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よしながふみ
ゴロまっちょ
うっすらとカバーから透けて見える美味しそうなレシピ名の数々。 BLだとは全く思いもしませんでした。 ・・・確かにゲイカップルなのですが、そういったシーンがないので そんな風に感じてしまうのかも知れませんね。 でも恋愛の事や、家族、仕事に関する話は ゲイ目線なんだなぁ、とリアルに感じてしまいますね。 筧さんが実家に行く話は・・・ちょっと感情移入してしまいます。 実家からの…
わか竹
ネタバレ
よしながさんの作品は一概にこう、とは語れない奥深さがあります。 ジャンルを超えてご活躍されている希有な作家さんが、 さてどんな引き出しを持ってらっしゃるのか。 がっかりする位に総評できる言葉の持ち合わせが無かったので、 以下に各章毎記します。 第1章 1960年代の少女マンガから各社のコミック雑誌のカラーについて、 次から次へと作品を挙げてとんとんと話しが弾みます。 これは世…
えっこ
めっちゃ良かった! よしながさんの代表作である西洋骨董洋菓子店が苦手だったので、なんとなく敬遠してましたが、凄い後悔!!何この純愛!! ジャックが可愛い。好きなタイプのツンデレでした(^ω^)頑張りやさんだし、素直にお礼も言えるし、人を思いやれるし、ジェラールのこと大好きだし。 ジェラールも最高。とっても優しい男です。そのせいで過去にとっても傷付く経験をしてひねくれたけど、それでも根本の優しさ…
松岡なつき よしながふみ
マダムM
FLESH&BLOOD第6巻に出てきたフランス人、ベルナール・アルトヴィッチが攻め様のお話です。 時は16世紀、所はフランス。ベルバラで有名なブルボン家の前の王朝、ヴァロア家のアンリ三世の爛れた宮廷の恋と陰謀の物語り。 イギリスとスペインの争いが注目されている時、フランスでは『聖バルテルミーの虐殺』や『王妃マルゴ』のアンリ三世は、お気に入りの『小姓達』に女装させはべらせており…
雀影
よしながさんの、古い短編集です。 収録作品は、どことも知れない、中世の西洋の国らしきところを舞台に、親子であったり、主従であったり、夫婦であったりの、普遍的な、人と人との間にある「愛」についてを物語る、非BL作品ばかりです。 匂い系として、BL的な萌所も探せないわけではありませんが、そんなことは、ごくごく些細なことだと思わせるお話作りのうまさ、おもしろさ。 同じく新書館から出ていた、非BLコ…
むつこ
BLというジャンルにハマって良かったと思う理由の一つが「よしながふみ」という漫画家さんに出会えたことで、非BL作品まで買い漁って、すっかり大ファンです(とくに『大奥』が素晴らしい)。 トーンの違ういろんな作品を描かれてますが、そのすべてが素晴らしいんだよね。 作品の根底にあるのはよしながふみさんの持ってるリアリティのある価値観。あと、視野の広い方だなといつも思います。 ゲイ夫婦のほのぼのした日常を…
人情味あふれる熟年ゲイ夫婦のなにげない日常。 受けが料理大好き人間で、いろんなお料理のレシピを絡ませつつ、日常のなにげないエピソードをたんたんと描写している。 エロいシーンはなく、恋愛に関するドラマは無いに等しいんだけど、読んでると心がホカホカして楽しくて仕方なくなる。エロよりも、こういうのほうが好きだなァと思う。なにげない部分にめちゃくちゃ萌えるよ。 お料理本としてもなかなかいいんじゃないでし…
もー、最高だ! ドラマチックさのまったくないストーリーです。 40代で同居してるゲイ夫婦の日常。ちょっとした事件をたんたんと描いている。ストーリーの軸となるのはお料理です。 エッチな場面はないし、二人の関係に深刻な波風がたつわけでもない。すっかり落ち着いてるゲイ夫婦なのだ。 でも退屈さなんてまったくなくて、ひたすら面白い。 なんなんだろうなー、なんでこんなに面白いんだろう。よしながふみさんは天才な…
小狸
一瞬にして世界観に引き込まれました。 執事萌えというのはそれほどなかったんですがこの作品を読んでからは執事を連想させるもの……例えば作品に関係ありませんがコンビニでスコーンを発見するだけで執事萌え方向に思考がぶっ飛ぶようになってしまいました。 主従関係であるゆえストレートに愛を伝えることができないせつなさ、愛しているがゆえお使えする貴族のお坊ちゃまのために身を引く狂おしさ……たまりません。…
もこ
読後胸が痛くてしばらくペッコリ凹んでました(´ДÅ)ょゎょゎ 史実を元に話が構成されているので、そんなに簡単に甘く物語りはうまくいかないものですね。なんだかね、こういうの読むともどかしいというか、切ない気持ちがちょちょぎれてしまいます。 ただ、話が、進んだり戻ったり、過去の話だったり裏の話しだったりと 場面の転換ありまして、違う視点で同じ人たちの話が読めるのが面白いですね。 あ~・・切ない…