total review:293029today:98
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
4/16(合計:160件)
一穂ミチ 青石ももこ
ももよたん
ネタバレ
「is in you」のスピンオフ作品。 当て馬役の佐伯の幼馴染兄妹との不思議な三角関係を描いたちょっと大人なBL小説でした。 なかなかBLな展開にならず、幼馴染としての佐伯と良時+良時の妹の関係のストーリーがしばらく続きます。 それが決して面白くない訳ではなく、一般小説として読んだとしても面白いと思えるくらいでした。 ただ、萌えるかと言われたら…そこまでかな、という感想ですかね。…
なんと素敵なタイトルでしょうか。 読む前も思いましたが、読後振り返ってみるとしみじみとタイトルの意味に心が震えるようなお話でした。 出会って恋に落ちて、しかし学生ならではの未熟さ、言葉の足りなさ、自意識から成就しなかった恋愛が運命に導かれたように再燃、というドラマチックなストーリーで最初から引き込まれました。 アンニュイな受けと、太陽属性の攻め。好きなCPでした。 どちらかに付き合…
nanao77
良時、良時の病弱な妹十和子、良時の腐れ縁&十和子の(元)夫密の歪なトライアングル、妹を介した男たちの長い愛の話です。 別作品で登場済みの密は、長く海外に駐在し、妻がいるのに男とも浮気する(攻として)、切れ者だけど扱い辛い、難しい男。 そんな密が、異動で日本に戻ったものの十和子から離婚を切り出されたと、良時の元に転がり込みます。 良時は妹思いでかつ気難しい密とも長くて付き合っていけ…
新聞社シリーズのうちの一作。 今回の攻めは国会担当の新聞記者西口。 彼のよく通る声をなんとはなしに記憶していた、速記者の碧は、ある日彼の手作りのお弁当が縁で西口と交流を持つようになり、やがて二人は…という。 この作品、新聞社シリーズの中でも好みなのですが、その理由は大きく3つ。 まず、一穂作品の魅力として、登場人物の仕事ぶりが生き生きと描かれていることがあるのですが、この作品も…
てるてるせぶん
一穂ミチさんは心理描写や比喩表現がお上手で、匠に適度に職業的なところも絡めてあって、好きな作家さんの一人です。 ですが、この作品についてはあまり好きになれませんでした。 辛口コメントなので、苦手な方は読まないでくださいね。 あらすじについては他の方が詳しくご紹介してくださっているので、割愛。 先に「is in you」を読んですぐにこちらを読んだのですが、こちらのお話は、「is i…
窓月
新聞社シリーズ第4作目。 3作目で予想していたカプは大外れ。まだまだ修行が足りませんね笑 ぐいぐいと引き込まれるストーリー展開だったし、文章もとても好みなんですが…、BL的にはもう、笑えるくらいわたしには向いてないみたいです、このシリーズ。 明光新聞の社員、和久井視点です。 和久井がスピード証明写真の撮影中、酔っ払ってブースに乱入してきた有村と出会い、離れ、17年後に再会する長…
新聞社シリーズ第3作目。本作を最初に読んでシリーズと知ったにもかかわらず、リンク作を読む気になれなかったのが再読してよくわかりました。 本編は国会速記者、名波碧視点のラブストーリー。昼時、議事堂の食堂で頻繁に居合わせる男の声に惹かれ、意識するようになった碧。自分の手作り弁当がきっかけで、声の主、明光新聞記者の西口と言葉を交わします。 西口は前作『off you go』のメイン、佐伯と静…
新聞社シリーズ第2作目。前作で妙に存在感を主張していた佐伯のお話でした。シリーズなのでリンクしていても当然なのですが、彼がスピンオフ候補になると思い至らなかった自分は迂闊でした。よく考えると確かに彼しかいないですよね…。 佐伯と妻の十和子、十和子の兄・良時の関係性を描いたもの。 『is in you』で爪痕を残していった、あの「佐伯」が香港から日本に戻ってきてからのお話だったので、めち…
個人的に当たり外れがあるけれど、心象風景や比喩表現において作家様の卓越した表現力をリスペクトしています。繊細な作風もすごく好きだし、読むたびに知らない世界を教えてくれるんですよね。うーん、でもキャラやエロでハマる時とそうじゃない時の落差が激しすぎて、正直購入時はどっちの結果となるのかいつもドキドキします。 新聞社シリーズの第1作目。かなり前に『ステノグラフィカ』を読み、シリーズと知りました。…
藤原チワ子 青石ももこ
おがり
内容は面白いけど、絵がちょっと残念