七海さんのレビュー一覧

長距離初恋 小説

西江彩夏  七海 

全身全霊で恋をする

初めての恋と肉欲に溺れる10代の3年間を描いた「Blue Season, Diary」(川本視点)、再会した20代の二人を描いた「Bagwor's Ivory Home」(谷村視点)、そしてその後の二人を描いた「Red Cherry」(再び川本視点) の三部構成から成る作品です。

第一部「Blue Season, Diary」は、西江彩夏さんのクールな筆致で語られる川本の暴走ぶりが…

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キケンなお隣さん コミック

七海 

こういう腹黒さんは嫌いじゃない

この作品、七海さんのデビューコミックスだったんですね。あとがきを読んで知りました。
私は七海さんの絵がとっても好きなのですが、もう既にこの頃から美しいです(個人的には表紙よりも中身の絵の方が美しいのではないかと…)。
特に表題作の受け様は美しくてセクシーで、女王様の様に神々しくて、思わず画面を見入ってしまったことが何度か…。
デビューコミックスとは思えないストーリー作りと画面なのではないでし…

1

キケンなお隣さん コミック

七海 

お隣さん

キケンなお隣さんとはお隣さんに誘惑されてキケンてことなんですね。

自分のゲイという性癖を押し殺して女性と結婚。
世の中、そういう人もいるだろうなと思いました。

でも、その部分はあまり好きじゃないです。
自分を隠して結婚するっていう部分。

奥村の魅力はやっぱり、何でも出来そうな見た目なのに仕事以外何も出来ないというところかなと。
奥さんと別れたあと、奥村の部屋はゴミ部屋でした…

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ポルノスーパースター コミック

七海 

見た目は高校生

表紙の二人、見た目は高校生です。
高校生に見えます。

時々、話が噛み合ってないような感じが好きです。
朝岡の気持ちが山下に伝わらない部分とか。

地味な山下だけど、朝岡には素直で一生懸命なところが可愛い。


シャイニースターから読み始めたけど、こっちも好きです。

で、口絵の和也さんが素敵です。
キケンなお隣さんに登場したバーのオーナーですかね。違いますかね。


0

シャイニースター 1 コミック

七海 

残念ながら二巻が未定…

すっごく好き。
きれいな世界の話ではないので、正直どうかな?と思いながら読み始めたのですが、さすが漫画!ゲイビスターのヒカルさんがめちゃくちゃ格好いいので、綺麗な妄想をさせていただけました。
巻末に前作のポルノスーパースターの二人も絡んだ番外編が入っていて、それも何だかお得でした。こうして二つのカップルを比べてみると、前作は格好いいハイスペックな攻め×おとなしめで可愛らしい系の受けという二人に…

9

ポルノスーパースター コミック

七海 

本物の誤解でした

設定がまずは面白かったですね。
ポルノ界のスーパースターに憧れて、バージンを貰ってほしいとお願いしちゃうなんて!普段はモゴモゴしか喋れない山下がよくもそんな大胆なことを!それに、こんなハンサムで金持ちでって言うハイスペックな朝岡が暇潰しとは言え、よくも承知したなぁ。この人、山下のことをいつから好きになってたんだろう?
いずれにしても、だんだん朝岡を好きになっていく山下がなんか見ていて可愛かった…

1

ポルノスーパースター コミック

七海 

誰だって愛されたいのは当たり前

「おすすめBL手帖」を読んで、続きが気になったので。
ちょう良い話じゃないですかー!
泣いちゃいましたよ。

おどおどしてて、いじめられたり、人から大事にされてこなかった主人公・山下が、俺様の攻め・浅岡からもまた、いいようにオモチャのように扱われているかと思ったら・・・というお話。

山下が、ちゃんと自分が傷ついていることに気付いて、口に出して、強くなっていくのが感動的。

同時収…

2

星降る夜に恋をして 小説

大徳寺キサラ(大徳寺きさら)  七海 

家族愛

七海さんのイラストに惹かれて購入しました。序盤は王道の甘々な初恋モノなのですが、中盤以降で物語が変化していき、結構のめり込んで読みました。優の成長や夏川家の家族愛が描かれていて、胸にぐっとくるものがありました。

優は全編を通して素直な良い子です。一方の七瀬は物語の変化とともに印象が変わる青年で、彼の視点になっている「春はきらめく恋の日々」を読んでも、まだ明らかにされていない部分があるように感…

1

ファーマーのたまご 小説

玉木ゆら  七海 

舞台は農学部、ダチョウ大活躍!

表題作、続編短編「はじめて」、おまけ四コマ漫画の3作品が収録されています。

初々しい大学生の恋模様です。
舞台は農学部なのですが、小屋掃除中にダチョウに求愛される場面はインパクトありましたが、後の牧場実習、動物生理学実験(冷水実験)はああそんなものもあるんだというくらいでした。もっと農学部に特化したキャラが登場しても良かったのかもと思いました。

主人公・七生(受け)の目線でストーリー…

0

夜の情香 朝の心温 小説

吉田ナツ  七海 

重荷を背負ったまま愛する

番外編ショートを読んで、興味を持って、本編であるこちらを購入しました。読後の印象は、ハッピーエンドなのですが、ちょっと切ないものでした。

1冊丸ごと表題作です。
高岡(攻め)の目線でストーリーは進んでいきます。
高岡は、一晩の遊びの相手として、凛(受け)とセックスをします。ところが、後日出会った凛は、春樹と名乗り、高岡の事を覚えてなくて…。

ネタバレしますと、春樹は多重人格です。裏…

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