雲之助さんのレビュー一覧

男の子と恋 コミック

雲之助 

じんわりと胸を突く、恋と向き合う甘いお話。

読みながら、
じわっとこみ上げるものがありました。
幼馴染に告白されてから、
自分の気持ちを理解するまで。
じっくり悩んで相手の大切さに気付く、
王道の恋愛漫画です。
幼馴染を好きになる、っていうのは
BLでもNLでも沢山描かれる展開だけど、
本作は心理描写が丁寧で胸に来ました。


攻・隼人が受・巡(めぐる)に、
改めて好きだと伝えた時、口にする自分の気持ち。
「小学生…

2

きみに注ぐ コミック

雲之助 

この設定にハマれるかどうか…

うーん。
かわいいとは思ったのだけれど、
ちょっと好みに合いませんでした。


チャラい大島と秀才安藤。
大島が元から男も女もイケるクチだったから、
安藤のことを好きなるのは
分かんなくはなかったけれど、
何となく自分は急展開感を感じてしまった。
他にもシリアスな安藤の過去話が
うまく自分の中で噛み砕けなかったり
(高梨が三浦を好きだったのはよいとしても
 転校させるほど…

2

こっちにおいで コミック

雲之助 

泣いた作品

気がついたら自然に涙がこぼれていた作品でした。

雲之助さんの絵は好きだし、暖かい作風も好感触なんですが、
中には、微妙な齟齬ですが、
「演出」や「攻めや受けのキャラ」が自分の萌え部分からずれていて、
あんまり萌えられない作品もあったりします(すみません)。
でもこちらの作品は私の中にスっと入ってきました。

本当に素直にいい作品だと思います。
しかもBLに大切な萌もしっかり頂き…

4

恋人アソート(表題作 1階のふたり) コミック

雲之助 

やさしさの詰まった短編集

随分画面が落ち着いてこられた印象の短編集でした。
さすがに今はコマ割や見せ方も本当にお上手になられましたよね。
荒削りなコマがないのはさすがプロっぽい!と思うわけですが、
整ってきたらきたでちょっと寂しくもあります。

雲之助さんは過剰表現がお好きということで、時々自分には合わない表現もありますが、基本路線のふんわりした優しい作風はむしろ好きです。
個人的に理解できない演出やあまり好み…

1

きみに注ぐ コミック

雲之助 

妹萌えのノリが分かる人向き

俺の妹がこんなに可愛いわけがない的な。
妹萌えを理解できるかたに読んでみて欲しいです。

BLではよくある兄弟姉妹が受けや攻めの恋路を邪魔するパターンがありますが、あれって結構ウザいパターンが多いじゃないですか。
なんかうっとぉしいなーと。
ですがこちらの作品の妹はぜんぜんウザったく感じませんでした。
個人的には普通に可愛いと思えました。
でも妹出現率は多めなので、BLに女はいらん主…

5

幸せになるのさ! コミック

雲之助 

攻めさんのほの暗い表情に萌え

多分お初に読んだ雲之助さん作品。
最初読んだとき、素人くさいコマ運びに萌えました(褒め言葉です)
友達が描いた漫画とデジャヴ起こしました。

かなりのBLファンタジーを感じる内容ですし、
唐突感も否めないのですが、割と普通に読めました。

一番萌えたのは攻めが受けに対して「前の彼氏が言ったこと気にしてるの」と言った時の、攻めのほの暗い嫉妬に燃える表情です。
甘い雰囲気の中にこういう…

7

ラブリートーク コミック

雲之助 

作家さんのらしさが垣間見える作品

懐かしいです。
始めて読んだ時も読み返した今も思うことはこの素人くさいコマ運びと絵が萌えるということです。
ああ、いいですね、何とも言えない頑張ってる感がこもっている作品です。
少なくともそれが私には伝わってきた!!
こなれてきちゃうと無くなるものがここには確かにあったんですね~。
けれども雲之助さんの確固たる萌スタイルはこの時から既に出来上がっていたのですね。男の子が泣きすぎの表現は未…

1

恋人アソート(表題作 1階のふたり) コミック

雲之助 

あり得ないって言葉嫌い

雲乃助先生の短編集。
短編集っていうか続編集って言った方が早いのかな?

今までの作品
『幸せになるのさ!』『きみに注ぐ』『男の子と恋』の
三作品の続編短編集です。
どれも読んでる前提で読むのがオススメ。

とにかくほんわかラブ!ほんわかラブが好きな方には
良いと思います。あったかい雰囲気というか
それを描くのがとっても上手な先生です。

私の好きな台詞は
『あり得ないっ…

1

幸せになるのさ! コミック

雲之助 

ラストページがとても好き


雲之助先生の作品はすべて拝見しておりますが
やっぱり好きです。
読むと心があったかくなります♡

この作者さんの本は1度手にとって読んでほしいです。

本当にほのぼのしているので、
シリアスで暗い作品が好きな方にはおすすめできません。

いまどき少女漫画でも(これもある意味少女漫画だけど)
これほど甘いものはないんじゃないかなぁ。
私はそこに魅力を感じます。

私自身…

5

男の子と恋 コミック

雲之助 

自分を衝動買いの達人ではないかと疑った

この作品は書店で並んでいた中で直感的に買った本でして、
私はこの作品を読めて素直に良かったなと思いました。

以後雲之助先生の本はすべて網羅しています。
ふわふわしたかわいらしい空気感が好きな方にお勧め!
決して内容が無いわけではないのですが
暗くてドシリアスな作品を求めている方はこれではないかな。

興味を持っている方は読んで損はありません。
ぜひ読んでいただいて、ここにレビュ…

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