栗城偲さんのレビュー一覧

はぐれ銀狼と修道士 小説

栗城偲  夏河シオリ 

幸せに満ち溢れている

すっごく面白かったです!大満足!
とっても素敵なお話で、ワクワクが止まりませんでした♪

前半「銀狼はひとり夜を待つ」
後半「いつまでもともに」
の2部構成。
前半はグレアムとの出会〜恋人同士編で、後半は移り住んだ港町での同棲生活編になります。

前半はシリル視点、後半はグレアム視点で描かれているので、語りの雰囲気がガラッと変わって面白かったです^ ^


子どもを拐って食べ…

2

はぐれ銀狼と修道士 小説

栗城偲  夏河シオリ 

王道の良さが生きている

作家買い。
作家買いですが、挿絵を夏河さんが描かれていると知ってあらすじも拝見せずに予約していました。





孤児で、教会の司祭に拾われ育てられてきたシリル。
清廉で優しい青年のシリルは村の人たちから慕われている。
が、シリルの住む村に住む子どもたちが時々攫われてしまうという事件が勃発。山に住む人狼が攫っているという話が出回るように。

子どもたちを守るために司祭から頼ま…

7

はぐれ銀狼と修道士 小説

栗城偲  夏河シオリ 

もう、泣けちゃうよね

純粋で寂しがりやな人狼と、不幸な境遇の修道士。
そんな孤独な二人が寄り添いあって・・・と言う、切ないんだけどとても優しくてあたたかいお話でした。

もともと栗城先生のおとぎ話風BLって大好きなんですけど、今回は特に良くてですね。
ストーリーとしてもすごく読み応えがあるんですけど、とにかく主役二人の恋愛部分が萌えるし感動するしでいいんですよ~。
や、作者さんもおっしゃられてる通り穏やかなお…

15

玉の輿ご用意しました(2) コミック

高緒拾  栗城偲 

笑えるようになった印南

色々な事件を経て、信頼関係を築く二人が描かれる2巻でした。これで完結です。

どうもあおいには特殊な才能があるようで、一度みたものは忘れない。それを活かして印南の役に立とうとするが、誤解から、訪問した印南の会社を追い返され。。

不幸というか、きちんとした教育を受けていないという設定のあおい。玉の輿というだけに、社長の印南さんとのラブストーリーではありますが、あたりやまでしていたあおいが、…

0

玉の輿ご用意しました(1) コミック

高緒拾  栗城偲 

強面攻め

小説が原作。好きな作家さんがコミカライズされていましたので買ってみました。
原作の方は読んでいないのですが、漫画として面白く、買って正解でした。

当たりやをしているあおい。この設定が嫌だったなあ。だって犯罪じゃないですか。
この受けをどう好きになれと。。
しかし、髙緒さんの漫画なので読み進める。

高そうな車から登場した、にこりともしない攻めは御曹司で。。
まあ、シンデレラストー…

1

嘘の欠片 小説

栗城偲  一夜人見 

ひとカケの嘘が雪だるま式に膨らんで 引けなくなった話

幼馴染の二人。
呉村の父親は、看護師。
峯井は、呉村の父に手当をしてもらったことから、看護師志望。
呉村も、峯井に引きずられるように看護師志望。
いつも一緒の二人は、看護師を目指して進学する学校も同じ・・はずだった。

いつものように一緒に受験勉強をした夜、呉村が寝ぼけて峯井にキス。
飛び起きた呉村は、舌打ちして「...最悪」と呟く。

その呟きを、峯井は「激しく拒絶された」と解…

0

経理部員、恋の仕訳はできません 小説

栗城偲  みずかねりょう 

ちょいSの攻めと生真面目受け



経理課で働く山田倫理はルールやスケジュールを守ることをよしとする生真面目な人間です。そんな倫理には苦手同僚染谷翼がいます。染谷は倫理が守らせようとする決まりを率先して緩めてしまい、倫理が周りに煙たがられることになっています。
そんなある日、決まりを守ろうとしない営業部の中で唯一ちゃんとしている大町の横領が発覚します。皆が大町への態度を変える中、倫理だけは大町がそんなことをするなんて信じら…

0

無用のオメガは代わりもできない 小説

栗城偲  野木薫 

漣(受け)の洗脳を解いていくお話

めちゃめちゃネタバレ含みます。

タイトルにオメガは〜とあるように、オメガバースのお話です。不憫受けは大好きなので不遇のΩが救済されていくお話は大好きなのですが、このお話はα優位はもちろんのこと、Ωはこき使われても搾取されても仕方がない世界観のお話で、でもそれが当たり前のこととして育っているから漣は自分が不遇だと分からないんです。自分はΩだから仕事があるだけでありがたい、給金がないのは当たり前…

2

忠犬カウンターアタック 小説

栗城偲  アオイ冬子 

再会してからの展開が物足りないかも

私、栗城先生の作品には、あらすじ惚れしちゃうんですよ。個人的には、受けさんが攻めさんのこと大好きで、攻めさんが可愛くて仕方ないんだーみたいなのが好きなので、栗城先生の作品のあらすじにはそういうのが多く、つい手に取っちゃう。
…ですが、何かいっつも物足りないーで終わっちゃって、作家さん買いには至らず。うーん、文章にそこまで癖のある方ではないので、単純に設定やあらすじは好みでもストーリー展開が合わな…

0

カフェオレ・ランデブー 小説

栗城偲  藤たまき 

珈琲の味と香りの描写が秀逸

二部構成。
 カフェオレ・トワイライト
 恋する喫茶店

珈琲好きが読むと、飲んでみたくなる描写が連発。
久能の恋愛の展開より、関心は、平北が提供する珈琲に釘付け。
どんな風味なのか、想像してしまう。

美貌の主人公、久能は、同じ会社に勤める上司、笹野と 秘密の恋をしている。
24才から交際する有能な上司で年上の恋人を 久能は独身だと思っていた。
近日転職をする予定で、それにも…

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