栗城偲さんのレビュー一覧

忠犬カウンターアタック 小説

栗城偲  アオイ冬子 

芳の作ったカクテルが飲みたい!

高校卒業後、すぐ家を出てこの世界に足を踏み入れ
20歳でカウンターへ立つ事を許された芳(かおる)は
家族仲はいたって良好ですが地元へ帰れない理由がありました。
小学5年の時、転校してきた一つ下の全(ぜん)が
家が金持ちだ言う理由で同級生にまともに遊んでもらえず
声をかけてやった事から懐かれ、友達になります。
密かに恋心をいだいていたのですが
想いを隠している事に限界を感じ
高校卒業…

4

可愛くて、どうしよう? 小説

栗城偲  小嶋ララ子 

100000000修造松岡ベタ

表紙からしてベッタベタなので
それとなくベタ甘なんだろうとは予想してたけど。

甘いのなんの。

頭からびっちりみっちりごってり、シロップ漬けですわ~。
こりゃ、蟻さんたちも行列つくりまっせ‼

タイトル『修造松岡』とは、私が勝手に入れただけっす。
だって、暑いんだもん。
だって、熱いんだもん。
熱闘甲子園、熱湯風呂も真っ青な

アッツアツラブラブバカップルにあてられっぱ…

3

まじかる漢の娘 小説

栗城偲  中井アオ 

お手本のような魔女っ娘で最高!

ゲラゲラというより、プッという笑いを起こす作品です。
しかも、可愛くて微笑ましいのですよ。
正真正銘の魔女っ娘なので、魔法使っちゃいます。
シャランラー!って魔女っ子メ○ちゃんですな。
衣装が破けてお色気シーンを補う辺りもお約束で最高です。
栗城さんの攻めが女装という作品を読むのは二冊目ですが、どちらも大好き(女装が好きなのではなくね、お話がすごく好き)な作品となりました。

***…

3

俺がうさぎでうさぎが俺で 小説

栗城偲  三池ろむこ 

暴走うさぎのお導き

たれ耳うさぎにしろうさぎ。イラストは三池ろむこさん。こういう作品を無条件に「カワイイ・・・」と思えたら、わたしの読書の間口ももすこし広がるのになあ。妙にガタイがよくって色黒の野郎どもになぜかうさみみが生えちゃってる松雪作品の方を愛らしく思ってしまうわたしは多分筋金入りの変態なんでしょう。
 突然みみつきになった人のお話としては鈴木あみさん「ウサギ狩り」の一羽を思いだしますが、せつなさやハラハラ…

1

不埒なおとこのこ 小説

栗城偲  鈴倉温 

なんと申しましょうか……;

なんだかよく分からない話だった……というのが感想。
ストーリー自体は分かり易いし、別に難しくない。
でも、ピンとこない、というのか、入り込めないというのか
どうにもこうにも読んでいて、なんとなくズレた靴下みたいな
居心地の悪い面倒くさい感じが拭えなかった。

17才少女小説家(勿論♂)にお初を奪われてしまった26才の編集者。
酔っていてしかも押し倒したんじゃなくて押し倒されたとしても…

1

可愛くて、どうしよう? 小説

栗城偲  小嶋ララ子 

ライトに甘々

この本はゆるふわで埋め尽くされています。
ほのぼのしすぎて、これで話成り立つの?起承転結じゃなくて甘甘甘甘?と思うほど。
この2人に危機が訪れるなんて考えられないくらいに常ににラブラブです。

最初は若い甘々な空気に置いていかれそうになりましたが←
徐々にこの雰囲気にも慣れ、ほっこりと楽しめました。
遥か昔に失った純真さを少しは取り戻せたような気がします(笑)。

ほどほどに行為は…

3

まじかる漢の娘 小説

栗城偲  中井アオ 

おもしろすぎて笑い止まらん

題名からもわかるように100パーセントコメディです。
もはやどこから突っ込んでいいのかわからないのですがなんせ笑いどころが満載のお話でした。
魔女っ娘が表題通り❝漢❞なことも何故そこに目をつけたしと思いましたし。
もぅもぅおもしろすぎますね。
できればもう少し長いお話で読みたかったと思いました。
最後のほうが若干オチに焦ってる感がでているきがして惜しかったです。
作中にいっぱい立てたフ…

3

ちょっと並んで歩きませんか 小説

栗城偲  北上れん 

身につまされ過ぎて・・・

 まず思い出したのがクロホシイシモチ、というお魚の話。雌が産んだ卵を雄が口の中で育てる習性で知られてますが、時々、育児中の雄を置いて別の雄とラナウェイしちゃう雌が出るそうな。
 本作の受け桜町と攻めの久保田。ともにおさな子を残して妻に去られたシングルファーザー同士です。子育てBL自体はさほど珍しくない昨今ですが、生真面目な桜町が育児ノイローゼ寸前まで追い詰められる辺りが異色といえましょう。
 …

6

カフェオレ・ランデブー 小説

栗城偲  藤たまき 

新しい恋は

ちょっとレトロな純喫茶・東風の雇われマスター平北は、まだ年若いバックパッカーなのに感性がなんだか昭和。
微妙にポエムな自作の格言を、店内のあちこちにさりげなくちりばめては常連さんたちにからかわれている。
そんな純喫茶東風に、久能は、恋人だと思っていた相手の手ひどい裏切りを知らされた29歳の誕生日に、偶然、たどり着きます。
そして平北と店の雰囲気に癒されて、主人公・久能は不毛な恋から脱却し新し…

5

ちょっと並んで歩きませんか 小説

栗城偲  北上れん 

タイトルが沁みます

すみません、北上れんさんのイラストがあまりにも素敵だし
子持ちやもめ同士で萌えないわけないな!と確信がありましたw

一歳半の娘を持つ桜町は、妻に「娘を愛せない」と言われ離婚に至り
実家の助けも借りて、理解のある職場のお陰もあり
日々奮闘する34歳のシングルファーザーです。
自分なりに妻に一生懸命接して来たつもりでしたが
何事も荒立てない性格の為、言い分を了承し
娘をしっかり育てよ…

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