松本ケンタロウさんのレビュー一覧

In Our Hands!! コミック

松本ケンタロウ 

余韻のある作品集

初読み作家さんです。
絵柄が全く好みでないので(はっきり言って、普段はこの手の絵柄の作品には手を出さないのですが)、後回しになっていた本でした。
全部で6つの短編と表題作の描き下ろし漫画が収録されています。
絵柄からは想像していなかった作風の作家さんだと思いました。
殴り描きのような作風で、何を描いているのか分かり辛い時もあるのですが、それが却って作品の雰囲気に合っているような気がします。…

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Clean a Wound コミック

松本ケンタロウ 

ふむ

ずっと、きっと絵柄が好みだろうなー読みたいなー
なんて思いながら積んでた作品(ぉぃ

学生時代、彼はおとなしい少年だった。
それがなぜだか気になって
笑ってほしくてちょっかいだして。
いろんなことに巻き込んでは笑いあった。
けれど「好きだ」と言われて戸惑って。
離れてしまって早~年。

そんなプロローグあっての本作。
無二の存在だった双子の物語。

正直お話しもろもろ、雰…

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Clean a Wound コミック

松本ケンタロウ 

迷ってるなら読んでみて欲しい

【作家×双子の兄(大学生×双子の弟)/仕立屋×華族】

タイトルそのままの英語は見つけることは出来ませんでしたが「a clean wound(清潔創、スパッと切れた切り口)」がありました。
…痛そう・゚・(PД`q。)・゚・
紙とかナイフで切った感じを思います。
紙で切ると地味に痛いですよね(´・ω・`)
はい、タイトルからも想定される通りの話でした…救いはあります。
ちゃんと光は射…

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mini cab 3周年記念特別付録小冊子 グッズ

腰乃先生に惹かれて・・・。

「cab vol13」の付録であるこちらの小冊子。
付録小冊子ですが結構読み応えあります。
普段は雑誌って目的がない限りあんまり買わないのですが、今回は付録の小冊子に惹かれて購入を決めました。

お目当ての作品は腰乃先生描き下ろしの「鮫島くんと笹原くん」の番外編です。
タイトルは「笹原くんと鮫島くん」となっていて、内容はタイトルからもうっすらと窺えるのですが・・・リバです。
とうとう鮫…

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mini cab 3周年記念特別付録小冊子 グッズ

出版社さまありがとう(;∀;)҂҂iVj

腰乃センセの鮫笹が大好きで大好きで色々ググってたどり着いた,鮫笹の素敵な話が読めるとゆー噂の小冊子。

BLにハマったのがつい半年前。色んな作品にハマっては,昔の限定のペーパーや小冊子に泣かされましたょ,,,仕方ない事だけど,,,今更手に入らないなら最初から知らぬが仏とゆー(T^T)グスン

こちらも無理かなーと凹んでたら,雑誌の付録扱いだからバックナンバーを購入すれば絶対付いてくるんで...

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In Our Hands!! コミック

松本ケンタロウ 

目に見えない衝動を

松本ケンタロウさんの二冊目です。

今回は短編集。表題作の描き下ろしを含めた七作を収録。


表題作『In Our Hands!』

悪魔顔の二郎と女顔の大介。
どうしようもないコンプレックスを持った二人は似た者同士の幼馴染。
高二の夏休み明け、久しぶりに会った大介は女子高生の制服姿で現れた。
顔のせいで不良に絡まれ、弱いくせに喧嘩ばかり。
そんな日々を送っていた二郎に大介は…

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Clean a Wound コミック

松本ケンタロウ 

魅力ある作品

この本が発売した当時、まだ私はBL漫画を読み始めた頃でした。
まず表紙に一目惚れをして買い、内容も今まで読んだBL漫画とは一線を画したもので随分衝撃を受けたものです。

その時の自分が抱いていたBLの世界観を根底から覆された気分でした。

双子として生まれた兄の一(はじめ)と弟の至(いたる)。
苦しい子供時代の中で、お互いがお互いを必要とし合って生きてきた。
一は至を守りたくて、至は…

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In Our Hands!! コミック

松本ケンタロウ 

一読だけじゃ、許容しきれない。

ニッチな印象の短編集だなぁ、
というのが第一読印象。
前作『Clean a Wound』の雰囲気に
どハマりして本作も読んでみたのですが、
これは、前作よりも読者を選ぶように感じた。

各話のストーリーは其々に魅力的ではある。
作者さんは描きたい物語のイメージが
頭の中に明確にある方なのだと思う。
しかし、「行間を読む」系の表現傾向が強い方。
絵の勢いと雰囲気で魅せる部分が多い…

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Clean a Wound コミック

松本ケンタロウ 

シリアス臭がプンプン、もうプンプン

松本ケンタロウ先生渾身のデビュー作!ということで、
行きつけの書店の、これまた行きつけのBLコーナーに
平積みされていたのを今でもよく覚えています。

手にとった理由は、なんと言ってもこの表紙。
他の方も仰っている通り、何処と無く中村明日美子先生の
描かれる儚げな雰囲気と近いものがあり、惹きつけられました。うむ、美しい。

そして帯の煽り文句。
【 君の過去も秘密も、全て愛そう …

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Clean a Wound コミック

松本ケンタロウ 

鮮やかな展開と独特のタッチに、もうやられた!

暗いのにどこか美しく、
シリアスで痛いのに救いがある。
期待以上でした。
松本ケンタロウさん、描きたい物語が
頭の中に明確にある方なのだと思う。
このストーリーセンスが
私の好みにカチリ、とハマってしまった。


物語はリョータの回想からスタートする。
高校時代のリョータと至(いたる)の恋の記憶。
次に視点は、至の双子の兄・一(はじめ)
切り替わり、心の闇に潜る。
そして…

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