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15/18(合計:171件)
一穂ミチ 青石ももこ
アロマ
一穂さんの描く年の差カップルが結構すきです。 シュガーギルドもそう。 職業や仕事の描写がかなりリアルできちんと描かれているところや独特な表現の上手さにいつも脱帽です。 しかも今回は主人公碧の作るお弁当ったら! 本人は至って普通のどこにでもある珍しくもない弁当と謙遜していますが、主婦歴だけは無駄に長い私にとってはもう、参りました〜って感じです。 家事も淡々とソツなくこなして、それが全く当た…
snowblack
明光新聞シリーズ第3弾。 off you goにちょっと出て来た領収書が杜撰な、でも実は意外に鋭くって良時を悶えさせちゃった政治部の西口が主役です。 お相手は消え行く職業とも言える速記者、碧。 こういうなかなか珍しくて興味をそそられる職業と、それに生きる人を味わい深く描くのも一穂先生の魅力です。 とても賢くて実は強くてでも影のように淡々と生きている碧が、西口に「見つけて貰えた」喜び。 …
東雲月虹
ネタバレ
…どうしてこう、ミチさんの文章は私の心を捉えて離さないのでしょうか…。 どうやって敬意を表して良いのかわかりません。 年の差ラブ、と言ってしまえばそれまでかもしれないんですが、 この度も素晴らしい心情の描写の嵐!!! 大体にして、速記者を主人公にするあたりから凄いですよ! 色々勉強なさったでしょうね…。 頭が下がる思いになってしまいます。 正直、私は頭が悪いので国会や政治の事…
雀影
「off you go」の関連作。 「off you go」の二人は、この作品の主人公である西口と、新聞社に同期入社した仲間。 「同期入社」は重要なキーワードですが、ストーリー的には「off you go」を読んでなくても特に問題はなさそう(って言うか、私自身がoff you go読んでないけど、、) お話の舞台は国会議事堂。 ひっそりとした黒子のような仕事、国会速記者の碧と グイグ…
椎崎夕 青石ももこ
kirara
馨(受)にも笠原(攻)にも、まったく感情移入できませんでした。とにかく馨が自虐的で、後ろ向きで陰気なんですが、それ自体は構わないんですよ。 私はネガティブな受も、暗い(不幸な)過去を背負った受も、それ自体は別に嫌じゃない、というよりむしろ好き要素なんですが、椎崎さんのこういうキャラクターは、自分でもなんで?と思うくらい好きになれません。苛立つのみ。 なんというか、椎崎さんの作品ってスト…
弥七
なんかね……上手くいえないんだけど。 よかったよね。 「is in you」から続けて読んで、この二ついいわ〜って思った。 一穂さんの作品は、若い子のピリピリとした繊細な心情と、美しい文章によって紡ぎ出される美しい情景がたまらないんだけど、登場人物が40過ぎてもいいよね! 年を重ねてもピュアだよね。 年を重ねたからこそ、ままならなかったり、今に至るまでの時間と理由…
はじめはじめ
かなり辛口になりますので苦手な方はスルーして下さい。 実はこの作品、スピンオフ→本編の順に読んだのですが、読後に思わず発行日確かめてしまいました。1年でこれだけ別物になるのですね、ある意味衝撃でした。 前半に色々な事を書き過ぎて、後半息切れしたんですか?と突っ込んでしまった鬼の私。 (高校時代) 香港の解説は流し読みしましたが、主人公達の会話や動作にまで説明文つけられて、行間を読む楽しみがあ…
AK
兄妹と密(幼馴染)の物語。 歳も歳だし性格もあるのでしょうから、こんな感じなのでしょうが 甘甘好きな私には個人的には物足りなかった。 それでも、お互いを想いあっているのは伝わってきました。 ソファの話はニヤニヤできて良かった。 妹、十和子の視点の短編があったら面白かったかも。
アサ
一穂ミチさんの小説は始めて読みました。 表紙の雰囲気に惹かれて購入してみましたが、中を読んで吃驚。 これまで私が読んでいたBL小説は受けを主軸(視点)に物語が展開しいくものばかりで、一変してこちらは攻めの良時を主軸に描かれていて、最初は入り込めなくて大分戸惑いました。 けれど作家さんの技量と、この物語は攻め視点でなければこれほどの苦さを味わうことが 出来ないお話だったので、中盤辺りから…
marun
病弱な妹が取り持つ縁なんですよね、でも取り持つ予定が両親を安心させる為に 攻め様の妹は受け様との結婚を決めてしまう。 受け様と攻め様の妹は子供の時から病弱で一緒に入院生活を過ごしたまさに同士 病気の辛さや弱さ、意地っ張り具合も全て理解しあえるような仲なんです。 妹を中心に受け様と攻め様も仲良くなって、いつも3人でいるのが当たり前に でも、受け様の心の中では叶わぬ思いの葛藤があったんですよ…