total review:279077today:29
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
27/29(合計:284件)
イシノアヤ
雀影
いい味出してます。 収録作品は、表題作以外は割合古めの短編です。 なので、着実にうまくというか、読みやすくなっているのだなと、感じられます。 古い作品でも、画面の構成とか、お話の展開は無理なくこなれています。 ただ、表題作にくらべると、やはりどこかがもどかしい。 何かがちょっと説明不足なような、今一共感しきれない感じ。 表題作は、天の邪鬼で意地っ張りな主人公の四ノ宮の性格は全然好き…
茶鬼
イシノアヤさんの作品は他誌のものみたいに、セリフが少なくても人物の表情とそのシーン展開だけで、彼等がどう思って何を考えているか充分わかるような気がするのだが、ルチルの作品はセリフが多い。 実はそれが面倒くさい作業になってしまい、絵から感じ取るという作業を疎外するのが実に惜しいと思ってしまう(涙) 確かに帯にあるように「ボタンをかけ違えたような恋のはじまりとその後」とあるように、言葉が足りなかっ…
akiRe*
ネタバレ
今までは絵がちょっと苦手かな~と思って手を出しそびれてたんですが今回は表紙の装丁に惹かれて試しに購入してみました。 内容は4組のカップルが織りなす、ごくシンプルなラブストーリー集です。絵に関しては最初やっぱ少し読みづらいかなぁと思ってたものの、読み進めてくうち私はあまり違和感を感じなくなってきましたww お話の方も思ってたより割と恋愛の感情を軸とした分かりやすい内容のモノばかりだったので、いい意味…
クレタコ
いやーーもっそい普通にBLとか関係なく単純にほのぼのしました。 やや癖のある絵柄ですが読んでいる内に気にならなくなるタイプの癖です。 台詞はごりごり削って、絵と漫画で読ませていくお話。 色鉛筆でデザイン画描いたり、ミシン掛けたり、手芸したりしてる椿は男性デザイナーというよりは乙女系男子って感じがしちゃいますがそれはそれで良し! 平岩と娘との交流もべたべたし過ぎないでどこかしら第三者視点で描…
友情以上恋愛未満、あまりにほのぼのしたお話ですが、本当!癒し系マンガですね。 このゆる~い関係の、ほんの些細な日常がほっこりキュンと、色々な想像を狩りたててくれるのです。 なんと、今回はインクが紺色なんです! 粋なことするなー♪♪黒より柔らかくなってとっても見やすく、またこの本にとっても合っているのです! 今回は『椿びより』の直後から始まります。 バツイチの元同級生平岩と再会して、平…
ふんどし子
なんてことのない日常の話がたんたんと描かれている漫画なのですが、絵といいコマの運びといい、すべてからほんわかした雰囲気が漂ってます。 癒されるんですよねー 主人公の椿は自分で小物つくったり裁縫したりするいわゆるオトメンな成人男子。部屋もなんだか女子的です。 普段、こういうタイプのキャラはあまりツボに入らないのですが、椿の一挙一動や言動をみているとすごいかわいい!と思ってしまいます。元クラ…
猫星
独特のタッチ。独特の世界観。独特の物語展開。好きな方は大好きだが、苦手な方も出るだろうなと感じた。 全体的に題材が重たい。あまあまほのぼの系あたりが好きな方は理解に苦しむやも。ハッピーエンドと言い切れない作品も有。 ダメ男が多く、恋心に悩む不器用な男たちを楽しめる。苦しむ姿が大好物の私は、どの話も満足できた。汗や唾液にエロスを感じた。 擬音語や吹き出しが少なく、絵だけでぱたぱた進んでいくコマ…
同時に出た「恋などとうに…」と同じような、かわいい学園物かと思ったりすると大やけど、 こっちの本の本質は、表紙をめくった扉絵の方にありました。 んまに、こん表紙、とんだツリやで、 こちらは初出が[opera」と同人誌。 雰囲気系というか、自己満足、自己完結したい放題系? [恋など…」のような、わかりやすいエンターテインメント系じゃありません。 絵も、一こま、一こまのアート感が優先さ…
最終的に、テッパンの年下攻めって所に結局落ち着きそうな、かわいい甘甘ストーリーの詰まった本。 さすがに掲載誌がルチルだけあって、かわいくて、きれいで、わかりやすい。 もともと基本のデッサンはしっかりしているから、ちゃんと、キレイかわいいにも出来るんじゃないですかぁ、って、詰りたくなるような、かわいくわかりやすい、絵とストーリー。 本編の中ではどのカプも、キスすら満足にしていないので、受け攻め…
葡萄瓜
内容は多分殆どの人の口に合う筈です。 障害になるとすれば絵柄なのですが、 厄介な事にこれ等の物語はこの絵で 語られないと説得力が多分半減します。 作り込まれた華美ではなく、叫び出す様な 殴り描きではなく、ただありあわせの紙に さらりと描かれた様なスケッチの累積。 心情を整理する為のスケッチは、時に 意気込んで作られた芸術より雄弁なのです。