栗城偲さんのレビュー一覧

きらいきらいすき。 小説

栗城偲  高宮東 

憧れの人はいつの間にかオネイ言葉に?!

手酷いフラれ方をした受け様が攻め様に出会ったのは
まさに自分の運命を決めてしまう出会いだった。
自分を磨かないヲタクと言われ泣きながら入った
美容院で魔法のように自分の髪形と心を軽くしてくれた
その人に憧れその人と肩を並べられるようにと美容師に。
そして再会したその人は・・・オネエ言葉になっていて
人からの好意に対してもいい加減な態度でかわす攻め様に
受け様は憧れていた分激しく落胆し…

3

恋愛モジュール 小説

栗城偲  RURU 

モジュール

なんといいますか、時折エロシーンで攻が使う言葉が卑猥すぎてちょっとトキメイタwwwちょっ

お話としては、恋愛経験のない年上の童貞くんが
新しくやってきた年下の王子様に恋に落ちる。
そんな、王道っちゃ王道。わりと初心者に優しいテイストなお話。
栗城先生の作品のイメージってこんな感じだよな(私の中での)と思いながら読ませていただいた作品でした。

世話焼きで、甘やかし放題の攻と~なバラ…

0

だけど、ここには愛がある 小説

栗城偲  笹丸ゆうげ 

ナルシストからの脱却

自分大好き超が付くほどのナルシストな攻め様と
全てを込でそんな攻め様を好きだと言う受け様のお話。

なによりも好きな事は自分の顔を見ていることで
自分の姿を毎回恋人の受け様に写真を撮ってもらい
1番綺麗だとかカッコいいとか受け様に言ってもらってる
はっきりいってかなり面倒な攻め様でした。
その変人を愛してやまないのが受け様ですが
この受け様も常識人でありながら実はかなり変わった

3

だけど、ここには愛がある 小説

栗城偲  笹丸ゆうげ 

ナルシストの恋愛

かわいらしいイラストのついた表紙。
本編の前にコスプレエエッチのついた、主人公達の出会いの話も入ったラブ甘のエピソードから始まります。
確かに、主人公の攻めは自分が一番、暇があれば自分を見ていることが大好きな徹底したナルシストというとてもイタイ性格の設定ではあるんですけど、まさかこんなに引き込まれて苦しい想いをするお話になるとは!
かわいらしいイラストにまんまとひっかかった、でもとても良い作…

3

sweet pool 小説

栗城偲  鬼塚征士  Nitro+ CHiRAL 

攻め目線の話

原作のゲームをプレイ済みだったので話の核心部分は知っていたのですが、哲雄(攻め)からの視点で改めて本を読むと新鮮に感じられます。

ゲーム内では表されなかった哲雄の細かい心理描写は、寡黙で何を考えているのかわからない攻めを
(中身は普通の男子高校生だな)
と思わせてくれて好きでした。

ただ、本来主人公だった蓉司(受け)にどんなことが起きたかはほとんど書かれていないので、この本だけではわからないこ…

1

sweet pool 小説

栗城偲  鬼塚征士  Nitro+ CHiRAL 

スプラッター・・・だったのですね。

このゲーム自体が分からなかったので単品の読み物として言えば
スプラッター系ホラー小説だったのではと読み終わっての感想。
同性同士の恋愛を超えて人ならざる物同士の切ないストーリーです。
内容的には面白いですね、幼い時から人とは違うと漠然に感じていた
違和感がそのまま変化することなく孤独感に拍車をかける。
そして見つけたのが受け様だったのですが、初めて欲しい傍にいたいと思ったが故に、何を言っ…

3

プラチナBOOK 03 セレクトフェア2011 グッズ

ヨルクはまさにサド

プラチナ文庫の対象商品についてます。

沙野先生の『神の囲い人』の本編がかなりツボなので
この番外編もとても楽しめました。

『初夜十日前』
本編の書き下ろしのお話のちょっと前の出来事が書かれてます。
ガイゼル帝国皇帝のアーシェイドは、
十日後に妻となる元ラカン国の天子ミコトが
初夜を4人の証人に見られるのを気にしているため、
証人のうちの2人である
上級大将であり従兄のヨル…

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冗談やめて、笑えない 小説

栗城偲  元ハルヒラ 

腐ってなんぼ

前回の作品があんまり可愛かったんで衝動買い。
文章の書き方が読みやすくて非常に好みです。
読ませる力って大事だと思う(・∀・)イイ

さて、今回の受は、ブサイク・・というより平凡?地味?
存在が薄くて解かりにくい。むしろあんまり人に気づかれない・・ってどんだけ(笑
そんだけその受が可愛くて可愛くて仕方が無い攻というお話ですね。
最初のあらすじを読んだ段階では、攻は最初から受のことを恋…

3

追憶の庭 小説

栗城偲  梨とりこ 

鬼籍の人に想いを馳せる

既読【蛍火】しか知らなかった作者ですが、本作で「栗城偲」という名前が自分にレコードされました。
古き良き静かな背景、そして想いが続く切なさ・・・好きですね、この雰囲気が。
本を閉じて、ほぅ・・と息を吐いた時、一瞬時間が止まったようなね(笑)。

若い主カップル「大和×絢人」よりも、大和の祖父「慶春(よしはる)」の遺された恋心に泣きました。
絢人の祖父に叶わなかった想いを断ち切る事もしなか…

5

冗談やめて、笑えない 小説

栗城偲  元ハルヒラ 

鈍感にも

程があるって言うか、、

まあ、どっちもどっち?

一夏は無自覚すぎて、この先の関係があるなんて想像もしていないし、
友は自己認識がクールすぎて、一夏への思いを完全に隠しすぎてる。

こんな二人の関係が進むためには、いろいろなお邪魔虫が必要で、
一夏の太客・由美子さん、友の弟・結斗、そしてAV会社社長の和田。
お互いの嫉妬心と、更に更に庇護すべきものとして結斗の存在を再認識したこ…

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