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よしながふみ
乱菊
前作でも登場した翔平だが、今回は仕事関係で知り合った年下の片桐に恋をしてしまい浮かれ気分・・・ところがその彼はあっさり小野に持っていかれてしまい、しかもあっさり捨てられてしまうという、何ともお気の毒なエピソードだ。 なんか小野のお陰でふたりとも傷心なんだが・・・(;´∀`) アチラの世界はある程度ドライな関係というのがアリだとは思うが、それでも誰も小野を悪く言わないところが彼の人柄を表して…
またまたよしながふみの前書きが笑える。 『自分のマンガじゃなけりゃ 千影のちんちんで橘をひーひー言わせてやる所なのですが・・・』 ああそうなんだ、よしながさん的には千影×小野ではなく千影×橘だったのかと。 好きで描いてるんだと思っていたのだが、自分の作品だと同人誌ですら儘ならないものなのか。 今回は橘と千影の少年時代のお話。 鼻っ柱の強い橘少年(14歳)、口だけは当時から達者だった。…
アンティークでのある日のヒトコマ。 やおい好きの女子高生3人組が男同士の妄想話に興じるのを、厨房からこっそり盗み聴く従業員4人。 腐女子3人 vs ノンケ3人+ゲイの構図が非常に面白い1冊だ。 妄想はアンティーク内にもおよび、色んなカップリング話が展開されるのだが、小野以外はその手の知識がほぼないので会話がちくはぐ。 妄想シーンは「橘×エイジ」「橘×小野」「千影×橘」。 その時の4人…
別れた男に待ち伏せされ暴力をふるわれた小野が、橘のマンションまで命からがら逃げてくるところから始まるお話。 文句を言いながらも手当てをしてやり、精液で汚れた頭まで洗ってやる橘が、毎度のことながらお母さん・・・。 しかしそんな橘に急に欲情してしまい襲いかかる小野には、ちょっとビックリだった。 昔の事を持ち出されて逆らえなくなった橘にも、ちょっとビックリだったのだが。 やはりいつまでも拘ってい…
「かなり人でなし」「初恋」「猫とおじさん」の3編を収録した再録本。 まえがき・あとがきが削られている以外に、特に加筆修正もないかと思われるが、どちらにしても入手しずらい(又はややプレミアム価格での取引)ため、つい手放せないでいる1冊。 表紙の小野もなかなかセクシーで良い。 攻め受け表記に関しては、複数のカップルのお話が混在したりリバだったりするので少し悩んだが、小野中心の本ということで一応上…
「小野は厨房で夢を見る」「好事家の絵本」「永遠はありますか?」「悪魔のような男」の4編を収録した再録本。 これも加筆修正は恐らくないものの、単品では入手しにくい為、今もそれなりの値段で取引されているようだ。 コメディとシリアスが半々の取り合わせで、全体的にバランスは取れている1冊。 こちらの方はまだ入手可能(公式通販はないようだが)だと思うので、ぜひ読んでみてほしい。
千影と付き合いつつも浮気を繰り返す小野は、3日前に一晩を共にした相手にインフルエンザを伝染されてダウンしてしまう。 ところが事情を知らない橘に優しく看病されてしまい、小野はどうしようもない罪悪感でいっぱい・・・という情けないお話。 しかしそんな気持ちをぶちまける小野と、呆れまくる橘とのやり取りがいつものごとく笑える。 と言うか、なんで橘ってこんなに面倒見が良いのだろうか。 本当にもう嫌にな…
新作のブッシュ・ド・ノエルのアイデアが出ずに、少し煮詰まっている小野。 そんな様子を見たエイジは、先生の脳を活性化させるべく千影×小野のアハーンな妄想話を語り出す。 お陰で翌日には橘も大喜びの新作が見事完成!というお話なのだが、濡れ場シーンが妄想だという点でちょっとはマイルドになっている・・・のか? シリアスなものが続いていたので、ちょっと息抜きといった感じの軽いお話で読みやすいかとは思…
本編の方は厳密に言うとBLではない「西洋骨董洋菓子店」。 しかし番外編の同人誌はそりゃあもう・・・びっくりするほどゲイゲイしい。 内容的には本編で語られなかった部分、そして本編が終わったあとのお話などを織り交ぜながら、本編以上によしなが節がききまくっている。 違いといえば商業版の方では第三者目線だったものが、同人誌では小野視点で語られているくらいか。 それとエロ。 結構・・・いやかなり激…
小春
あらすじ等を特に確認せずよしながふみというだけで購入したのですが、これは久々にヒットでした。 というかよしながふみ作品で今まで外れに当たったことはないのですが笑。 この作品は全て短編のみ。 様々なジャンルのお話が入っています。 同級生、兄弟、アンドロイド、SFっぽいお話、熟年結婚、落ちぶれたピアニスト。 表題作は高校時代からの同級生のお話。なんだかんだと文句をいいつつも結局面倒を見てしま…