カワイチハルさんのレビュー一覧

溺れるほどの愛を聴かせて 小説

杉原朱紀  カワイチハル 

ピアニストの再生物語

あらすじ:
元ピアニストの透琉(受け)は、何気なく入ったバーで拓真(攻め)と名乗る男と出会い、彼と一夜を共に。
後日、拓真と偶然再会し、彼の所属する劇団の公演で作曲・ピアノ演奏を担当することに…

透琉は、指揮者の父とピアニストの母との間に生まれた青年。
天才ピアニストである弟へのコンプレックスから、舞台でピアノが弾けなくなり、1年前にピアニストを引退。
今もピアノや音楽を愛しています…

6

虹色のうさぎ 小説

葵居ゆゆ  カワイチハル 

ホットケーキが食べたくなりました。

「箱庭のうさぎ」の続編です。
前作でようやくくっついた2人。安定のラブラブです。
今回は、聖(攻め)に甘やかしてもらっている響太(受け)が、自分も聖を幸せにしたい、聖の両親に認めてもらえなくても響太が聖に頼り切っているだけじゃないとわかってもらいたいと、仕事の幅を広げて頑張る話でした。

読んだ直後の感想は、(幸せになって)良かった!でした。
「箱庭のうさぎ」を読んでいるときも、響太が可…

3

カップ一杯の愛で 小説

可南さらさ  カワイチハル 

「可愛い人」とは?

あーちゃん2016さんのレビューに
「しりとりで教えてもらった」とありますが、教えたのが自分だと思います。

主人公の受けは、長身でそれなりに筋肉もあり、目つきも鋭く。常に乱暴口調で「可愛らしい」とは言えないかも。
しかし中身は、他人に真っ直ぐ向き合い、そして自分の気持ちにも素直。攻めの理想の「可愛い人」なんです。

読んでいても確かに、攻めへの愛情に気がついたときの「なんでこんなにア…

6

カップ一杯の愛で 小説

可南さらさ  カワイチハル 

コンデンスミルクな攻め

しりとりで教えていただいた当作。
カワイ先生目当てでgetしていたのが 
なんと手元に2~3日前に届いたところだったので、こりゃ読まねばと
手に取りました。

ファンタジーで異世界放浪が多く、
現実世界で、しかもゲイを忌み嫌方々が出てこられるシチュが久しぶりで
なんだか「ををを、こんな世界だったかー」と ちょっと くらくら。

それをただ現実としてしっかり受け止め、擦れるでもなく…

5

黒王子はいじわるに溺愛中 小説

小中大豆  カワイチハル 

レトリバーのれんげがかわいい


元彼にひどい言葉で振られてしまった伍夏(受け)。真面目なだけにひどく落ち込んでしまい人付き合いもうまくできなくなってしまいます。心配した家族に紹介されて夏休みのひと月だけカフェに住み込みバイトに行くことになります。
同室で同じバイトの和臣(攻め)は仕事はできるのですが口が悪いため、もともと萎縮してしまっている伍夏は、甘やかされていて働いたことがなかったこともあって失敗に失敗を重ねてしまい、負…

6

失楽園のトリニティ 小説

藍生有  カワイチハル 

設定がよかったですが…

1人だけ血のつながらない兄と、その兄にべったりだけど互いには仲の悪い2人の弟…設定はとても面白いなーと思えました。それだけに、こうなれば良かったとか、ああして欲しかったとかがたくさんあって、その分の物足りなさが大きく評価を迷いました。

1人だけ、貰われっこの長男・想太は、一見明るいけど未だに本当の家族を失くしたトラウマを抱えているという設定が良かったです。
そこをもっと掘り下げて、2人の弟…

1

黒王子はいじわるに溺愛中 小説

小中大豆  カワイチハル 

ワンコ可愛かった

付き合っていた男に人格を全否定するような捨てゼリフで振られ、精神的に参っている受け。落ち込んでいる受けを見かねた兄からの紹介で、夏季限定の住み込みカフェバイトを始めることになったが、同室になった攻めは厳しくて…。


23歳×19歳という若いカプということもあるのか、どちらも子供だなぁ…という印象を受けました。受けは、元彼にひどい振られ方をして人と付き合うのが怖くなっています。同室になった攻…

3

黒王子はいじわるに溺愛中 書き下ろしショートストーリーペーパー グッズ

良く出来た恋人の愛し方

本品は『黒王子はいじわるに溺愛中』の
コミコミスタジオオリジナル特典ペーパーです。

本編後、バイト三昧の和臣が
久しぶりに伍夏と会った日のお話です。

和臣は大学の授業と
ギリギリの勉強時間を確保した以外は
生活のほとんどを労働に費やしています。

自分で選んだ道を後悔してはいませんが
恋人と一緒にいる時間が少ないのは
申し訳なく思っていました。

付合いだして三…

5

虹色のうさぎ 小説

葵居ゆゆ  カワイチハル 

新しい世界を開いていく二人が素敵です

『箱庭のうさぎ』続編です。
もう出来上がってるカップルだし表紙も甘いしね、と思って安心していてはいけない内容。序盤はしっかり甘々でほのぼのですが、結構なシリアス展開も来ました…。主役二人の成長がメインになる作品です。そういえば、前作でも表紙が甘くて油断したんでした…!!

内容としては、二人の交際をカミングアウトした事で、攻めと攻めの家族がぎこちなくなった事に心配した受けが、なんとかしようと…

10

恋を知った神さまは 小説

朝霞月子  カワイチハル 

愛せないキャラたち

「ちいさな神様、恋をした」のスピンオフという事で、櫨禅と幼なじみの千世が、くっつくのかな?と思ったら、突然の新キャラ、りすの志摩ちゃんということで、熊とりすかぁ・・・と思いつつ読みましたが・・・
なんか違和感。櫨禅と千世の印象が、前作とちょっと違うような・・・?
伴侶は持たないと硬く言っていた櫨禅が、なんで急に志摩の事を好きになったのかが分からず、優柔不断すぎてイライラ。
志摩も、天然という…

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