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イシノアヤ
hepo
ネタバレ
大好きなイシノアヤさんの新刊、やっと購入!! 爽やかな表紙を開くと、深緑色で印刷された本編が始まります。 こういうこだわり、好きです。 工房兼倉庫にしようと狙っていた山の中の一軒家が人手に渡ったと聞かされた家具職人志望の宇佐。 どんな人が入ったのか偵察に行ってみると、家屋は手入れされないまま。 さらに庭にはちゃんちゃんこ姿の人が倒れていて…。 胡桃沢が可愛くてたまりませんよ…
全然どうでもいいことなのですが、近江のきれいな顔とヒゲの似合わなさが尋常じゃない。 さらにどうでもいいことなのですが、もみあげとヒゲは誰でも繋がるものではないと昔調べたことがあります。 大学生の近江、近江の友人の竹花、竹花の血の繋がらない弟の圭、大学講師笹岡。 4人の想いがリレーのように一方向に流れていく話だと思ってました。 まさかそこで⇄が来るとは…、という展開にしょんぼりです。 …
「椿だより」を購入するついでにイシノアヤさんの作品を全部揃えることにしまして。 相変わらずいろいろ調べずに読み始めるので、先に知っていたら何でもないことが「予期せぬ喜び」として味わえます。 こういう風にいい作用をもたらしてくれたときは「こういう買い方おすすめ!」と言って回りたい気持ちになるのですが、続編やスピンオフを先に読んでしまったり、表紙で選んで全くしゅみじゃないどころか地雷だったというよ…
極私的記念すべき400冊目(小冊子除く)はこちらにしようと決めていました。 「椿びより」を読んですぐにこちらも注文したものの、レビュー399冊分書き終わるまで読むのを我慢していた甲斐がありました!やっぱり大好き!! 子どものような透き通ったこころを持った椿たろうくんが、小学生になった史生と変わらずシングルファザーな平岩と過ごす日々が綴られています。 好きなものはたくさんあるけど恋愛の「好…
好きすぎて、好きすぎて、読み終わったあとに本を抱きしめてしまいました。 何度でも言いたい。好きすぎる! 友人に借りたのですが、読み終わってから光の速さで本作と続編を注文しましたよ。 散歩中に頭に当たった洗濯ばさみ。 拾おうとしてしゃがんだ先に咲いた小さな花。 呼びかける声に振り返ると、そこには…。 手芸作家の椿太郎が中学校の同級生だった平岩と再会してからの日々が綴られています。…
前から不思議に思っていたことがあります。 貞操観念の薄いキャラは大変苦手なのですが、なぜかイシノさんが描くとふつうに読めてしまう。 なぜだろう。 今回も出てきます、ビッチと言っていいのか分からないけど、きちんとした関係抜きにカラダだけというキャラ。だけど憎めない。愛おしい。 同じ大学に通う大原と田中はルームシェア中。単なるシェアメイトではなくてカラダの関係もある。 この関係を形に…
レビューのタイトル、本当は表題作を褒めちぎりたかったのですが、読み進めたら未読の方にどうしてもお伝えしたいことができてしまったのでこんなことに…。 「LIQUORはネタバレ、レビューで前知識を入れると楽しみが3/4減ります」 イシノさんが意図した手法が台無しになってしまうので、なにとぞ! わたしは作品を読んだあとレビューを書いてから他の方のレビューを拝見させていただくのでフルで楽しめ…
田舎町で文房具屋を営む海と学習塾を運営している樟一。 おおらかな自然に囲まれた穏やかな時間の中でゆっくりと確実に育まれた関係が話の軸になっています。 気心の知れた友人たちの中ではオープンリーゲイですが、家族や周囲にはクローゼットなので樟一は身内から見合いを持ち込まれたり、女子高生に告白されたりということもある。感情を表にほとんど出さない樟一に海はやきもきしたり、友人を巻き込んで盛大にいじけたり…
数ページ試し読みして堪らず即購入しました。 買ってよかった! 笑えて、きゅんとできる作品好きにはおすすめの短編集です。 【あまのじゃくの恋/ユメのあとさき/ラブ&ピース①②】神 隣に住むワンコ系大学生とあまのじゃくリーマンの話です。 素直になれないのは素直すぎるお前のせいだといわんばかりの四ノ宮が可愛い。空回りするワンコな村井も可愛い。ちょこちょこ笑えるのも楽しい。とにかくテ…
ああ、ひどい作品でした。 こんなにひどい男の話を読まされて、最後はその男がこの先もしあわせであるように願ってしまうなんてひどいにも程がある。 三井という男の半生が描かれています。 エリート。会社での評判も上々。3LDKのマンションに美しい妻と私立に通う娘。何不自由なく、家族が欲しがるものは全て与えられる甲斐性のある自分。誰もが羨む「男」の生活。 三井が叶ったと思っていた理想の生活はもう…