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イシノアヤ
まほまほ
ネタバレ
エリートサラリーマン三井の転落から始まる物語 隣家に越して来た曽根は高校時代に俺に告白してきた男だった... ゲイだった事をひた隠して必死に生きてきた人生を根底から覆され、自暴自棄に陥る三井 隣家に友人と同居している曽根の同居人への思慕を強請りのネタに体の関係を強要する ここまで見ると鬼畜の三井何ですが、ここがイシノさんの描き方の妙で、露悪的では無いんです 鬼畜さを押し出すのでは…
冬草
日常系でもほのぼのでもない イシノアヤさんの新境地作品『トリガー』。 シリアスで痛々しいシーンも含め、 ひとりの男の転落が、暴くように徹底的に描かれた秀作です。 順風満帆なエリート商社マンの三井は 不足のない人生、不足のない生活を送ってきた。 それは努力の上に成り立っているもので、 彼には絶対に認めたくない、封印すべき”ゲイ”という根幹があった。 そんな彼が妻から言い渡された離…
もかもか
自分はきっと普通じゃない……ゲイであることを心の底では自覚しながらも、どうしても認められない三井。そんな心の闇を、仕事はエリートで家族にも真面目に向き合う生活をすることで埋めてきた。三井はどこまでもまっとうであろうとし、道を外れることを深くおそれている。それなのに妻から離婚を突きつけられ、ここからどんどん三井は崩れていく。 一緒にいるからこそ、奥さんも三井が自分自身を愛してくれているわけではない…
江名
離婚を言い渡されて、 妻と子供に出て行かれてしまったエリートリーマン(攻め・表紙の男)と、 その攻めのマンションの隣りの部屋に引っ越して来た、 高校時代に攻めに告白をした過去を持つ元同級生のゲイとのお話です。 ふたりは再会してすぐに、 離婚して荒んでいる攻めが、受けを脅す形で無理に抱き、 関係が始まります。 でもこの本は、ふたりの恋よりも、 ゲイであることを認めたくない、認…
弥七
作家買いをしているのに、何となく読んでいない気がして買いました。ということ、多くないですか! 私だけですか! 大抵二度買ってしまったものは好みだったりするので、後悔はしないのですが。 久しぶりに読んで、いい話だなって思いました。BLの醍醐味はくっつくまでの緊張感とか、誤解しあう切なさだとかいろいろあると思うのですが、くっついてからのお話って難しいと思うのです。実際自分も結婚してるけど、…
凪良ゆう イシノアヤ
M+M
切なさ0%です。 ネタバレをあまりしないようにしたいのですが、書きたくてたまらないくらい、あちこちに名言(迷言?)が散らばっていて、笑いっぱなしでした。 特に、世取(攻め)目線の同時収録作品「湯けむり探偵温泉事件簿 初夜のから騒ぎ」では、ページをめくるごとに笑えました。「畳に浣腸座り」って…(笑)あと、某漫画の名言とか! 表題作の「それはおまえが童貞だからです」は、二ノ宮目線なん…
bonny
イシノアヤさんの作品ではこの本をよくリピートして読みます。 大学生キヨの、同じ講義をとっている竹花くんへの片思い。竹花くんと義弟のお話、竹花くんから身を退いてキヨがおつきあいを始めた大学講師、笹岡とキヨの日常がオムニバス形式で描かれています。それぞれブツ切りされている感がなく、流れるように自然につながっていて、映画を観ているようでした。 色々、もう色々ツボすぎて…、自分が今でいうサブカル女…
長く付き合っている田舎に住むゲイCP。 友達以上の関係だって、親にはナイショだけど、 ちゃんと分かってくれる、口は悪いけど理解ある友人もいる。 肝心の恋人は、 結構つれなくて、ムカっともするんだけど、 でも、 一番大事に想ってくれてる…んだよね? そこんとこ、ときどき不安になって喧嘩したり、仲直りしたり。 そんなふたりが、 人生を共に歩んでいこうと愛を誓うまでの、愛し…
まかない
シリアス作品のイメージが強い凪良先生のラブコメ。 感想を一言で言うと、楽しかった。 考えさせられる、とか、感動する、とかそういうことは無いんですが、代わりに頭を使わずサラッと楽しめる。そういう作品です。BLなのであまり無いかも知れませんが、人前では絶対に読まないほうがいいです。笑っちゃうので。 いつもシリアスばっかり買ってしまう私としては、たまにはこういうのもイイネ!って感じです。 あ…
イサヲ
元彼と10数年ぶり出会って焼けぼっくいに火がつく、だけじゃない、まさかの超能力もの。最初つき合ってたときダメになったのは、二ノ宮の強烈なコンプレックスのせいもあるし、世取がデリカシーなさすぎなせいもある。でも私このテの犬、大好きです。ズレてはいるけど繊細で優しいし、大らかで本能のままで好し。だもんで後半のドタバタ火サス劇は、世取視点だったので、二重に楽しかったなあ。経々さんたちの話も書いてくださら…