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高村薫
牡丹燈篭
ネタバレ
「マークスの山」下巻。 警察を嘲笑うかのように犯行を重ねる殺人鬼〈マークス〉。四方八方からの妨害で遅々として捜査が進まない刑事たちですが、徐々に事件の真相が明らかになっていきます。私立大学理事長、建設会社社長、弁護士、検事…。各界を代表する男たちが大学時代に結んだある盟約が連続殺人を呼び寄せたのか?一方、3年周期で訪れる〈明るい山〉と〈暗い山〉に苦しむ青年・水沢はある行動を取っていて…。 …
匂い系と言えば必ず名前が挙がる高村薫作品。本作「マークスの山」は高村薫氏の代表作・合田雄一郎シリーズの第1巻にして第109回(1993年上半期)直木賞&第12回日本冒険小説協会大賞W受賞作です。 合田雄一郎シリーズとは、そのシリーズ名の通り刑事・合田雄一郎を主人公とし、殺人事件の真相を探るミステリー小説のシリーズ。捜査の過程で警察の内部抗争や現代社会の暗部が顕在化して、犯人当て推理小説の枠に…
トオコ
マザコン(ゆえに年増好き)・機械フェチの一彰と、歌って踊れる謎の美形中国人・李歐が出会い、お互いに惹かれ合いながらも別れ、そして再会するまでの15年を描いた物語です。 『わが手に拳銃を』より、ラブ度がアップしていますよ。 以前住んでいた所が舞台のひとつとなっているので、個人的な思い入れもあるのですが、それがなくても大好きな作品です。 母親の駆け落ち相手の男を捜すため、ナイトクラブでバイト…