛してくれて本当に良かったねと思える作品でした。
しかし、3作目のマキの家庭のゴタゴタのその後をここで匂わせるのはどうなの?
崎谷さん、その話、…

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不埒なパラダイムシフト 小説

崎谷はるひ  タカツキノボル 

2作目の続きでした

不埒シリーズ3作目は2作目のその後・・・直隆とマキのお話でした。
甘々な二人なんですが直隆の元婚約者が出てきたり、マキの家族の影がちらついてマキが情緒不安定になってしまいます。
婚約者の方はカタがつきましたが、マキの家族の方はまだこれから~というところで終わったのが残念。
先送りするならそのエピソードはなかったほうがすっきりしたかも・・・。
そして、このシリーズ絵師さまの最後の1ページがと…

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不埒なスペクトル 小説

崎谷はるひ  タカツキノボル 

1作目より2作目が好き

不埒シリーズ2作目です。
1作目よりはこっちのお話の方が好きです(きっぱり!)
たしかに1作目の直隆は兄して人間として良くなかった。
今回のマキとの出会いもとんでもない出会い方でした。
けれど、ちゃんと我が身を振り返り、反省したと思うし・・・。
そして、恋愛に疎いというか、人の心の動きに疎いというか、とっても不器用な人、それが直隆なんですね。
マキのことを真剣に考えて大切にしようという…

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