櫛野ゆいさんのレビュー一覧

囚愛 小説

櫛野ゆい  陸裕千景子 

知らぬ間に禁忌で歪な執着愛に翻弄される受け様

これはかなり痛いし病んでいます!母親を早くに亡くし酒乱の父親に売られた兄弟。
そして幼いながらも弟を守ろうと弟の分まで身を売っていた健気な受け様。
そんな二人に突然の別れの日がやってくる、父親が違う弟が実は華族の子供で
弟を引き取りに来たことで、離ればなれに、でも受け様は弟の幸せを願い喜ぶのです。
そして受け様は弟の分まで借財を請け負って10年たっても男娼をしているのです。

そんな時…

5

囚愛 小説

櫛野ゆい  陸裕千景子 

ディープな二重禁忌

設定はかなりディープかもしれません。
異母兄弟の関係もあり、また兄はそれを知らず実の祖父と関係しておりました。
そして、異母弟も祖父も、兄に異常な執着をしております。
いわゆる ”痛い” 設定なんですが、この痛さ、自分の胸を掴まれるような痛さでなくて、遠くで誰かが怪我をして、それを見て「あ~痛そうだな~」な客観視できる痛さ。
目に付くのは、この二人の男の執着具合と、異母弟のなんともな腹黒さ…

4

カタギの分際 小説

櫛野ゆい  小山田あみ 

帯の煽りが笑えて・・・

「お前、カタギの分際でオレに突っ込む気か?」
「え?はい、だめでしたか?」
「だってお前、オレだぞ?ヤクザだし、年上だし・・・」

基本ヤクザものは避けているのですが、帯の煽りでズキューン!ときました。
本屋で笑いをこらえきれず、ニヤニヤしちゃいました。
ヤクザもの苦手でも楽しく読めると思います。

そして小山田あみさんのイラストが素敵です。
特にエロのイラスト良すぎです。(特に…

1

カタギの分際 小説

櫛野ゆい  小山田あみ 

カタギな年下ワンコ

最初から最後まで楽しく読めました。
正直、ヤクザものはあまり積極的には読まない私ですが
コチラは読んでいて心がフッと温まるような読後感にさせてくれました。

ヤクザの桐生が、花屋の青年・上條と知り合い、「俺はヤクザだ!」なんてことを
上條にことあるごとに言いながらも、そんなことはお構いなしに、ドンドンと踏み込んでいくいく上條。
一見穏やかそうな中に、こうと決めたらひかない強さももってい…

0

胡蝶はくちづけに乱れる 小説

櫛野ゆい  陸裕千景子 

直球ですね。

中華風ファンタジー(時代もの?)っていうんでしょうか?でも設定はともかく、中身はホントに直球の王道だと思うんですが、そこがよかったんです。いや、ホントに面白かったですよ。私はもともとファンタジー系BLも好きなんですが、ファンタジー苦手で敬遠してる方でも、これなら大丈夫なんじゃないかなと思いました。

ヘンに捻ってない(掛け値なしの褒め言葉ですよ!)ところがとてもよかったです。キャラクターも裏が…

3

ただひとつの理由 小説

櫛野ゆい  山田ユギ 

初めての作家さんです♪

ヤクザものって怖くて痛いから読まないんだけど、これわ怖くないよって言われて読んでみました。

うん、表紙からして痛くない(笑)
ピンクでおしりだし\(^o^)/
なんていってもユギさんだし!

おもしろかったです!
攻め様の大護がユギさんのイラストとイメージぴったり。
気が優しくて頼りがいがあって大型わんこで。
受けちゃんの晴季は元カレのシーンでちょっとカワイソウだったけど、一生懸命がんばってるの…

0

カタギの分際 小説

櫛野ゆい  小山田あみ 

お日様ワンコが懐きまくる

花屋のアルバイトとヤクザの幹部とのラブロマンスです。
花屋と言っても弁護士でもある攻め様、親弁護士とのトラブルで弁護士として
続けて行くことに疑問と迷いを感じている。
受け様は、ヤクザの若き幹部で2年前に亡くなった前組長を敬愛しているのです。
そんな二人の出会いは、妊婦さんを助けた事から始まるのです。
まるで自分の妻かと言う勢いで受け様の車を止めて救済を願い出る攻め様
その後、組事務所…

3

カタギの分際 小説

櫛野ゆい  小山田あみ 

ワンコな年下攻めとツンデレやくざ

櫛野さん、6冊目の単行本はヤクザが主人公。
基本、この作家さんの作品はライトで明るくてまっすぐな印象を受ける登場人物が何かしら登場しているような気がして、読後感もすがすがしいものが多い気がします。
この作品も、攻めのカタギ青年があまりに素直で人の心に知らないうちに入り込む術にたけており人好きのする性格、
片や受けとなるヤクザが、一見クールなのかと思いきやこの年下青年にペースを狂わされてツンが…

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胡蝶はくちづけに乱れる 小説

櫛野ゆい  陸裕千景子 

良作

キャラクターも設定も、わりと王道なのだけど
後半に向けての話の作り方、魅せ方がすごくうまい。
グゥの根も出ず、おもわず「これ好きだ」と友人にメールしてしまいました。
毎度スマヌ(*´Д`*)はぁはぁ

皇帝の弟(受)は、皇帝を倒すための賊軍にとらわれる。
しかも、捕虜ではなく嫁!?は・・・!?え・・・!?
自分の敵であり、倒すべき相手であるはずの攻なのだが
その人柄にふれ、思いを聞…

3

執事様のオモチャ 小説

櫛野ゆい  夏水りつ 

可愛いコスプレに萌えます。

あっさり読めました。かわいいって感じです。内容は、軽いコメディBL。エロもあるけどそんなにエロく感じませんでした(爆)弟君、軽すぎでしょww当馬の弟君や高橋がもっと引っ張るかと思ったのだがあっさりしていたのには肩透かしをくらったかな。

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