タカツキノボルさんのレビュー一覧

可愛い兄のしつけかた 小説

渡海奈穂  タカツキノボル 

ちょっと好き嫌いは分かれそうですが…。

ガチ兄弟ものです! 人懐っこくややチャラい弟×堅物で傲慢な兄。イラストレーターさんも同じの「可愛い弟のつくりかた」とは全然関係ない作品でした。共通点としては兄弟ものというだけです。

受けである兄の性格にかなり問題があるし、攻めの弟もこれまたヒドい。そんな訳で攻め受けセットで嫌悪感を持つ方が多いだろうな…という印象を受けます。私自身も、期待した兄弟ものとは違う…、ストーリーも軽いなぁ…と冷めた…

9

三兄弟 小説

バーバラ片桐  タカツキノボル 

長男にもう少しモラルがあれば・・

兄妹モノ好きですが、これはノリが軽すぎました…。

背徳感のようなものは全くなく、別にコメディではないのですがありえないようなノリでぐいぐい迫ってくる兄と弟に翻弄されるままに抱かれてしまう次男という展開にシリアス感も感じられず、どんな顔して読めばいいのか、という感じ。
なんとも乗り切れない作品でした。

親を亡くして三人で生きてきた三兄弟。しかし、悲壮感はなく、本当にひたすらポップな感じ…

1

理想のアレ、探してます コミック

タカツキノボル 

面白いですよ。

題名通りの内容です。
セレブの極秘乱交パーティーで出会った一夜限りのアレを探すだけのストーリーです。そして1話目で「理想のアレ」の持ち主は予想がつくのでストーリーに期待する作品ではなく、その過程を楽しむ作品です。
王子様がシンデレラを探す為にガラスの靴を街中の女性に履かせた様に千里(ネコ)はヤりまくるわけですが、実に軽いノリ。明らかに違うアレでも「ま、経験しとくか」「とにかく挿れてみないと分か…

2

理想のアレ、探してます コミック

タカツキノボル 

どうしようもなくベタでくだんねぇ(爆笑)

タイトルで見た通りゲイの乱交PTで突かれた理想のアレを求めて変なスーツを着た実業家があちこちの候補?な男たちを食いあさるという、オチまで含め究極なまでにベタな話です。
しかも一話ごとに今までのあらすじを説明してくれる、というベタきわまりない事を毎回毎回変な画風で表してくるという実にしょーもない演出がされてます。
でも、不思議なことにこのベタさが3回目くらいになると苦笑となり、結局嫌にならずに読…

1

トラウマティック・プレイ 小説

水戸けい  タカツキノボル 

お話の緩急がとっ散らかっている

物語のスタート地点で恋(片想い)が始まっている設定って私は嫌いではないです。嫌いではないですが…それにしてもこの作品はお話の緩急がとっ散らかっている印象でした。

キャラクターにしろシナリオにしろ無駄が多いというのでしょうか。あとがきに「年上に見える年下攻」を描きたかったと書かれていますが、正直、姉と義兄の存在がなくても成り立つ関係が他にいくらでもあるので、まずそこに違和感を覚えました。その上…

2

極道と愛を乞う犬 小説

小中大豆  タカツキノボル 

あいたた…

出だしは大したことないのかなと思ってたら、イタタタタ。

4

理想のアレ、探してます コミック

タカツキノボル 

頭を使わず読めて面白かった

1冊丸ごと表題作でした。
秘密の仮面パーティで出会った理想の『アレ』の持ち主に出会う為に、秘書の橘にも協力させてパーティのリストを頼りに、『アレ』の持ち主候補と順に寝てみるけど‥
これは、ストーリーがあるのか無いのか解らない?兎に角理想の『アレ』を見つけるまで候補者と寝まくるだけ!単純というか、面白いというか‥絵柄がハッキリしていて綺麗で話も面白いのでエロエロなのにエロを感じませんでした。

3

傍若無人なラブリー 小説

鳩村衣杏  タカツキノボル 

表紙がカワイイ

イラストの先生がバラバラなんで関連に気が付かなかったのですが、弱小配給会社「エルシノア・フィルムズ」シリーズの4冊目にあたるそうです。とはいえ、前の3作品は読んでなくても大丈夫でした。

1冊すべて表題作で、恩田(受け)の視点でストーリーは進みます。
上司の弟・広矢(攻め)が隣に引っ越してきます。人気俳優ですが愛想のない広矢の世話をしているうちに恋人同士になるという話です。

広矢が不器…

1

戀愛-koiai- 小説

崎谷はるひ  タカツキノボル 

こんな会社…ヤダ

崎谷はるひさんの(しかも最近の)作品を久しぶりに読みました。結構あっさり目で読みやすい作品だと思います。

崎谷さんの書く受はタイプは違えど思考がすごく乙女だと常々思っているのですが、今作の主人公・達巳も例に漏れず…ダメ男に惚れて「恋は盲目」状態から11年も抜け出せない女そのものでした。

親友でもあり会社の同僚でもある二人のお話で、そのうち一篇にTwitterで業務連絡をするやり取りがあ…

1

狐火の夜 小説

水原とほる  タカツキノボル 

タイトルと中身のギャップが良い

タイトルと攻めの名前(木津根=きづね)から、狐が出てくるモフモフファンタジーかと思いきや…?
幻想文学を研究する世間知らずな受けが、恋をすることで血生臭い現実世界の問題に直面し、その中で自身の愛を貫こうともがく…
そんなガッツリシリアスな作品でした。

主人公は、大学の国文科で小泉八雲の研究をする皐(受け)。
図書館でよく見かける木津根(攻め)という男と、民俗学の資料をきっかけに仲良くな…

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