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とにかく社長の奇行が過ぎる‼︎ ので、最初読んだ時は原くん同様にドン引きだったのですが。
何度か読んでる内にジワジワ来ます。
激しいセクハラも可笑しいですが、ゴリゴリ迫りつつも、原くんに好かれたいというナナメ上の発想で。
原くんが森ガールが好きだと言えば、似合いもしない恐ろしげな女装をする。
カッコつけて仕事を頑張ってみたり。
必死過ぎる社長に絆されて、流されて行ってしまう原くん…。
…
◆雨雫(表題作)
田舎に古くから伝わる風習と碗先生ならではのエロが絡み、独特の雰囲気がありました。最近の作品だと『理解できない彼との事』に収録されている『鬼が見ている』も、このジャンルですよね。碗先生の目の付け所が面白いなぁと感じます。肝心のメイン2人に関しては、雨を降らせるために雨守のサダオを雨守番の灯がひたすら性的に責めて泣かせるという関係性なので、その目的を取っ払うと2人を繋ぐものが簡単…
可愛い由一郎には、もうちょいデレても欲しかったけど、これはこれで、癖になりそうなので。
樋口は一生振り回されて行くんだろうなぁ。という気もします。
惚れた弱みさ、悔しい!いつか見ていろっ。っていう。
もう大学生なのに、究極の「構ってちゃん」である、ゆいち(由一郎)を好きになれるかどうかが、この作品のキモ。家族経営の陶工「こんの」の経営立て直しを依頼されたコンサルタント樋口は、訪れた先で理…