四ノ宮慶さんのレビュー一覧

落椿 小説

四ノ宮慶  宝井さき 

タイトル通り

極道2代目組長とその右腕で若頭との話。
受け様の組長の淫乱な男を狂わせる性がを調教+エロ多めで書かれてます♪
極道もの好きなのでドキドキ購入。

色々な事情(すれ違いとか)ので、人が変わったように若頭に調教される受けの組長。
男を狂わす性が開花した受けは客を取らされる。
複数人からのレイプありのエロ展開ですよ。
エロ多くていいねw
ただ、すれ違いで愛する人を他人に抱かされる人嫌いっ…

3

落椿 小説

四ノ宮慶  宝井さき 

二人で何処までも堕ちる

極道の2代目組長とその右腕でもあり8才年上の幼なじみでもある若頭との
誤解と嫉妬擦れ違い、そして受けである組長の魔性の淫乱な男を狂わせる性がを
エロエロ多めで描かれているストーリーです。

組長がはっきり言えば物凄い淫乱体質、幼い時に悪戯されたことが開花のキッカケ。
しかし、自身のその男を誑し込む性が、幼なじみで密かに慕う若頭を危険な目に
合わせた事を期に、自分の不埒な欲望を必死で抑え…

5

落椿 小説

四ノ宮慶  宝井さき 

何を楽しむか、どこを見るかで違ってくる

作者さん初シャレードは今までと雰囲気がカラっと変わって大人なしっとりとした淫靡なそして厳しい世界。
ヤクザ設定で、主従・下克上・調教など色々がテンコ盛りで見せてくれるそれは同人誌からの文庫化なんだそうです。
こういう話を読む時、その設定背景と萌えのシチュというモノの融合具合というのを見てしまう。

先代が亡くなり後を継いだ新橋一と言われる芸妓である母親の美貌を継いだ息子の晴也が二代目を襲名…

6

優しくしないで、ただ抱いて 小説

四ノ宮慶  兼守美行 

抱かない男と愛を捨てた男。

あらすじを見て面白そうだなーと思って読み始めて。
途中、攻の頑なさに「うーん」と思ったりもしたのですが、読み終えてみるとなかなか面白かったです。

学生時代の幼い恋の痛手に恋することを諦めてしまったマサキ。
愛の無い、ただ抱かれるだけの関係を求めてウリ専のバイトをしてしまうくらいに傷は深い。
そんなマサキの前に現れた稲葉。
彼はマサキが死んだ恋人に似ているというが、稲葉はその男とはプラ…

1

優しくしないで、ただ抱いて 小説

四ノ宮慶  兼守美行 

三十路童貞は一途でした。

すみません、この展開の内容と言うか過程がイライラしちゃって好みから丸ごと
外れてしまいました・・・。
内容的には、初恋が悲惨で残酷なものになってしまい、ゲイの恋愛や幸せなんて
絶対ありえない、ゲイは所詮一時の肉体の快楽だけでちょうどいいなんて大学生なのに
過去の出来事のせいで妙な諦めと悟りを開いたような受け様と、学生時代の恋人が亡くなり
その面影を持つ受け様に思わず声を掛けた事から知り合…

4

優しくしないで、ただ抱いて 小説

四ノ宮慶  兼守美行 

愛を信じる男と信じられない男

前作、前々作、ちょっと今ひとつ感があったのですが、今回は「愛」を主題に二人の男性が対比的に描かれて、その主題がとてもわかりやすかった。
流れもごくごく自然に感じて、この主人公たちの気持ちがなんとなく共感を呼んで、どちらの気持ちもわかるような気がする!って、結構気に入りました。
このラストのハッピーエンドは幸せが漂って、こちらまで嬉しくなるような。
そんな物語に感情移入して疑似体験しているよう…

4

玩具の恋 小説

四ノ宮慶  奈良千春 

第一印象通りではなく

読んで最初に、果たしてこの恋は実る可能性あるのか?絶望的だろ。。。と思いながら読み進めていたのですが、まあまあ!うまいこと締めくくってくれましたね。こういう受け(弱気女の子っぽい)ってあんまし好みじゃなくて、きっと好きになれないなーと思っていたんですが、いいんじゃないのー?(笑)頑なまでに他人との関わりを拒絶する攻めが受けによって人間らしく、徐々に変わっていくのにきゅんきゅん。
最初はうざい受け…

6

きみ、うた、そして幸福 小説

四ノ宮慶  兼守美行 

愛情に飢えた子供たち

恋人を、突然の交通事故で亡くしただけでもショックなのに、
実は恋人は結婚していて、妻と娘がいた・・・
そして、仕事も住む所も無くして、茫然としていた秋に、
気まぐれで純也が声を掛けた事で、2人は出会います。

愛した人と同じ煙草の匂いと、右眼下の泣き黒子。
決して似ているわけではないのに、
秋はふたつの符合に純也と田之上の面影を重ねてしまう。

傷ついた心を癒すため、現実逃避だと…

5

きみ、うた、そして幸福 小説

四ノ宮慶  兼守美行 

Strawberry Fields、そして安住の地

生まれ育った環境も、ひそかに抱え続ける悩みも違う。
しかし、誰かに認めて欲しい、居場所が欲しいと渇望し、喘ぎ苦しむ姿がシンクロした。

大病院の息子で、金銭的には恵まれ過ぎるも愛に飢え、反発心から医大を休学中の攻め。
捨て子で施設育ち、ようやく手にした幸せだったはずの恋人は不慮の事故で死に、
しかもその葬儀で妻子がいたことが判明、職も住まいもなくした受け。
寒空の下佇むそんな受けに、攻…

4

きみ、うた、そして幸福 小説

四ノ宮慶  兼守美行 

平凡な幸せを夢見ていただけなのに

シリアスが代名詞みたいな作家さんだと思っているのですが、やっぱり今作でも
その系統をひた走るのですねと思いながら読ませて頂きました。
結果からすると・・・萌えどころも感動も個人的には希薄でした。。。すみません。

受け様の背負った背景はかなり胸に来るものがあるのですが、攻め様の子供のような
って言うより、まんま子供の我儘&傍若無人で寂しがり屋と言う性格がかなり痛い。
まぁ、これはホント…

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