total review:300953today:49
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
8/17(合計:169件)
平喜多ゆや
hepo
ネタバレ
この作品は食べ物が出てくる作品を探し求めている途中で見つけて初めて購入した平喜多作品でした。 ここから怒涛の勢いで買い集めたので、思い出深い作品です。 【恋の微熱がさめなくて】萌 お弁当屋さんでバイトする大学生と、お弁当屋さんの常連客の話です。 恋に浮かれてふわふわしている若者の向う見ずなパワーと、過去の傷のせいで冷めている大人。番外編で柏谷のちょっと怖い部分を覗き見してしまったような…
こんなにも素晴らしい作品に出会えるとは。 BLにハマって良かった、むしろ生まれてきて良かったとまで思いました。 この感動をすべて表現できないのがもどかしい。 今までわたしは平喜多さんの作品の醍醐味は巧みな人物描写に基づいたモノローグの吸引力だと思っていました。これに関しては平喜多さんは他の追随を許さない技術を誇っているのは確かなのですが、それだけではないことをこの作品で見せつけられました…
平喜多作品はやはりこのスタイルじゃないと!と思える中編+短編です。 登場人物に引き込む手法が神技すぎて、今回もものすごい勢いで吸引されました。 ダイ◯ンか平喜多さんか悩むほどの吸引力です。 【僕らのハートスロープ】神寄りの萌2 引っ越しによる転校で地味だった自分とはさよなら!とがんばるヒロマツと、ヒロマツのマンションの近くに住むクラスメイトの実椰の話です。 初対面から屈託も距離感もな…
平喜多さんの作品の醍醐味は何と言ってもモノローグの妙だと思うのです。 登場人物の頭の中をそのまま覗いているような、飾り気がない素直な言葉。ちょっとおばかな妄想や願望も全部見えて、登場人物が愛おしくてたまらなくなるモノローグ。吸引力が計り知れない、すごい武器をお持ちなので、本作も楽しみにしていました。 幼い頃からずっと一緒だった司沙と浬。 高校生になって地元の高校へ通う司沙と離れて、浬は他…
遅咲きのため、気に入った作者さんの作品を遡り中です。 【ミラクルだとか恋だとか】萌2 「すくすく恋日記」に似た設定でした。 「すくすくー」に比べて受けの家庭環境がかなりヘヴィーでしたが、弟のお父さんがもう少し絡んでくるのかと思ったら1回だけの登場で済んで良かったです。 出来たら急いで終わりにしないで、もう少し長めに読みたかったです。 【はるに咲くはる】神 切なさで胸の痛みが止ま…
この作家さんの作品の雰囲気が大好きで、中でも一番好きな作品です。 お互いに同じくらいの年だと思っている書店員・和久(29)とラーメン屋バイトの知花。 傷だらけの知花が書店に駆け込んで来たことで、ふたりの距離はぐっと縮まるが…。 という感じで始まりますが、食事に行ったときから年齢が判明するまでの会話のちぐはぐさやモノローグが面白い!読者は両方の考えが見えるのでタネが分かっているだけに、「こ…
ずっと好きな作家さん。 今回も大満足でした!!良かった! モテモテイケメンの颯斗の好きな人は同じグループでつるんでいる海誠。 同性なのにかわいい。かわいくて仕方ない。 まだ赤ちゃんの弟をダシにしてでも会いたい。 海誠、かわいすぎか! 初っ端から颯斗のモノローグでぐいぐい引き込まれて、気付けば颯斗と一緒に海誠にめろめろになっている自分を発見。 黒髪に黒目がちな目、下ネタで赤面す…
フランク
ふた組カプが登場します。どっちもお話が繋がってます。 最初は甘酸っぱくて初々しい高校生カプ。 ちょい怖そうな見た目だけど実はとても面倒見が良くて優しい実椰と、こちらは転校を機に自分を変えたいと思う転校生博彦のお話。 友達が出来たらいいなとドキドキしていた博彦が、初日に実椰と知り合う事によって早々に大勢で餃子パーティーを開くところとか、あぁ良かったねぇ…と思えます。 なにしろ実椰を取り囲…
まるまる一冊同じカプ(いとこ同士)を描いたお話です。 ほわっとした平喜多さんらしい絵柄にあったほのぼのかつ、丁寧に気持ちが綴られているお話です。 幼い頃の辰彦を慰めるために、「辰彦が泣き止んでまた元気に学校へいけますように」とピアノを弾いて頭を撫で撫でしてくれた従兄弟のあっちゃん。 先生フェチでいろんな先生に恋をしては告白する勇気もなく失恋してばかりの辰彦が「いい加減報われたい。好きなひ…
こにしそる
「人外触手」というキーワードに心惹かれましたが、実際はえろいキーワードなどではなく、前半は本当に友情物語として読めるくらいほのぼのとしたお話でした。 BLとして萌えたかと言われると個人的にはやや薄いなあと思ったのですが、お話は子供の時にどのかで読んだことあるようなせつなくてあたたかい雰囲気です。 攻めは違う星からやってきた宇宙人。いつか自分の星に帰ってしまうとわかっていて、それでも好き…