成瀬かのさんのレビュー一覧

白虎の契り 小説

成瀬かの  みろくことこ 

白虎

契りシリーズ1作目でございます。
成瀬さんのモフモフ系は癒されすぎて困る((ノェ`*)っ))タシタシ

お話し。
東という一族に生まれた受。
代々受け継ぐ、妖の力を~な特殊能力なおうち。
18歳まで純潔を守るなんていう制約に縛られ彼女の一人もいない受。
年齢を重ねても若く美しい家族。
唯一自分は平凡。そして力も皆無。
儀式とか、、儀式とか、、儀式とか、、
そんなこんなで儀式を迎…

3

兄さんの友達 小説

成瀬かの  三池ろむこ 

甘酸っぱい

作者買い。ろむこ先生のコミックの原作を加筆されたとのことで、全部で4編入っていました。コミック未読のため、すいません、どれぐらい変わっているかは不明です。表題作180Pほど、サブカプのお話50P弱、メイン受けの兄とその友人に関するお話40P弱、高校時代のバスケ5人組で本編に出てこなかった5人目のお話20Pほど+先生のあとがき。強烈世話焼きイケメンや、今まで読んだ中で最高齢の恋話の印象も強いですが、…

2

雪豹公爵としっぽの約束 小説

成瀬かの  みずかねりょう 

大正ロマンとファンタジー



舞台は大正時代がモチーフで魔法が存在し、獣が世界を統べている世界。
とは言え、純血種と言われる天子以下高位の華族のみが獣本体に変化することができるだけで、獣耳尻尾がついている獣が大半です。ヒトは魔法が使えるため裕福ですが獣からは蔑まれています。

ヒトもどきの千歳(受け)は故郷へ帰るという両親から離れ一人帝都へやってきます。頼りは伊織という父親の古い友人のみ。
いずれは花屋を営みた…

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Chocolat bunko After Story collection vol.2 グッズ

番外編13作品

ショコラ文庫の番外編13作品です。アフターストーリーというだけあり、全体的に甘いです。

洸 『運び屋恋愛事情』より「運び屋恋愛ルール」
訓練をしたがる恭吾に、小野寺が、満員電車の痴漢への対応を教えてくれることになります。

浅見茉莉 『子供には秘密。』より「飲み過ぎ注意」
タカトが准を連れて遊園地に遊びに行きます。そこで話を聞いてという話。ビールじゃない(笑)

石原ひな子 『狼…

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Chocolat bunko After Story collection vol.1 グッズ

番外編13作品

アフターストーリーコレクションというだけあって、文庫の「その後」である番外編13作品でした。いずれも幸せそうで良いな!って思いました。

浅見茉莉『星模様恋模様』より「引っ越し騒動」
彰史の部屋に、引っ越しに来た垰。コンドームを発見して浮気を疑い…。

伊郷ルウ『愛してはいけない』より「今日も愛してる」
休日くらいは料理をしようと思い立ったけれど…甘い休日の一日。

石原ひな子『狼…

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カルネヴァーレ 小説

成瀬かの 

里玖の決心により、クラウディオとの関係が少し変化

2段組で100頁。表題作と短編2話+2015年3月配布ペーパー再録。

「カルネヴァーレ」
 ―あなたのためなら、なんでもできる。

 翼がついた天使の衣装を試着した里玖は、マンマ、キアラ、フェランド、テオに褒めそやされる。テオが『リクの足って臭くなさそう』と言えばキアラは『それどころかミントのにおいがするわね、きっと』と言い『フケとかもわかないし』『小鳥と話ができそう』『つまり天使だな…

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Message 小説

成瀬かの 

鳥籠から出た里玖

2段組で60頁。
一つ前の同人誌の後書きで成瀬さんは攻が受を思いっきり甘やかすのが好きだと書かれていたが、私も好き。でも、ここのところのクラウディオの甘々ぶりには少し……(苦笑)。

 冒頭は里玖の元クラスメイトたちのネット上での遣り取り。
そこでは里玖のことが話題になっている。「渋谷で白瀬そっくりな人を見た」とか「白瀬の母親は、白瀬が旅行に行ってると言い張って、行方不明だと認めていない」…

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innocence 小説

成瀬かの 

恋は人を狂わせる。

2段組で60頁。成瀬さんの後書きにあるように、これまでとは違うタイプの話で、『僕の悪魔』のパロディみたいな感じのラブコメよりな話。前半はクラウディオパートで、後半は里玖パート。

(クラウディオパート)
 里玖と離れていた1ヶ月間で仕事を一気に片付けたクラウディオは、最後の仕上げとして、ドン・バチェッリとの取引で手に入れた仕立屋のところへ向かい、里玖のためのカルネヴァーレの仮装衣装をガゼッラ…

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Ferando’s wish 小説

成瀬かの 

ここにきて、フェランドとのヴァレンタインの約束が果たされる?

2段組で60頁。成瀬さんが2年弱あたためていたネタだとか。

「フェランドのお願い」
 クラウディオとディナーに向かう車中で銃声を聞いた里玖は、殺された女性の胸で泣き叫ぶ赤ん坊を見つけて降車する。マンマを殺されて立ち尽くす12歳の少年リノと赤ん坊のルチオ。クラウディオがドン・ガゼッラだと知ったリノはマウロのことを思い出して口にする。里玖は、マウロと仲良しだったリノの今後をクラウディオにお願い…

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end-all 小説

成瀬かの 

切なくて哀しい里玖の色んな思い。

仕事と称するクラウディオに連れられて、里玖が日本に帰国して東京在住の実母に会いに行く話。2段組で28頁という薄い同人誌ながらも中身はギッチリ詰まっていて、複雑な読後感に陥るけれど大好きな話。
視点は、里玖→ロベルト→里玖→フェランド→里玖と移っていく。

(里玖)
 クラウディオの仕事に同行することになるも行き先を知るのは空港で、それが日本であったことから家に帰されるのでは?という不安を覚…

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