佐田三季さんのレビュー一覧

あの日、校舎の階段で 小説

佐田三季  麻生ミツ晃 

ホラー映画

怖い 怖い 怖い。
ストーカー・ヤンデレ 頭オカシイからこの人。(攻め)
いくら相手(受け)の事を好きでも 脅して犯して好きになってもらおうとするなんて
最強のいっちゃっている人だ。
ゲイで有る事で お互いが逃げ場を失ってしまったのだろうか?
もっと話し合えばよかったのだろうか?
でも 話のわかる男なら絶対こんな恐ろしい事はしないはず。
攻めは受けの弱さをピンポイントで付いてくるから…

1

つみびとの花 小説

佐田三季  上田規代 

喪失感

自分の娘を失う。
どれほど辛い事だろう。
私にも娘が2人いるので人事ではない。
親より先に子どもが死ぬということは親は身を切られる想いだ。
毎日の日常は色の無い世界だろう。
自分も死へ行こうかと考える事は 大事な人を失った誰もが思う。
この世には娘も妻もいない。
「ひとり」の現実。
辛く寂しい喪失感。
何もかもが空想ではないかと子どもを捜す。
この主人公のやりきれない想いが心を…

2

クライ、くらい夜の終わりに 小説

佐田三季  麻生海 

記憶喪失とトラウマ

最初のページだけでこれは当たりかも!という期待が高まりました。
実際、もう期待以上に良かったです。面白かった~!
とにかく受けの須田がもの凄くツボでした。世話を焼こうとする寺岡に対してそっけないところも良いのですが、たまに垣間見せる弱さがたまらないんですよ。これは構いたくなっちゃう!

闇夜が恐くいつも悪夢にうなされ目覚める理由。抜け落ちた幼い頃の記憶。そしてその頃の同級生だと言い、何かと…

6

0.03 あの日、校舎の階段で番外編 グッズ

相変わらずな遠藤氏

本編終了後のイヴの話。
イヴにこだわる遠藤とそんな事どうでも良い笠井が対照的です。
イヴなのにゴムを切らしてしまいあっさりやめようとする笠井、生でやりたがる遠藤。当然笠井はそんな事許しません。
遠藤はゴムをコンビニに買いに外に出ます。眼鏡が壊れ使い捨てコンタクトも切れているから裸眼で。
何だかんだ言って笠井は遠藤の事を心配でこっそり付いていきます。
遠藤のゴムへのこだわりがちょっと怖いで…

6

「クライ、くらい夜の終わりに」番外編ペーパー「きみの手と手と」 グッズ

重苦しさを経た後の甘さ…!

本編での辛くて暗くて重い道のりを経て、両想いになった真市と寺岡。
このペーパーでは、寺岡がサークルの合宿でいなくて1人寝の夜、暗いのが相変わらず苦手な真市が夜中に寺岡にメールを送って・・・という本編のアフターストーリーになっています。

両想いになっても、いまいち素直になりきれない真市がもどかしくて、寺岡の甘やかしっぷりも本編に引き続きで萌えます!!
「帰る」という寺岡に、「帰ってくるなよ…

1

クライ、くらい夜の終わりに 小説

佐田三季  麻生海 

重苦しさの奥に・・・。

終盤思わず泣いてしまいました。
重くて痛くて悲しくて切ないそしてその奥に甘さが潜んでいるというか。

もともと記憶をなくす前に因縁があった記憶喪失もの。
BLでは割とよくあるテーマですが、それをこの作者さんが書くとこうなるのか!と。
佐田さん作品を読むのは今作が初だったのですが、一気にはまりました!!
何気なく購入してあまりにツボだったので、ペーパー読みたさにちるちるでもう1冊買ってし…

4

あの日、校舎の階段で 小説

佐田三季  麻生ミツ晃 

もはやホラー

ひとことでいうと攻めはヤンデレなんですけど、並みのヤンデレではございません!
攻の思い詰めっぷり、受への執着そしてその行動が異常すぎて、本当身の毛がよだつ怖さだった・・・。
これ、もはや犯罪の域ですよね・・・。
遠藤はどう考えてもヤバいのにそれでも最終的に遠藤と生きることを選んでしまった笠井は、やっぱりもともと遠藤にどこか惹かれていたのかも。
尋常じゃない遠藤の執着心や笠井が育ってきた特殊…

2

あの日、校舎の階段で 小説

佐田三季  麻生ミツ晃 

本当にそれでいいのか、と思いながら話に引き込まれる

そんな感じの話でした。
ヤンデレ執着攻めが好きな方にはかなりお勧めの話だと思います。
ただ、かなり受が攻によって精神的にも肉体的にも追い詰められるので、そういったのが嫌いなら駄目かも。
あとやたら受が攻に対して「ボケ」「アホ」「バカ」「死ね」などの暴言を吐いています。

高校時代に喧嘩別れした受・笠井と攻・遠藤が10年後に同窓会で再会(遠藤は別のクラスだったが共通の友人の長沼に頼んで参加…

4

プラネタリウム 小説

佐田三季 

ストーカー気質はそうそう変わりません。

萌萌萌。(MAX:萌萌萌:神に近い)
洒落にならんリアルストーカーぶりで、BLファンタジーに浸かっていた腐女子をおののかせた「あの日、校舎の階段で」の遠藤氏。『ブクログのパブー』というサイトにて、もう一度会えますよ~。
震災のチャリティ作品で電子書籍(昔HPで掲載していた番外編)なのですが、残念ながら1月末で販売終了となってしまうので、本作品がお好きな方はお早めにということでお知らせレビューで…

7

Chocolat bunko After Story collection vol.1 グッズ

どれも良かったよ~♪ありがと~♪

忘れた頃にやってくる応募者全プレ小冊子、ショコラのアフターストーリー集は豪華版でした!

ショコラ文庫創刊から前半期発行のうちの13作品のショート集。
うち本編7作品は、橘には珍しい新刊オンタイム既読のタイトルで、それらのちるちる評価は“萌え”以上ばかり^^
その評価を1ランク上げても良いと思えるショートもあったし、本編未読だけど、このショートから購入を考えている作品もあるんです~!
ま…

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