成瀬かのさんのレビュー一覧

恋するオオカミとうさぎの話 小説

成瀬かの  鈴倉温 

オオカミというより…

その日の仕事を終え、愛するジャックに会うために実家へと急ぐ志藤(受)は、罠に陥り異世界に召喚された。そして、迷い込んだ杜で美しいオオカミのような魔獣のシーカリー(攻)と出会う。
一目でシーカリーを気に入り、撫でまわしたい(^O^)と思った志藤は、愛しいジャックのために用意したソーセージで餌付けし、撫でまわし、志藤を召喚した敵に襲われた時、シーカリーを逃がし敵に囚われてしまう。

得体のしれな…

3

恋するオオカミとうさぎの話 小説

成瀬かの  鈴倉温 

究極のワンコ好き

異世界ファンタジーで主役の志藤が大変なワンコ好き、ワンコが好き過ぎて
異世界に飛ばされてしまったのかと思えるようなお話です。
でも意外にも甘いだけのお話では無く、主人公が淡々と冷静でクールな態度なので
物理的な痛みの描写が多々あるのですが内容的には残酷で主役が受けるには痛々しい。
普通なら危機一髪で助けられるかと思えるところでも容赦なしで痛めつけられる。
何度死んでいても不思議でない志藤…

5

恋するオオカミとうさぎの話 小説

成瀬かの  鈴倉温 

萌えのオモチャ箱☆

初めてこの表紙のイラストを見た時、超ビックリしました。
隻眼のウサ耳~!?なんか変に色っぽそうなんだけど何か似合わないし、服装も変だし、一体コレは…
120%全力ファンタジー(?)
ほほぉー成瀬さんがデビュー前に同人で描かれていた趣味全開の作品だったのですね♪
何て表現したらいいのでしょう?
一応ストーリーはあります。
だけど、これって「萌え」の玩具箱な感じがします。
お話自体が、キ…

7

初恋スイーツ 小説

成瀬かの  森原八鹿 

かわいいんだけど・・・。

私、個人的に受のフユのルックスがNGです。
表紙ではいけるかな・・・と思ったんですけどカラーイラストでうわ、無理ってなったんです。でも、ストーリーの中で表現されているフユのイメージはそのまま表現されていると思います。好みなんでしょうか・・・。イラスト自体は嫌いじゃないんだけどな。

かわいい話が大好物な私なので、話的には好きな部類ですが、
最後、鴻巣がフユを呼び出してからのいちばんいい盛り…

3

初恋スイーツ 小説

成瀬かの  森原八鹿 

好みの問題

成瀬さん、とても好きな作者さんですし、
内容もふんわりしていて、帯にあるように「ピュアな初恋」もので、
良かったと思います。
「しゅみじゃない」評価になってしまったのは、
もうただ、私の苦手な性格の主人公だっただけです。

少々天然な性格で、かわいめな高校生、フユは、
偶然会った、強面パティシエの鴻巣に憧れ、徐々に恋をしていくようになります。
自分では、恋とは気づかず、純粋に恋をし…

3

初恋スイーツ 小説

成瀬かの  森原八鹿 

ほわほわしてて可愛いお話

ハズレの少ない作家さんでイベントでも同人誌を買い求める程最近は好きなのですが、
前作は泣かせてくれるもふもふだったけど、今回はほんわか優しくて甘く癒され
でもコミカルな感じで楽しませて頂きました。

主役の受けである冬生くんの天然でニブイ可愛さはまるで生きてるぬいぐるみ。
兄の溺愛ぶりが納得出来てしまう恐ろしい可愛さでしたね。
攻めであるパティシエの鴻巣はヤクザと間違われるほど強面で不…

2

初恋スイーツ 小説

成瀬かの  森原八鹿 

かわいくて、甘くてふわふわで、ちょっと笑い

成瀬さんのとってもかわいらしいお話でした。
主人公はとっても小さくてかわいらしくて、今どきスレてないフワフワしたイメージの純真な男の子。
本来なら、こういう男子の設定が登場すると反射的に回れ右してしまうくらい苦手意識のあるキャラなんですが、ストーリー展開にどこか抜け感があり、”そっちかよー!?”と思わず突っ込みたくなるネタがしかけてあったりと、笑わせる要素もあり一息に読めて、しかも楽しめちゃい…

9

さよなら 小説

成瀬かの  小椋ムク 

謎が気になり、ページが進む。

過去と現在が行き来し、徐々に姿を現していく作りになっています。

他の方のレビューを読んだわけじゃなし、事前情報も何もなく読んだため色んな謎が作中に散りばめられており、最初はよく分からなかったです。
一体このお話はどこに向かおうとしているのか、ミステリーなのかファンタジーなのか悲恋ものなのか、はたまた…。

よく分からないのですが、成瀬さんの綺麗な人物描写、読みやすい文章、心を打つ展開に…

7

琥珀色のなみだ~子狐の恋~ 小説

成瀬かの  yoco 

ちょこっと切ない

とてもピュアなお話で、
作者さんもあとがきで
「こういったお話はベテランしか許されないと思っていだけど…」
というようなことを書いていらっしゃるのですが、
確かに、読んでいて、
「成瀬さん、勝負してきたな!」と思わされました。

狐の神、琥珀と人を避け山里に住む元武士の、鐡のお話。
仲間、仕えていた人に裏切られ、名前を変え、
山里で暮らしていた鐡は、山で狐を見つける。
連れ変え…

3

さよなら 小説

成瀬かの  小椋ムク 

これもある意味ファンタジーなのか幻影なのか

完璧シリアス路線の切なさと苦しみが溢れんばかりに描かれている作品と言う感想。
ネタバレしてしまったら、面白みがすっかりかけてしまうようなシックスセンスみたいで
感想的には作品としては悪くはないだろうと思うけど好みでは無いと言う感じかな。

基本的に、無くしてしまった恋は本当の恋愛だったのか?なんて思ってしまったら
もう、左程のめり込む事が出来ない気がしてしまう。
両親の愛に恵まれず、幼…

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