タカツキノボルさんのレビュー一覧

戀愛-koiai- 小説

崎谷はるひ  タカツキノボル 

力加減がちょうど良い

「戀愛」「恋々」「得恋」の3作品が収録されています。

「戀愛」は、達巳(受け)は好きになって11年の奥田(攻め)にキスされ、告白され、抱かれてしまうという急展開の60ページです。でも作中の奥田の言動はともかく、急いだあまりの物足りない内容ではなかったです。

「恋々」は、前作の一週間後、大晦日の夜が舞台。奥田は、抱いたけれどそっけない達巳に不安で、ついサービス停止状態のツイッターに好きだ…

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不埒なパラダイムシフト 小説

崎谷はるひ  タカツキノボル 

ハイスペックに昇華

あっまーーーーーーーーーい!!!
某芸人並みに叫びニヤニヤ堪能させていただきました。

攻めの天然でおバカなほど生真面目過ぎる (受け取り方によっては)マイナスに働く性格がプラスに働いて、ハイスペック彼氏へと昇華です+゚。*(*´∀`*)*。゚+

ネガティブでコンプレックス持ちの受けが 彼氏の浮気現場目撃!?
なんて展開は本来なら修羅場になるのでしょうが、ここの攻めは
・ド真面目…

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花嫁たちを奪い返せ! 小説

森本あき  タカツキノボル 

不思議な森本ワールド、相変わらず男同士である必要性は皆無

いや~冗長でしたw
今回は一段とポエム
いい年した大人の男の考えとは思えない思春期の少年少女みたいなポエムの連続
そうやって随所随所にセンチメンタルなモノローグが挿入されるせいで、一応三人称なんだけど激しく視点移動してるみたいで落ち着きません
あと地の文で『むかむかむか。』はさすがにやめてw

本物の男兄弟はこんなにベタベタしないとか言っちゃいけないんでしょうが、こんなリアリティのない…

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奥さんの妄想的日常 コミック

タカツキノボル 

オトナの通販の楽しみ!

素晴らしい妄想世界!

・オトナのおもちゃの通販
・団地!?
・宅配業者のお兄さん
・流され系
上記ワードにピンときた方にはおススメです。

奥さんの妄想力にただただ脱帽!!!の一冊。

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雪降る夜に愛は蕩ける 小説

伊郷ルウ  タカツキノボル 

惜しい!

強引だけど魅力溢れる伯爵様と、外国で奮闘する美人医師。
設定はとっってもいいのですが、登場人物の性格が急にぐるっとかわってしまうところが多々あって、『あれぇ?』と肩すかしを食ってしまいました。

紳士的で男としての魅力が溢れ出ていたアリーですが、いざ口説くとなると強引どころか傲慢?
押せ押せモードがちょっとハズれていて、萌えるというよりも笑う、という感想になってしまいました。
だってハッ…

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不埒なスペクトル 小説

崎谷はるひ  タカツキノボル 

お兄ちゃんの本能開花

不埒なモンタージュを読まずに、本作を手に取りました。
不埒なモンタージュではお兄ちゃんがかなり評判悪いようですが、そこを知らずに読んだので、お兄ちゃんへの嫌悪感はなくなんて天然な人なのだという印象でした。

ザ・銀行員という堅物さのお兄ちゃんが徐々に変化していき、後半に行くにつれエロエロ本能が開花していく様が見物です。
そしてそれを自分で分析しちゃうあたりが、まさに天然ですね。

真幸…

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不埒なインセンティブ 小説

崎谷はるひ  タカツキノボル 

3段活用の攻??

不埒シリーズ2作めの「不埒なスペクトル」
受様の友人が今回の攻様です。

攻様が仲間にはオネェ言葉になるという珍しい設定ですが、
漫画と違って文字で進めるとしっとりした話に対して
浮いてしまうとのことで
見た目「イケメン」、慣れた人には「オネェ」、
もっと心を許して素に戻ると案外「ぼっちゃん」
イケメン→オネェ→ぼっちゃん
の3段活用の攻様を書いたつもりが
下読みの友人には

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不埒なインセンティブ 小説

崎谷はるひ  タカツキノボル 

初レビューはこれと決めていた

私がBL小説にハマったきっかけになった作品です。
初レビューはこれにすると決めてました。でも初めて書くのでどこまで書いていいのか。。。
随分前に読んだのですが、何度も読み返すくらい好きな作品です。
不埒なスペクトルのドラマCDが良かったので原作である小説に足を踏み入れたところ、スピンオフのこの作品でハマりました。
ですが、色々と読んできた今だから言えるのはキャラクターに対しては特に良さを感…

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傍若無人なラブリー 小説

鳩村衣杏  タカツキノボル 

モンブランとうさぎ

タイトルそのものは攻めキャラを指している言葉なのだと思いますが、このお話、受けも攻めもどっちもラブリーです。
なんてないお話だなあとは思ったのですが、なかなかキャラが可愛くて、
そこが魅力的に思います。

フランス人とのハーフでもこもこの頭がモンブランのような真庭は、人との確執が苦手でいつもニコニコしたキャラ。
怒りたい時もニコニコしている真庭を見ているとストレスがたまらないかと思うので…

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身代わりの愛のとりこ 小説

愁堂れな  タカツキノボル 

するりと読めます

1冊丸ごと表題作です。松田(受け)目線で話は進みます。

演奏会でお互い一目惚れ。清嗣の身代わりとして行く二泊三日の京都旅行で、松田はリチャード(攻め)に抱かれてメロメロになります。リチャードの帰国を前に、最後に抱き合いたいとホテルへの移動中、人違いで誘拐されて…という話です。

元凶の清嗣も含めて良い人ばかりです。神龍社長や向山秘書が強引にことを進めるものも、松田にとっては良い方向にしか…

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