平喜多ゆやさんのレビュー一覧

さよならチカちゃん コミック

平喜多ゆや 

表紙はチカちゃんではありません

表紙のキャラがチカちゃんだと思って読み始めると、セリフがごちゃごちゃする。表紙とタイトルから"さよなら"で終わるバッドエンドの空気が漂ってますが違います。

◾︎将也(表紙)×泰周(やすちか チカちゃん 黒髪眼鏡)
ストーリー:宮城の田舎で暮らす高校生の将也とチカ。チカが東京に引っ越すことになり…

方言BLはそこまで得意ではないですが、ゲイ×ゲイってだけで安心しちゃ…

0

胡桃荘の夢見る住人 コミック

平喜多ゆや 

数年に渡る遠距離恋愛

地元で念願のペットサロンを持てる事になったトリマーの純と、東京でのメジャーデビューを勧められたバンドマン・情和という自分の人生の岐路にそれぞれ立った男二人の姿が描かれてます。

あなたが側にいないと生きていけないのよぉぉというやつではなく、お互いが進むべきを歩き始めるんだけど、その一歩を踏み出せる勇気が持てたのは「あなたがいてくれたからこそ」「あなたに出会えたからこそ」だからなんだというところ…

1

ねこになりたい コミック

平喜多ゆや 

今も昔も平喜多さんだなって思いました。

平喜多ゆやさんの初コミックだそうで、これ未読でした。
(連載で読んだ「こいねこむすび 」と混同してたけど、全然違ったわ‥‥)

色んな平喜多さん作品を読んできたうえでこの初コミックを読むという、通常の逆ルートを辿った訳だけど、もし平喜多さんを知らないまっさらな状態でこの作品と出会ったら……
「モノローグに光るものを感じる作家さんだなぁ」って絶対思ったと思うし、それは他の作品を読んでも同じ事…

1

ふつうにかわいい? コミック

平喜多ゆや 

「好きな相手の好きなものが自分には理解できない時にどうするか」

表題作シリーズは、女装攻めなんだけどキワモノっぽさは全くありません。

幼馴染の穂高に女装趣味があることを知って動揺しつつも「着たいものを着ろ」と肯定した征。
だけど自分の妹みたいに、攻めと一緒にかわいいお洋服をキャイキャイと選んであげることはできないし、そもそも「かわいい」というのも良くわからない……。

「自分にはかわいいとか判らないけど、(かわいいものを見て相手が)喜んでる姿を見る…

0

あの日の飴はまだ甘い コミック

平喜多ゆや 

今なら「萌」くらいの評価だと思う

二つ収録されています。

【あの日の飴はまだ甘い】
かつて不登校になりかけた自分を救ってくれた人のように、自分も誰かの力になれたらいいな…という思いからフリースクールのボランティアを始めた大学生の富谷。
放課後に訪れると、そこには2年前自分を救ってくれた名取がいたけれど、自分のことは覚えていない様子で……。

富谷が視線送りまくりだから気持ちバレバレとはいえ、名取がいきなり距離を縮めて…

2

恋の微熱がさめなくて コミック

平喜多ゆや 

同時収録作が好き

同時収録作の【キミとひみつの夏休み】がかわいくて、キラキラが詰まってて、そしてちょっぴり切なくて好き。

どこの方言なんだろ?
田舎のじーちゃん達やキツネが化けた葵の話す方言があったかくていいんです。

道路を渡る際に、車に撥ねられてしまった母狐を埋めてくれたじーちゃん&ばーちゃん。
その恩返しのために人間に化けてやってきて、ばーちゃんから孫の智宏の写真をたくさん見せてもらって以来、会…

0

胡桃荘の夢見る住人 コミック

平喜多ゆや 

優しさと揺るぎない想い

見た目がかなりトガッてそうな純がトリマ―というギャップ、
そして面倒見の良さがとても魅力的です。
お世話されるわんちゃん達はきっと純の優しさを感じとっているんだろうなぁ。
才能ある若者ミュージシャンの情和が
つらい思いをしてきながら音楽に感情をのせていける事が羨ましくもありました。
好きなことが出来るというのは楽しいだけでは決して続けられないし
その時その時の出会いによって左右されたり…

1

さよならチカちゃん コミック

平喜多ゆや 

田舎方言BL。です。

宮城だそうで…方言弱くってなー…かわいかった。
最初こっち向いてる子がチカちゃんなのかと思ってたんだけども、涙拭ってる黒髪の子がチカちゃんでした。
タイトルに思いっきり名前入ってる上に受け(花形)なのに、受けの顔を見せずに攻めがこっち向いて泣いてるっていう構図が斬新だなぁと思って表紙買いしたんですが、わりとありふれたネタであるあるな展開なのかなと思いきやわりと個人的には新鮮な展開で、絵柄も相ま…

5

すこやか溺愛ライフ コミック

平喜多ゆや 

溺愛攻めの完全勝利。うさぎの瞳にも癒される、その名の通りの健やかさ。

うははー。これは可愛い♡ こんなに愛される幸せってあるだろうかと、ほわほわします。ほっこりぬくぬくな読後感。きっと寒くなったらまた読み返すと思う。ヨシオのやや一方的な一目惚れから始まった執着攻めなんだけど、こんなに居心地がいいことってあるんだろうかと。
ヨシオの顔は、キリッとしてはいますが、それ以外の脱力感といいますか、柔らかなタッチもこのほわほわ感にピッタリで。特にうさぎの愛らしさ(足とか分か…

6

すこやか溺愛ライフ コミック

平喜多ゆや 

なんども読んで

初めて読んだ時は、今までの作品よりも普通かなーなんて思っていましたが、しんどくなるたび読んで、じわじわと心に染み渡り、やっぱりいいわーと思いました。

ほんとこのかたの作品は、辛い時こそ癒されます。助かります。

2
PAGE TOP