海野サチさんのレビュー一覧

巣ごもり荘ダイアリィ コミック

海野サチ 

人外ラブの夢と希望の詰まった短編集

狼男に人魚に鳥人間、蛇神様、人外が集う巣ごもり荘。
どの話も個性的で面白かったです!
狼男の話は野獣化した姿に笑って、人間になったときのカッコ良さにときめいた。
お次は腹筋バキバキで美人な人魚さん、素直で一途な姿がいじらしい。堅物研究者のまりのが赤ちゃん人魚を可愛がり倒している姿が微笑ましいです。
鳥くんの話も楽しかった。可愛い顔して巨根という。自慢の武器で強面の男をとろとろにするって素敵…

4

巣ごもり荘ダイアリィ コミック

海野サチ 

魅力たっぷりの住人達が住まう巣ごもり荘

耳としっぽだけというわけでなく人外要素の強い作品集でした。
巣ごもり荘には、管理人の巣籠春人をはじめ、狼男、水神の蛇人間、人魚、鳥人間と個性豊かな住人達が暮らしています。
こちらのお話では、種族の違いも受け入れられている世界のようです。
受け達は筋肉がっちりタイプ多し。こっちが受けなの?と驚きもありましたが、これはこれで興味をそそられました。

Vol.1、管理人の巣籠春人(人間)と狼男…

7

キスマイブラッド コミック

海野サチ 

どの話も決め手に欠ける

海野サチさんの書かれる吸血鬼モノってどんなだろ?と興味をもち購入。

んーーーごめんなさい、設定と話の方向性がよく分からずハマりきれませんでした。

吸血鬼の志摩(攻)と、年上の幼馴染の鉄(受)。
鉄は、長い眠りについた志摩の父親に代わり志摩を見守ってきたのですが、血を我慢できなくなった志摩に血を吸われてしまい、恋が芽生え…という展開。

志摩の父親のことが謎だらけです。
長い眠り…

1

キスマイブラッド コミック

海野サチ 

吸血鬼と幼馴染

吸血鬼と幼馴染の人間の話で吸血鬼の志摩の父親に永い眠り入る前に
一人息子が心配だとお隣に住んでいた鉄に志摩を頼んで眠りにつくのですが、
息子はまた半人前の吸血鬼で、鉄に猫や犬の血をもらって生きているような
一般的なBLでおなじみの吸血鬼からすれば何やら人間に近い。

そして読み進めるとなるほど、吸血鬼の息子だと思っていたらどうやら違う。
吸血鬼が自分の伴侶にすると決めて子どもの志摩を手…

2

キスマイブラッド コミック

海野サチ 

できそこないの吸血鬼

手描き感満載の線描写がゴツゴツしていて、あれ?この表題は古い作品なのかなと思ったらこちらの方が新しくて、少し前の作品のほうが線がしゅっとしているのに驚きました。
吸血鬼モノです。
作者さんによって色々な設定が作られてそれが楽しいのが吸血鬼モノの醍醐味ですね。
海野サチさんの吸血鬼は幼馴染モノでもあります。
しかも吸血鬼が高校生で、受けが年上で先生!?おまけに吸血鬼ができそこないとか、ちょっ…

4

僕と嘘と狼少年 コミック

海野サチ 

ちょっと痛いなぁ

レンタル彼氏、なんだか怪しいメールがキッカケで彼女が欲しいと思っていた蛯原が
初めてデートに出向いた先にいたのが冴えない男の三輪。
初めはビックリしていた蛯原だけど、ゲイで子供もいて、奥さんには逃げられ、
寂しさから家族が欲しかったと言う三輪に絆されるようにH無しでたまに会う関係を
願われた蛯原青年。

しかし、それはまるっきりの嘘で蛯原は騙され危うくカモにされそうになるが、
その時…

1

僕と嘘と狼少年 コミック

海野サチ 

狼少年は怖いから牙をむく

この本、結構何回も読みかえしてしまいました。
嘘をついて人をだまして、自分に向けられる真っ直ぐな好意を全力で拒否しまくる狼少年。
ボロボロになって傷付いて、どうしてそんなに拒むんだろう?
そしてどんなに拒否されても、彼の絶対有るはずの優しさを信じて一途に好意を寄せてくる相手。
痛いな~苦しいな~切ないな~
最初はそんな感情が先だってしまったのですが、読みこむうちに見えてきた狼少年の心。

7

僕と嘘と狼少年 コミック

海野サチ 

嘘と意地

あっさりと言ってしまえば、狼少年が色々乗り越えて
成長する物語です。表紙と口絵の限りでは受け攻め共に
荒事を得意とする様な第一印象ですが、実は彼等の本質は
裏表紙の絵の方が雄弁に物語っています。

狼少年はどう言う理由で狼少年になってしまったのか。
そして狼少年を普通の少年に変え、男として成長させるには
どうすれば良いのか。
そう言う視点で読み解いてみると、登場人物の可愛気に

3

おねがいっ!おネェさん! コミック

海野サチ 

タマ夫カッコイイ……

おねぇ系作品自体目立つのに、タマ夫がカッコイイせいで
余計に目立つよwwwww

ダメ男に惚れちゃうオネェって結構多いらしい……
多分オネェの方が実際の女より優しいからなのかも。

私は京平がいくらイケメンでもタマ夫みたいに優しく出来ないモン。
ほんと凄いなタマ夫は……。

柔道強いってのもなかなかツボったな~。
弟も可愛いし。サブキャラのオネェ達もなかなか良かった。

ス…

4

ふたりの涙雨 コミック

海野サチ 

萌えと滾りのバランスが自分向き

もっとしんみり系のイメージを持つ
たんにしんみりさせるだけだと一辺倒なのですが、そんなこと全然ないない。

むしろ基本線ドッタンバッタンしたコミカル風味の展開なのに
気が付けばじりじりとシミジミ感が累積されてる感じ。
「あー、面白かった」だけじゃないんですね、この本も。

そしてしみじみとするだけにはとどまらずこの人の描かれる筋肉が…
ムチムチしすぎないスジ筋とチンコがあまりにもセ…

3
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