total review:280957today:16
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
36/38(合計:372件)
松岡なつき よしながふみ
M
叔母を頼って王宮へやってきた青年貴族・ガブリエル。美しい姿と心の持ち主、ガブリエルは「天使の貴族」と呼ばれるが、彼の存在は、快楽に倦んだ王宮でいきなりの嵐を呼び、決闘を申し込まれることとなった。 決闘には立会人が必要で、彼はその任を陽気な騎士ベルナールに頼むことになった。 そこには、時の王、アンリ三世の思惑も絡んでいたのだが、それとは関係ないところで、二人の友情は次第に深まっていく。 …
よしながふみ
すあま
社会人になった田宮と藤堂、大学卒業後七年経過したふたりの同棲生活と、ただ今大学生の藤堂弟と伊藤教授の恋が軸に描かれています。 「彼は美しい人だった」は書き下ろしですが、その他初出は同人誌。Hシーンやや多め、だけど読ませてくれるショートものが目白押しです。 藤堂×田宮の、乙女攻め×高プライド受けはもう盤石。 絶対言わなそうな「あ…あ…早く挿入て…」を聞いた(いえ、読んだ)時は、ワタクシは藤堂…
帝能大学法学部を舞台にしたキャンパスものです。大学生活がリアルに描かれています。前期テストとか、留年とか懐かしいです。 一見チャラい藤堂と優等生タイプの田宮はゼミ仲間。とはいえ、ゼミ生たちは内部進学者であるお金持ちの子弟ばかりで田宮は馴染めない。金にモノをいわせた付き合いをオゴリだと言ってもぴしっと断る田宮の男気に藤堂は惹かれ始めます。 田宮は藤堂に「ご同類かと」とゲイの扱いを受け、その…
沙浦
私が初めて読んだBL作品が、よしながふみさんの『執事の分際』『ジェラールとジャック』。BLにはまるきっかけとなった作品。 もう素晴らしいとしか言いようがなく、読み終わったあと1時間くらい放心状態だった。まるで映画を見終わったあとのよう、それも極上の。今でも私の中でナンバーワン。 ジャックはジェラールの初めての客で、出会いは最悪。しかし、再会し共に過ごすうちに…。 …
乱菊
アンティークで見習い店員として働きたいと言い出した楓子。 初めは強烈に拒否していた小野だが、髪も切って、身体の線も出ないようにして、そこまでして小野に気を遣うでこちゃんを追い返すことは到底出来ず・・・バカだけど懸命な部分は父親譲りなんだな(´Д⊂ヽ ところがでこが橘のお嫁さんになると言い出した辺りから、風向きは不穏な方向へ。 そんな考えを諦めさせる為にとわざと冷たく接する橘に、完全に畏縮して…
よしながさんの前書きがなんだか可笑しい。 『千影×小野です。すいません。やってます。夢じゃありません。「永遠はありますか?」の次の日の話です。ごめんなさい。そしてどうもありがとうございました。それではどうぞ。』 どうして何度も謝っているのか(笑) ここから千影×小野が本格的にメインになってゆく。 読んでいてこのまま小野もちぃで落ち着くのかしら・・・と思ったのだが、なかなかどうしてそうも…
「七夕の夜」の次の日のお話。 昨晩かなり恥ずかしい場面をエイジに見られてしまった小野は、店に向かう足取りもやや重い。 しかしあっけらかんと小野との2人だけの秘密に喜ぶエイジに、小野はやや拍子抜けしてしまう。 やはり前半はほのぼの・・・前半は。 一方、橘は千影が小野と外で食事すらした事がないことを知り、怒り心頭の面持ちでご出勤。 小野と千影は結局、橘の見繕ったお店で夕食をとる羽目になるのだ…
もこ
よしなが先生のBL作品初読み! 執事×お坊ちゃん。 イイですよ。゚+.(*`・∀・´*)゚+.゚イィ! 美形で高飛車。自信家。そんな受と、従順。世話焼き。頭脳明晰。でもチョッピリ意地悪な攻。 なんかねぇそのバランスがなんとも言えません。 よしなが作品ってスゲェなって改めておもった瞬間でした。 坊ちゃんは、執事が大好きだし、執事も凄く坊ちゃん大事にしてるし。 作風も、今…
いくら百戦錬磨の魔性のゲイだと本人は豪語しても、実際は恋愛の「れ」の字も知らない子供じゃないの小野って・・・と思わされたお話。 そしてこんな些細な事までも作品として昇華してしまうところが、なんともよしながふみらしく、ほくそ笑んでしまった。 「そしてかくも平穏な日々」でも小野は恋人と外で食事すらしたことのないというエピソードがあったが、今回も小野の乏しい恋愛経験が露呈されていた。 この人、…
防犯の意味も含めて、橘と千影のマンション近くに住まいを移した小野。 引越しを手伝ってくれたお礼にと3人で食事をした後、小野の新居で振舞われたワインであっさり酔いつぶれてしまう橘がちょっとカワイイ(*^-゜) ボンボンなのに本当に意地汚いったら・・・(笑) 結局、橘も千影も泊まっていくことになるのだが、その夜に2人が心から信頼しあう姿を偶然に目撃してしまい、小野はどうしようもない嫉妬心に苛まれ…