タカツキノボルさんのレビュー一覧

理想のアレ、探してます コミック

タカツキノボル 

どうしようもなくベタでくだんねぇ(爆笑)

タイトルで見た通りゲイの乱交PTで突かれた理想のアレを求めて変なスーツを着た実業家があちこちの候補?な男たちを食いあさるという、オチまで含め究極なまでにベタな話です。
しかも一話ごとに今までのあらすじを説明してくれる、というベタきわまりない事を毎回毎回変な画風で表してくるという実にしょーもない演出がされてます。
でも、不思議なことにこのベタさが3回目くらいになると苦笑となり、結局嫌にならずに読…

1

トラウマティック・プレイ 小説

水戸けい  タカツキノボル 

お話の緩急がとっ散らかっている

物語のスタート地点で恋(片想い)が始まっている設定って私は嫌いではないです。嫌いではないですが…それにしてもこの作品はお話の緩急がとっ散らかっている印象でした。

キャラクターにしろシナリオにしろ無駄が多いというのでしょうか。あとがきに「年上に見える年下攻」を描きたかったと書かれていますが、正直、姉と義兄の存在がなくても成り立つ関係が他にいくらでもあるので、まずそこに違和感を覚えました。その上…

2

極道と愛を乞う犬 小説

小中大豆  タカツキノボル 

あいたた…

出だしは大したことないのかなと思ってたら、イタタタタ。

4

理想のアレ、探してます コミック

タカツキノボル 

頭を使わず読めて面白かった

1冊丸ごと表題作でした。
秘密の仮面パーティで出会った理想の『アレ』の持ち主に出会う為に、秘書の橘にも協力させてパーティのリストを頼りに、『アレ』の持ち主候補と順に寝てみるけど‥
これは、ストーリーがあるのか無いのか解らない?兎に角理想の『アレ』を見つけるまで候補者と寝まくるだけ!単純というか、面白いというか‥絵柄がハッキリしていて綺麗で話も面白いのでエロエロなのにエロを感じませんでした。

3

傍若無人なラブリー 小説

鳩村衣杏  タカツキノボル 

表紙がカワイイ

イラストの先生がバラバラなんで関連に気が付かなかったのですが、弱小配給会社「エルシノア・フィルムズ」シリーズの4冊目にあたるそうです。とはいえ、前の3作品は読んでなくても大丈夫でした。

1冊すべて表題作で、恩田(受け)の視点でストーリーは進みます。
上司の弟・広矢(攻め)が隣に引っ越してきます。人気俳優ですが愛想のない広矢の世話をしているうちに恋人同士になるという話です。

広矢が不器…

1

戀愛-koiai- 小説

崎谷はるひ  タカツキノボル 

こんな会社…ヤダ

崎谷はるひさんの(しかも最近の)作品を久しぶりに読みました。結構あっさり目で読みやすい作品だと思います。

崎谷さんの書く受はタイプは違えど思考がすごく乙女だと常々思っているのですが、今作の主人公・達巳も例に漏れず…ダメ男に惚れて「恋は盲目」状態から11年も抜け出せない女そのものでした。

親友でもあり会社の同僚でもある二人のお話で、そのうち一篇にTwitterで業務連絡をするやり取りがあ…

1

狐火の夜 小説

水原とほる  タカツキノボル 

タイトルと中身のギャップが良い

タイトルと攻めの名前(木津根=きづね)から、狐が出てくるモフモフファンタジーかと思いきや…?
幻想文学を研究する世間知らずな受けが、恋をすることで血生臭い現実世界の問題に直面し、その中で自身の愛を貫こうともがく…
そんなガッツリシリアスな作品でした。

主人公は、大学の国文科で小泉八雲の研究をする皐(受け)。
図書館でよく見かける木津根(攻め)という男と、民俗学の資料をきっかけに仲良くな…

10

昔の彼に逢えたら 小説

坂井朱生  タカツキノボル 

逢えたらといいつつも

1冊すべて表題作です。紺野(受け)の視点でストーリーは進みます。

高校時代に好きだった元同級生の森尾(攻め)との再会モノです。
タイトルは「昔の彼に逢えたら」ですが、紺野は再会を望んでいたわけではないので、森尾の気持ちかな?と思いました。

10年前のすれ違いは紺野にも落ち度があるので、約束を破ったとはいえ森尾を一方的には責められませんが、紺野自身がそれを反省しているので、好感を持って…

2

不埒なファシネイション 小説

崎谷はるひ  タカツキノボル 

シリーズの総仕上げ

「不埒~」シリーズの総仕上げとも言える短編集です。一冊の65%が表題作(「~スペクトル」「~パラダイムシフト」の続編)で、直隆と真幸の同棲生活の後日談…主に真幸の家族との確執が解消されていくスタート地点までのことが描かれています。残る25%が「~インセンティブ」の後日談、10%が「~モンタージュ」の後日談という構成で、直隆と真幸シリーズのファンなら要チェック!な作品になっています。

表題作の…

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不埒なパラダイムシフト 小説

崎谷はるひ  タカツキノボル 

二人のパラダイムシフト

「不埒なスペクトル」の続編で、同棲を初めて一年弱が経った二人のラブラブな新婚さんっぷりが真幸視点で描かれています。

パラダイムシフトとは「当然だったはずの思想や価値観が劇的に変化すること」だそうで、前作よりも人間としてバランスの良い、最高の旦那様にアップグレードした直隆と、ペシミスティックな考え方から脱却しようと頑張る真幸の在りように、とても安心するというか…うん、なんか幸せな気分になりまし…

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