雲之助さんのレビュー一覧

恋人アソート(表題作 1階のふたり) コミック

雲之助 

タイトル通り

いろんなカップルのお話が楽しめます。
最初に入っている、アパートで同居をしている2組のカップルのお話ですが、1組目のカップルのお話がとても好きだと思えました。

友達のような、家族のような、読んでいるこちらが「この2人お互いが本当に大好きなんだなぁ」と思える2人です。
というか、このお話に出てくるカップル全員がそんな関係です。
「大好き大好き」と全身で言ってるようなカップルばかり。

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恋人アソート(表題作 1階のふたり) コミック

雲之助 

甘さたっぷりなお菓子のアソートボックス

​ タイトルそのまま沢山のカップルが色とりどりに詰め合わせになった、とてもハッピーなコミックスです。

・『1階のふたり』『3階のふたり』
 このコミックスで初めて出てくるカップルは同じアパートに住む2組。付き合い始めてまだ半年の1階に住む大学生カップル明夫&翔太と、3階に住む社会人カップルみのる&かずや。折角なので親睦を深めようとみのる達の部屋で鍋を囲んだ日の前後のお話がそれぞれのカップル…

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男の子と恋 コミック

雲之助 

僕っ子女子が受け入れ難く…

 女の子っぽい受けが多い雲之助先生ですが、こちらの受けの巡は小さい頃から綺麗なお姫様とかっこいい王子様が出てくるような童話が大好きなメルヘン男子です。見た目は割としっかりと男なので、そこまで乙女していないのがいいなと思いました。
 幼馴染の立花姉弟にいつも助けられてきた巡ですが、高校時代に隼人が言ってくれた「好きなら好きなままでいんでねーの」という言葉が物語のラストで効いてくるという構成が上手い…

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こっちにおいで コミック

雲之助 

想いの詰まった台詞に泣けた!

 5冊目の雲之助作品のレビューはこちら『こっちにおいで』。表題作とスピンオフで二つのカップルのお話が収録されています。

・『こっちにおいで』1~3&epilogue
 久坂の秘密に気づいた森安が飲みに誘い、酔った久坂をお持ち帰りして、一緒のベッドに寝るうちに…と早い展開なのですが、男を相手にするのが初めての森安がすんなりと久坂を受け入れられた理由が森安の高校時代にあって、そのエピソードが妙…

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きみに注ぐ コミック

雲之助 

ファッションもGOOD!

 『幸せになるのさ!』でとてもいい味を出していた歩の同僚の大島のスピンオフ。彼が大学生の頃のお話です。

 同性愛にも寛容だなと思っていた大島ですが、所謂バイセクシャルだったのですね。ユルくてチャラい大島が大学で出会ったのは、アルミの定規のようにシャキーンと真っ直ぐで真面目な安藤。学内でも有名なエリート学生です。
 大島も安藤もとても極端なキャラでした。大島はとてもモテルのだと思うけど、本気…

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幸せになるのさ! コミック

雲之助 

心がぽっかぽかになりました。

 デビューコミックスを読んで、長編をじっくり読んでみたいなと思った雲之助先生。二冊目のこちらはまるごと一つのカップルをじっくり描いたお話でした!!

 親友を信じてお金を貸して持ち逃げされた小松と、どうしてもと言われて付き合った男に「かわいくない」と言われて振られた歩のお話…。
 すごく良かったです!まず小松。すごいお人よしなんですよ。親友だからって30万円も貸すなんてバカでしょ!小松が私の…

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ラブリートーク コミック

雲之助 

まだまだ荒削り

 『まったく君ってばもう』を読んでから新刊が出たら買おうと思っていた雲之助先生ですが、赤ちゃんを出産されたそうで育児などで忙しいのかな。新刊予定などが無いようで寂しく思っていたところ、Kindle unlimitedに沢山登録されているのを見つけたのて出版順に読んでみようと思います。

こちらの短編集はデビューコミックスのようです。

・『ラブリートーク』『ラブリーウェイ』
 二人の関係…

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まったく君ってばもう コミック

雲之助 

ナルシスト大いに結構です!

 この表紙で「天才的にかわいい」なんて台詞があると知って、買わずにはいられなかったコミックスです。だって見てくださいこの表紙の男の子。ほっぺがむぎゅーってなるほど抱きしめている顔がなんて幸せそうなんだろ~。むぎゅーっとされているほうも目が垂れちゃって、優しさといとしさがあふれている…。

 さてさて、ものすごいナルシストの圭が好きなキャラでした。「天才的にかわいい」大いによろしいではないですか…

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男の子と恋 コミック

雲之助 

ホモばかりじゃないのがいい

甘いのが好きなかたにお勧め!とどこかのサイトで見たので、雲之助さんの作品二つ目を読んで見ました。うん、これも甘くて美味しい❗

童話が好きで、一見女の子っぽい巡は、ノンケ。そして、幼馴染みの隼人に告白されて、それって普通じゃないんじゃ?と悩むというお話です。女の子っぽい方がそんな気がないという方だという設定も意外だったし、告白されて誰にも相談できないと言うのもなんだか有りそうで意外とないですよ…

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こっちにおいで コミック

雲之助 

優しい人ばかり

初めて読んだ作家さんですがまた好きな作家さんが増えた!って思えた作品でした。

表題作の『こっちにおいで』は、片想い中の久坂とそれに気づいちゃった森安の話。片想い中の相手が結婚していて、その報告を受けたときに久坂が泣きながら好きだったと告白したとか、その片想い中の藤巻の奥さんが妊娠したときいて、心の底から喜ぶ久坂がとても好きです。そんな優しい久坂だから、藤巻も恋人にはなれなかったけど、大切な友…

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