成瀬かのさんのレビュー一覧

僕の悪魔-ディアブロ- 小説

成瀬かの  穂波ゆきね 

健気さは時に強さにもなる

取引として売られてしまった里玖ですが…
それでも戸惑いながらも健気でいるところが可愛いです。
愛してもらえないことを、周りのせいにしない。
悪く言えば自虐的ですが…里玖の言動や行動がそれを補ってくれる。
愛情に飢えている受けは良いですね。
そんなに自分を価値ないものと思わなくても…
と切なくなってしまいますが…。
愛に飢えてる分、素直で吸収力も強いです。
なので儚そうに見えて強い。…

3

憂える天使~アンジェロ~ 小説

成瀬かの  穂波ゆきね 

健気な天使…!!

不幸な境遇の中で翻弄されながらも頑張る受けが好きです。
弱弱しく見えて、周りの人のために動ける心優しい子。

攻めは最初酷くて強引?と見えて実は…優しい。
というかファミリー(身内)をとても大切にする人。
だから受けを好きになったらもう…大切にしますね。

マフィアのファミリーがイイ雰囲気を出してくれてます。
事件とか起こってハラハラしますが、
最終的には恋愛でほっこり…。健気で…

1

異界の王 小説

成瀬かの  鳶谷あい 

襲い受けバンザイ

続編執筆されているそうで、早く続編出ないかな~と心待ちにしつつ再読。

現実世界で事故に遭い、そのまま異世界に飛ばされちゃった受けの話です。
それだけだとBL小説などでもありがちな設定ですが、他の異世界トリップ作品と違っていたのは、受けくんはビッチだったのです。(『奥様は魔女』オープニング調)
神託で異世界の王の花嫁にされちゃっても、王が受けの好みのタイプだったので、逃げ出すこともせず乗っ…

4

琥珀色のなみだ~子狐の恋~ 小説

成瀬かの  yoco 

テッシュ必須

とってもピュアなお話なのですが、普段から小説にエロを求めて止まない私でも満足するような一冊です。

前半は、ニヤニヤするような癒しのシーンが多いです。
その一番の要因は何と言っても攻めの鐵が拾った子狐、琥珀。
この琥珀が、生まれたての無垢すぎるくらい無垢な存在で、本当に可愛いんです。
あまりにも可愛いとあざといなと穿った見方をしてしまう私から見ても可愛い!
例えば、鐵が大好きすぎて、彼…

5

或る猫と博士の話。 小説

成瀬かの  駒城ミチヲ 

近未来ファンタジー、仔猫が可愛い!

実験体として作られた半獣(猫)のリュリュと、
それを助けたどこか浮世離れした天才博士のお話。

ブール、コンフィチュール、キュイジーヌなど
フランス語のルビが振られて語られる風物は
ノスタルジックで甘い空気を醸し出す一方で、
科学技術の進歩を背景にした
宗教、軍部、階級制度、陰謀と対立ときな臭く……
という、ありがちというかとか
王道の近未来ファンタジーパターンの世界観。

3

憂える天使~アンジェロ~ 小説

成瀬かの  穂波ゆきね 

溺愛されてます

「僕の悪魔-ディアブロ-」の続編です

すっかりこちらの作品にはまり、電子書籍にて読ませていただきました!
挿絵が見れないのは残念ですが・・・
妄想です!小説のいいところです!! つД`)

今回は辛い日々から一転、幸せな暮らしをする受け様
そしてそれを温かく・・・溺愛しながら見守る攻め様です

やはり、受け様は自分は何もできない奴なんだと悩んでくれます(;´Д`)
お互いが愛…

4

僕の悪魔-ディアブロ- 小説

成瀬かの  穂波ゆきね 

身売りされた少年

紙の方では買うのをあきらめて電子の方で読みました
挿絵が見れなかったのが残念です つД`)

歳の差で攻め様はマフィア!
そして受け様は健気でかわいそすぎる設定!
けっこう私として大好きな設定なので萌えるのが当たり前ですねw

受け様が年齢のわりに幼い感じはしますが・・・
それもこれも、かわいそうな過去と
甘えたいという気持ちが受け様をそうさせているのだと思います

とにかく…

3

愛がない 小説

成瀬かの  三尾じゅん太 

愛はあるけど、自覚ナシ

タイトルとあらすじを読んで、さぞかし痛切ない話だろうと思っていたんです。
酷薄な攻めと健気受けね!というつもりで読んだのですが。
でも違いました(笑)
なんていうか、犬も食わない痴話喧嘩に巻き込まれたような読後感でしたね。
べつにハラハラもしないし、どちらかというとドタバタなコメディ?みたいな。 
それはそれで楽しかったですが。

プロローグとエピローグが受け視線、それ以外が攻め視線…

3

黒豹の契り 小説

成瀬かの  みろくことこ 

素直じゃ無い所が可愛いです。

前作『白虎の契り』にて、清夏の養父であった由羅(受)とその式神、黒豹の漆黒(攻)のお話ですが、全編にわたって清夏と、その清夏の式神である俐星も出てきます。
清夏のお話も面白かったので、発売前から楽しみにしていました。

大人になって由羅は落ち着いた雰囲気ですが、渡月の儀の時は、いきなり妖と契って来るように言われ、もちろん抵抗しますが、符を持たされたり、術を掛けてもらったりと万全の状態で鏡の裏…

4

黒豹の契り 小説

成瀬かの  みろくことこ 

2人のすれ違いが切ないです

『白虎の契り』のスピンオフで、清夏の養父・由羅の話になります。最初のボタンを掛け違えてからの、2人のすれ違いが切なくてキュンキュンしました。もちろん、清夏と俐星の甘々カップルも登場してます。と言っても、前作を読んでなくても十分楽しめると思います。

呪術師の東家では、18歳になると鏡の裏側の世界から式神となる妖を連れて来なければいけません。由羅も、イヤイヤながら鏡の世界に行かされます。
そこ…

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