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松浦巽 machi comaki
fandesu
ネタバレ
本のタイトルが『執着の黒い描線』。 以前に読んだ松浦さんの作品が『蜜の罠』と『被虐のボディーガード』なものですから、どれだけ執着していてどれだけ黒いのかビクビクしながら読んだのですが……大丈夫でした。そんなにドロドロしていません。むしろこの三作の中では一番甘い。 天才画家×その絵に惚れ込んだ画廊勤め。 春日は自分が担当した芹澤の個展で大作の展示に難があり、絵を傷つけるという大失態を侵して…
まぎぃ
好きな作家さんなので購入しましたが、しばらく積んでた作品。松浦さんの中でも好きな作品になりました。 画家と画廊マネージャーという関係のふたり。受けは美人ながら恋愛経験なしの純情派。一方、画家の芹沢は一流だが変人ではなく、ワンコ攻めの趣があります。お約束のようにHのときはオレ様に豹変。 実は幼い頃に出会っていた2人ですが、それには気づかず仕事上の関係から恋愛関係に入っていきます。しかし、…
ふゆき
短いながらストーリー展開に起伏があり人物の描き方がたいへん秀逸です。 パリで成功し日本へ戻ってきた画家の芹沢と画廊のマネージャー美鶴のおはなし。 あるパーティで芹沢が美鶴にシャンパンをかけてしまうアクシデントで二人は出会う。それがきっかけで美鶴の勤めるギャラリーと画家芹沢との付き合いが始まる。 すでに有名画家の芹沢を担当できることはギャラリーにとっても美鶴にとってもたいへん名誉なこと。 …
鹿住槇 machi comaki
茶鬼
これもまた評価に悩みます、う~~む、、、 部分部分を抜き出して、二人がデートしている姿、好き同士になってからの姿、断片的にものすごく雰囲気がよくて、夢があって、気持ちがいい。 だけど、遠目で眺めてみるとなにかバランスが悪いんです。 後書きにてわかったことは、新作ではなく92年の同人作品が元で、それの再録の形をとっていること。 元がサークルの仲間で、喫茶店「ハーフムーン」に集まる人々の恋愛模…