日野ガラスさんのレビュー一覧

花園の記憶 コミック

日野ガラス 

まるで映画のようなお話

海外が舞台のお話で、
まるで映画のような
壮大なお話でした。

読んでいて、クリスの執着の強さを
感じたし、辛い過去や乗り越えなければ
いけない壁の高さなど、ウルっとしてしまいました。

今までは、生きる希望もなかったクリスですが、
実際にずっと好きだったユウに出会い、
辛い別れがあっても頑張れたのは、
ユウという存在とユウへの愛の深さだと思います。

最後の再開のシーン…

1

夕陽に及ぶ コミック

日野ガラス 

ちょっとせつない・・・

ブラコンの玲二と生徒指導をする芳塚先生のお話。

兄とのことに悩みながら、少しづつ先生に心を開いていく玲二。
キスをしている現場を他の教師に見られてしまい
芳塚先生は退職、玲二のもとを去ります。
先生と生徒(男性同士)・・・まあ、先生が手出したら問題ですよね、実際。

玲二のことを愛してしまったことを自覚しながらも
教師として心揺れ動く芳塚先生の気持ちがジーンと伝わり
夕陽・・・…

0

花園の記憶 コミック

日野ガラス 

相手を自分を理解する二人

リブレさんでは2年ぶり、いつも学生モノが多いのですが今回は舞台が外国、そして学生でないという設定が新鮮でした。
この作家さんのPNそのままのガラスのような繊細な心の描写、傷つき傷つけすれ違う切ない思いの物語展開は、ドラマティック要素も含みながら惹きこまれていく心に訴えるまるで小説のような作品だという印象があります。


気晴らしに出かけるバーで初めて出会い、酔っぱらった勢いで意気投合し「結…

3

花園の記憶 コミック

日野ガラス 

ハートにグッときました。

読みはじめはヤンデレ狂気ものかと思って読み進めると、
次第にそんな生易しい執着や妄執とは違っていると感じてきます。
出会いはかなり唐突、作家ながら、処女作後に過去の出来事がわだかまりとなって
作品を仕上げる事が出来ず、多様な書き物業をすることでその日暮らし。
なじみのバーで飲んでいる時に出会ったクリスと言う若者と意気投合し
酒の勢いとその場のノリで、クリスからプロポーズされ、軽はずみに左…

10

青年は愛を乞う コミック

日野ガラス 

男の子はかわいいな

親友の事が好き
はっきりと自覚をしてしまっている。
女になりたいのではなく
男に愛されたい。

自分のそんな感情を中学時代に気がついた。その後はそれをひたすら隠すべく誰にでも平等に接することを意識して過ごす。

好きで好きでたまらない。
親友という立場。
葛藤。
王道パターンですが
大好きな設定です。

定番のあれこれも多くありましたが、おお!!いいなと思えたのは

1

フェティッシュ コミック

日野ガラス 

はかなげな表紙

表紙買いしました
表紙の印象と中のイラストはかなりギャップがありましたが
途中で読むのをやめずによめました

線の細い弱い女性的な男性
二人とも・・・そんな印象でした
どちらかが強いということは感じず
でしたが、ちょっと黒い・・・暗い
重苦しい何かがひっかかりました

同級生から服を脱ぐように言われるシーンは
胸が苦しくなりました
LOVEをよみたいので
この手のブラック…

0

夕陽に及ぶ コミック

日野ガラス 

夕陽にあてられる

 高校に赴任してきたばかりの芳塚は、不登校の小野崎の面倒を見ることになります。いきなり問題を押しつけられた感の否めない芳塚は、仕方なく小野崎との面談に望みます。別にたいした話をしたわけでもないのに、次の日から登校するようになった小野崎。何度も面談と称しながらとりとめのない話をする二人ですが、芳塚は、小野崎にキスをしてしまうのです。
 教師と生徒、現実の中で生きるものとして、決して手放しで認めるこ…

1

秋のリンクスフェア2012書き下ろし小冊子「魔獣に魅入られた妖精」&「笑えない話」 グッズ

何よりも愛してる

「魔獣に魅入られた妖精」から「ずっとこのまま」
超能力を持っている受け様と受け様に出会う前まで己の身の内の獣に悩み
誰にも心を開けなかった攻め様との本編後のラブラブな日々です。
甘い二人を堪能して下さいみたいな、番外編らしいお話です。

「笑えない話」から「夏らしい話」
攻め様と受け様&川野に杉原で夏のバカンスとしゃれ込んで海で遊んでるお話。
主役ふたりと言うより、川野と杉原のテンシ…

1

夕陽に及ぶ コミック

日野ガラス 

ブラコンの卒業

前作『恋愛軌道』にあった【レッドライン】に登場した超ブラコンの弟怜二のお話。
ちょっとコミカルな雰囲気がしていましたが、その執着はものすごく深そうでしたので、一体どんな展開に?と思えば意外にも!
題名の如くいつもの日野ガラスさんらしい切なさを演出しながら、
それでも、攻めとなる学校教師が、ちょっとポワワンとした雰囲気の人であったため、かなりソフトな仕上がりになっていたような気がします。

3

魔獣に魅入られた妖精 小説

水島忍  日野ガラス 

超能力者のそれぞれの愛と救い

透視能力と微弱ながら人間以外の生き物とのテレパシーの交信が出来る受け様は
その能力故に、長い間研究施設に監禁されるように暮らしていたのですが
ある日、部屋に置いてある緑の植物たちに、助けが来たと教えられて
現れた人は研究施設に新たにスポンサーになるかも知れない人攻め様で・・・

初めて会った攻め様に、受け様は人間には通じた事がないテレパシーで
助けを願うのです。
そして、攻め様はその…

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