アユ・ヤマネさんのレビュー一覧

ネクタイとカマキリ コミック

アユ・ヤマネ 

前作よりぐっと万人向け

アユヤマネ氏の作品の特徴は、児童まんが風のかわいらしく個性的な絵柄で大人っぽく余白のある物語を見せるというギャップである。
とはいえ第1作品集である『泣くのはおよしよ仔リスちゃん』では、その収録作の多くが「こども」主体の構図で語られていたために、絵柄にマッチしすぎた「ショタっぽさ」が一部の読者の苦手意識を喚起したようで、「読み手を選ぶ作家」として認識されてしまったように思う。
約4年半ぶりとな…

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ネクタイとカマキリ コミック

アユ・ヤマネ 

やさしいね

ジュネットの新レーベル「チェリーシリーズ」から出た第一弾。
エチもエロもないアユヤマネ作品がジュネに!?っていうんで違和感たっぷりなんですが、実はこれ掲載雑誌はゲイDVDが付いている「恋ジュネ」なんですねv
あの雑誌は小椋ムクさんが載っていたりとか、エロばっかり!って思っているところにものすごく意外なツボがポロっと落ちていたことがあってびっくりしたのですよね~

この方の絵は、まるで絵本の…

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泣くのはおよしよ仔リスちゃん コミック

アユ・ヤマネ 

異色作家さんですね

丁寧で丸っこくて可愛い絵柄。
絵だけみたらまさかBLだとは思わないでしょうなー。
イラストレーターさんか、絵本系の絵柄です。
完成度は高いけど萌え要素はあんま無いかなと思いつつ読んでたんですが、ショタ萌えな自分的には待つ宵草の少年の足とかはうわーーエロいーーこの足首がないとこが萌え!!となって萌えました。
あーー、でも自分はショタ萌えしたので萌えたけど、萌え所が無いといえば無いかもしれない…

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泣くのはおよしよ仔リスちゃん コミック

アユ・ヤマネ 

絵の独特さに、ついて行けませんでした。

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泣くのはおよしよ仔リスちゃん コミック

アユ・ヤマネ 

オリジナルな絵柄に惹かれる

◆サヨナラゆりかご → 教師と生徒
◆タイニー颱風 → ゲイの叔父と中学生
◆泣くのはお止しよ仔リスちゃん → 10年まえ小学校サマーキャンプに参加した仲間
◆りんご畑に続く道で → 名門私立高生徒と用務員の少年
◆ごめんね柳ちゃん → 会社員の柳とノンケで彼女いる男
◆待つ宵草 → 戦前。中年作家と震災孤児

絵がステキです。キレイで、かわいくて、丁寧。
アユさんのことは『ユリイ…

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泣くのはおよしよ仔リスちゃん コミック

アユ・ヤマネ 

泣くのはおよしよ仔リスちゃんレビュー。

多分一般的なBLとちょっと毛色が違う作品だと思う。
アート系というか、サブカル系というか、濡れ場はほぼ無いです。アート感覚で、言葉や視線やアングルを駆使して男同士の恋愛をレイアウトするって感じの作品です。

この作者さんの作品を最初に見たのが同人アンソロ「フェラ特集」だったのですが、児童書みたいなイラストデザインチックな絵柄で淡々とフェラをテーマに描かれていて……。読んでいて変な感覚がした。…

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泣くのはおよしよ仔リスちゃん コミック

アユ・ヤマネ 

ノスタルジックにサブカル系

とっても可愛らしい、ファンシーでイラストチックな絵柄で、ごくごく淡いお話が綴られる本。
ストーリーもいいけど、とにかく、何よりいいのは、絵のレイアウトセンス!!
コマごとの絵のバランスとか、アングルとか、
ページごとの全体のレイアウトとか、
枠線の扱い(閉じていたり、解放していたり)、
裁ち切りのベタ背景の効果とか、
実にマニアックにに素晴らしい

BL括りじゃなくて、アート系って…

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泣くのはおよしよ仔リスちゃん コミック

アユ・ヤマネ 

心が痛いんですけど…

こういう本こそ一番子供に悪影響だと思います(^_^;)
プレイのシーンはゼロだし、ラブシーンさえほとんどありません。でも極限まで抑えているからこそ逆に、生生しく感じました。
少なくとも私が子供時代に読んでいだら確実に影響を受けていたでしょう。
なんか見てはいけないものを見たような…。心がザワザワする作品でした。
特に「タイニー台風」がやばかった…。

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泣くのはおよしよ仔リスちゃん コミック

アユ・ヤマネ 

曖昧だから必死

同性同士の壁を飛び越える事が勇気なのか
同性だから友達に踏み止まるのが勇気なのか。
その境目が曖昧だからこそ、関係の確立に
皆必死なのでしょう。
笑顔の裏には覚悟がきっとあるのです。

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