四宮しのさんのレビュー一覧

てのひら怪談 コミック

四宮しの 

ホラー少なめラブたっぷりの怪異譚

 怪談は苦手なのですが優しそうな表紙に惹かれて購入。初めは少し怖かったですが、途中からはほのぼの展開。優しいラストにはきゅんと暖かい気持ちにさせられました。エロはないですが色んな愛が詰まっていて読みごたえのある人間ドラマでした!

 川で溺れたのをきっかけに幽霊が見えるようになった日下(ニッカ)と、不思議な力と秘密を持っている親友の平片(ピース)。
 困っている人を放っておけないニッカと、そ…

6

マナビノクニ コミック

四宮しの 

雰囲気はかわいい

ちょっと不思議大人な小宮山先生の自宅塾を舞台にしたオムニバス。
全体に、ラブはあるけどエチ無し、匂い系じゃないけどBL未満なのは、登場する子達がまだまだ子供で、これから恋って何かを知っていくお話なので、全然問題ないんだけど、、、

ちょっと登場人物多すぎじゃないかと、、、

こういう地味っぽい絵も、かわいい雰囲気は嫌いじゃないけど、
ゴメン、見分け付かない。
おまけに、小学生から中学…

3

川果町よろづ奇縁譚 コミック

四宮しの 

実は絵が苦手ーなんですが、平子の顔に惹かれて購入〜。
ん〜当たりでした!
可愛いな平子!!天花寺くんも可愛いな!!
呪い?人の欲や執着、そんなのにつけこまれる平子メインなお話しです。
縁で繋がった人たち。なんかあったらいいな、こうだったらいいな。って思いました。
会えるよいつかきっと!ってなんか断ち切れたはずの関係でもどこかでつながってまた出逢えたら寂しくないなぁなんて。



4

川果町よろづ奇縁譚 コミック

四宮しの 

めぐりめぐる縁の物語

良縁・奇縁・めぐり逢わせ。
そんな"えにし"に引き寄せられた人たちの不思議なお話でした。
それぞれの人と人は切り離された関係ではなく意味を持って出会っている、と。
過去であったり、今であったり、未来であったり。
このお話にはそんな人たちの過去の出会いから今現在と、
そして少しだけ未来まで描いてありました。
そこに不思議なもの・怪奇的なものが絡んでいて面白かったです。…

11

川果町よろづ奇縁譚 コミック

四宮しの 

不思議、大好き。

不思議な雰囲気をまとう平子千佐は、我の薄い性格の持ち主。
怪しげなモノも含めて色々と引き寄せてしまうタイプで、怪しげな鑑定調査事務所のアルバイトに誘われて、バイトを始めることに。
そこでの仕事から、魂を奪われそうになった過去の出来事や、未来での恋人との邂逅、出生時の命名の鍵を握る人物との再会…など、自身に深く関わる理を知っていくことになる……

といった展開の、独特な奇譚ファンタジー。

7

川果町よろづ奇縁譚 コミック

四宮しの 

このいとおしさ

読了後、胸がじーん…と熱くなり、
甘やかな気持ちが広がってゆくのを体感致しました。


以下ネタバレ+超個人的感想です。


まず装丁。
いま、水彩なら四宮先生!というほど先生の色使いや筆致に惚れ込んでいるので、手に取って思わずうっとり。舞い上がる綾錦の蝶にいつまでも見惚れていました。
そして表紙の素晴らしさに劣らず、内容もとても満足できました。

設定は民俗学…ファン…

12

川果町よろづ奇縁譚 コミック

四宮しの 

男女では無いけれど縁は異なもの

ひらひら舞う蝶の表紙イラストも素敵なノスタルジックな雰囲気があり、
更に人の縁が結ぶ不思議を感じさせる作品でとても面白い。
古き時代の迷信や言われ、古いものには森羅万象、八百万の神が宿っているような
アニミズム的な世界観も感じられるし、呪詛なんて怖いものまで感じられる。

そんな不思議な世界観がありながらも、人の縁と相手を思う気持ちまで描かれていて
読み込めば奥深い作品だと、かなり味の…

6

川果町よろづ奇縁譚 コミック

四宮しの 

出会いは因縁

今回のこの表紙とても素敵で思わず見惚れてしまいました。
デビュー作から拝見させていただいておりますが、最初の頃稚拙な…などと比喩してしまった絵も随分こなれてきまして、それが独特の味になり、
特に今回は今まで少年を描くことが多かった世界に大人が登場したことで、また淫靡さも見せ、更にこの作家さんの魅力にはまりそうです☆

今回このレビューを書くのは大変に難しかったです。
何をどう伝えたらいい…

7

川果町よろづ奇縁譚 コミック

四宮しの 

合縁奇縁

奇縁と奇譚。ちらばる巡り合わせを繋ぎあわせた不思議なストーリーでした。
ジャンルは、BLというよりもファンタジーと表するほうが個人的にはしっくりきます。ボーイズラブの側面はたしかにあるのですが、それよりも主軸のお話に目が向きました。キャラクターたちが話す言葉を考えながら、おとぎ話のような世界を1ページ1ページ捲っておりました。
またこのストーリーに対し、四宮先生の絵柄がとてもよくあっています。…

5

the way I am コミック

四宮しの 

不思議な猫耳恋物語

OPERAにて既読でしたが、掲載時二ヶ月置きの連載は、何だかよくわけがわからなかったのが自分の感想でした。
ただわかっていたのは、いなくなった猫が夢に出てきて、その子が連れてた子猫にそっくりな先輩と知り合い、その先輩に猫耳が見えて、運命の出会いを感じて好きになっていくという出会い部分だけがやけに印象的で、
なにがこうも、よくわからなかったんだろう?と1冊になった単行本を読んでわかったのは、、、…

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