乃一ミクロさんのレビュー一覧

はなだま人魚 小説

沙野風結子  乃一ミクロ 

兄弟で弟は人魚で…

本当に萌え要素満載でした。
昔から人魚姫が一番好きな童謡だったので、まさかBLで人魚ものが読めるとは……

異種姦あるかなぁ、BLだし絵面的にちょっと難しいかなぁ…などと思いながら読んでまあびっくり。バッチリありました。
そして、弟の八尋くんの生殖器は人間の姿の時から人の物と形状が違う…!なんとなく説明のあの感じからイルカやシャチとかの生殖器にちかいのかな?と思いました。
異種姦やそうい…

9

はなだま人魚 小説

沙野風結子  乃一ミクロ 

伝説の人魚が不憫な扱いに~

兄弟もの禁忌に人魚ファンタジーをプラスして獣姦ならぬ、魚姦ありの作品。
主人公が人魚と人間のハーフだったと後に解る内容で八百比丘尼伝説を彷彿とさせます。

両親亡き後身体の弱い弟を守るために生きていた兄の正梧。
そんな弟は年々身体が弱くなり、このままでは危ないと医者に言われ帝都の医者に
見てもらうしかないと思っていた所に正梧に勤め先の宝石店の主から
娘婿にと言う話を貰い、弟を助けたい一…

8

はなだま人魚 小説

沙野風結子  乃一ミクロ 

人魚伝説

少し古い時代、伝説を絡めた島での出来事、兄弟の禁忌に人外と、それらのバランスがとてもよく、ぐいぐいと物語に引き込まれます。
なんといっても、ラストの終わり方!心憎いではありませんか。

唯一の家族であり兄弟である身体の弱い弟・八尋と、彼の為に教師を諦め宝石商で奉公している兄・正梧。
天然真珠の産地であり、彼等兄弟の母親の地元である常月島で花珠の真珠が採れなくなってきている。
それを調べる…

11

はなだま人魚 小説

沙野風結子  乃一ミクロ 

人魚の生殖器に萌え

沙野先生が書かれる、何十年か前の日本の孤島を舞台にした、少し横溝正史を思わせる雰囲気の小説が好きです。
この本も、猟奇的な背景に、純粋に想い合う恋人たちの姿がとても映えて、惹きこまれました。

また今回は、人魚の生殖器(「ちんこ」と言うと違和感があります)が、鱗に覆われた体から顔を見せる様子や、食べられるある植物に例えられた描写が、大変可愛くて淫靡です。
普段はあまり、それ自体に萌えること…

7

H・K(ホンコン)ドラグネット 1 コミック

乃一ミクロ  松岡なつき 

面白い!が、ほんのさわり……

小説『H・Kドラグネット』のコミカライズ。
原作は未読です。
作者の乃一ミクロさんは原作でも挿絵をされていたようですが、
なかなか雰囲気のある作画。
まずは赤と黒の口絵が好みでテンションが上がる。

登場人物もかなり多くて、中国語の名前がすんなり頭に入らないので
これいきなり小説から読んだら、相関図を書かなくちゃダメだったかも(笑)


スナックを営む母と二人暮らしの高校生・隆…

8

H・K(ホンコン)ドラグネット 1 コミック

乃一ミクロ  松岡なつき 

なんとも殺生な"To be continued"

『H・K(ホンコン)ドラグネット』のコミカライズ第1巻。
初出が95年とは思えない('11年に新装版が出てます)
今読んでも十分に面白い作品でした。

ケンカに明け暮れる高校生・隆之。
死んだはずの父親は実は香港マフィアの香主(ボス)。
暗殺された父の後継者候補として、後見人のジェイソンと共に香港へ。
香主の座を、同い年で腹違いの兄・アーサー&後見人のクレイグと争う。
父…

7

不誠実でわがままで 小説

明日香登美  乃一ミクロ 

分類はブサイク受け

研修指導医と研修医とのラブなのですが、この指導医の久坂が口が悪くて性格も
かなり悪い、自分が指導する研修医の目賀田を「こぶたちゃん」と呼んで苛めてる。
子豚と言う程太っているキャラでは無い感じだけど、名前ももじられていじられてる、
まるでパワハラですかと言う感じで、いい大人なのになんでこれ程、目賀田が
気になるのか解らない美形好きで遊び人の久坂の不器用ブリと困惑が読み込むほど
伝わってき…

8

不誠実でわがままで 小説

明日香登美  乃一ミクロ 

こぶたちゃん♪

作者さん初単行本?
身長が160に満たない上、デブとかブタというほどの肥満ではないもののすっきり体型ではなく(多分ぼっちゃり)一重まぶたで目は重そうで鼻はぺちゃりに口はへの字に曲がっていて容姿についてはもう諦めている、指導医に「こぶたちゃん」と呼ばれる病理の研修医・目賀田が主人公。
彼の指導医は、研究者には変人が多いと言われるがまさにそれ。見た目は超イケてるのに口が悪くゲイで有ることを公言して…

10

春のダリア文庫フェア2013 脇キャラ本 グッズ

この先が読みたい!

フェアにつられて本を買っちゃいました(笑)
というわけで、そのつられた特典。
「張るのダリア文庫フェア2013 脇キャラ本」
俺様攻とギャップ攻ということで楽しみにしてたのですが…。

まずはギャップ攻。
高月まつりさんの「オオカミは恋を語る」のスピンオフ。
こちらは原作読んでないのでどんな原作がどんな感じなのかはわからないんですが、全体的な空気感が甘かったです。
既に恋人同士の大…

0

天才外科医の憂鬱 小説

春原いずみ  乃一ミクロ 

こちらよりも…。

書店で見かけてフェア帯に釣られて購入。
そのフェア帯の文句に釣られたのですが、どうやらその文句はこのCPのことではなかったようで…。
しっかりあらすじとか読んでおけば良かったのかもしれませんが、思ったものとは違うものを手にすることになりました。

が、だから面白くなかった。
とかそういうわけではなく。
外科医のお話ということで医療系専門用語みたいなのがたくさん出てきて説明もついてたりす…

0
PAGE TOP