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17/29(合計:288件)
火崎勇 乃一ミクロ
M+M
ネタバレ
VSといっても、戦うわけではないのですが、なんとなく(笑) 1冊丸ごと表題作です。蓮(受け)の視点でストーリーは進んでいきます。 蓮は25歳ですが、美人の姉と半同居していることもあり、童貞のまま30歳を迎えて「魔法使い」になるだろうという都市伝説を笑いながら思っています。そんな中、妖しい魅力あふれる隣人・羽川(攻め)と知り合い、胸をときめかせますが…という内容です。 ネタバレしますと…
沙野風結子 乃一ミクロ
マキヲ
過去編は★4、現代編は★2、中間をとって評価は「萌」です。 雨音が聞こえてきそうなしっとりとした雰囲気の中で二人の過去の確執を予感させる導入部から、二人が幼馴染としては少し歪な関係ながらもすぐ傍で過ごしてきた七年間の月日が淡々と描かれていて、惹き込まれました。舟視点で物語が進むため能登の心情は言動からしか窺い知れないのですが、それがまた切なく、不器用な舟がもどかしいほどでした。 それが…
丸木文華 乃一ミクロ
風間充
例えば「暗殺」とか。自分も高校生のときいましたよ。表面上では誰とでも仲良くするんだけど(男です)、裏では気に入らないから~とかいう人。仲がいいふりして腹ではいろんなこと考えて、なにげなくその人を追いやろうとしてるんだよね。女子は女子の怖さがあるけど、最近の男子高校生はどこからどう見てもDQNとか不良って人じゃなくても、見かけいい・優しい人でも何考えてるかわからないから。そこらへんはリアルだな~と思…
ななつの
丸木先生の作品は好きですし、「いいなり」なんかは大好きなのですが、これは萌えられませんでした… 攻の悠馬の、ある行動が私には受け付けられず、しゅみじゃないにしましたが、お話自体は非常に面白かったです。 受の湊に彼女ができる所から始まります。 お互いぎこちないながらも意識しあって微笑ましいのですが、ちょっとした事件がおこり、別れてしまう。 ここから湊にとっての地獄の日々がはじまるのです。…
1冊丸ごと表題作です。 内容は、表紙イラストもですが、帯に書かれている「肉食系オオカミな経営者×平凡会社員ーー見初められる身分差ラブ!」の文句そのままです。 この作者様の作品は、カップルのどちらかの目線で進んでいく形式で、その主人公は感情の起伏が激しいというより、根底に冷静な部分を残していて物事にあたるというタイプが多いと思っています。 この作品の弓川(受け)もそんな感じで、ストーカ…
宮緒葵 乃一ミクロ
ハマる人は無茶苦茶ハマるお話だろうなと思いました。私の場合は、最初から最後まで、徹頭徹尾、空閑を好きになれませんでした。いっそ清々しいほど、迷いなく「しゅみじゃない」評価を付けます。はぁスッキリ。 元(or現)苛められっ子、ヲタク、根暗 etc...そういうネガティブで屈折したキャラクターは嫌いじゃなくむしろ好きだと思っていたのですが、「優しい人に限る」という条件が付くことを自覚しました。鬼…
しおこんぶ
丸木さんの作品(現代ものに限り)は、いつも主人公の独白がリアルでいいですね。現代っ子の思考回路ってこんな感じなんだろうな、って思わせられます。この作品も、内容はヘビーで真剣に読んでたら完全に食傷していたかも知れませんが、語り口が軽妙なので、いい塩梅に中和されていて気持ちよく読み進められました。 BL小説であるにもかかわらず、主人公が短期間ながら付き合う彼女に対し、主人公が心惹かれていく描写も現実…
明日香登美 乃一ミクロ
潤潤★
最初は、目賀田くんを心底からかってる節のある久坂が嫌で嫌で仕方なかったのですが、読み終わった今思うのは、久坂が実年齢より幾分も中身が子供で、でも好きな人にはとにかく優しく甘やかす大人な面もある素敵な人だと分かり、ほんわかした気持ちが広がっています。 見た目を気にして生きてきたので卑屈になってしまった目賀田くん。 本気の恋を知らず、可愛い=好きだと勘違いしてた美形な久坂先生。 一見正反対の…
英田サキ 乃一ミクロ
さぼ
フェアで安かったので、電子限定版を購入しました。 Char@ Vol.9に収録されたSS付です。 「欺かれた男」、その後の「エゴイストの憂鬱」、そのまた後の「槙野警視の幸せな休日」が収録されていました。 実は、購入するのをすごく迷いました。 レビューから察するに、私の好みではなく、不完全燃焼になりそうな気がして……。 でも、実際に読んでみるとかなり好みでした。 ネタバレをしたく…
ぽんこつだいこん
攻めはなんでもできる優等生で 体格がいい、陽に焼けた肌のすこぶるイケメン。 鬼畜です! 受けは平凡な男の子。実は無自覚美人で 可愛かったです。 ヘタレと設定にあるけれど、加えて優しい子です。 この作品は1人称で、受けの湊くん目線でストーリーがはじまります。湊くんは天然なのでそれほど難しい言葉も出てこず、コメディちっくでテンポ良く読めました。読んでてふふっと笑えちゃうようなシーン…