一夜人見さんのレビュー一覧

三千六百五十日の抱擁 小説

高遠琉加  一夜人見 

じれったい両片想い

10年間のじれもだな両片想いの物語。

印象としては2人の関係はスローテンポな感じです。あまりアップテンポはないですね。2人の視点から覗き込めますが、あぁ〜もぉ〜ってなります。2人ともお互いに惹かれ合ってるのにって思うのに、私の期待する展開に中々なってくれなくて…しかも樫本は彼女作るし(涙)でも安心して下さい。ちょっとだけの出番でしかもすぐ別れたらしいので。
もうちょっと何か進展ないの?って…

5

「三千六百五十日の抱擁」出版社ペーパー グッズ

にやにやしちゃう(´∀`*)ウフフ

本編終了後の2人。
樫本視点のアフターストーリー。

今日はなるべく早く家に帰りたい。せめて日付けが変わる前に。
…“なるべく早く”からだいぶ妥協してるなぁ(^o^;
下っ端の公務員は忙しそうです。

今日は春翔の誕生日なので、お祝いは改めて別日にするけど、せめて電話くらいはしたい、と急いで帰宅してる電車の中。
春翔のファンの女性グループが乗ってきて、スタッフに祝われている春翔の動…

1

セダクティヴ・ルック 小説

Supi.Co  一夜人見 

初めてレビューする程、皆に知ってもらいたいので!

攻めの執着・腹黒・エロっぷりが半端なく、たまりません。
宮野葵の執着攻めが好きなら絶対に好きになると思います。
オメガバース設定です。
アルファでスパダリ腹黒が子供の頃から少しずつ受けを囲いこんで、実親すらいない自分だけを、受け自ら求めるように仕向け、追い詰めて、自分の世界に閉じ込めてしまう感じに悶ます。
その追い詰め方が、エッチなおしおき(かなり相当ハード)などで少しずつ理性を陥落してい…

5

三千六百五十日の抱擁 小説

高遠琉加  一夜人見 

10年の軌跡。

表紙の2人と題名に惹かれて購入です。
題名から想像できるように、知り合ってから恋人となるまでの2人の10年の軌跡のお話。

16歳、高校のクラスメートとして出会う。
受け様の逢沢はモデルをしている華やかなイケメン。
攻め様の樫本は、剣道部所属の堅物の朴念仁。

逢沢が剣道部の見学に訪れたことで話すようになり、逢沢が東京へ引っ越してからは電話で繋がってきた。
樫本が大学進学で上京して…

3

三千六百五十日の抱擁 小説

高遠琉加  一夜人見 

この時代だからこそ

もう、二人が純粋で、涙目になりながら読みました。
最初の方は逢沢をイマイチ好きになれませんでした。でも、16歳なんてこんなもんだったのかも。

この時代って、もう友達も恋人も家族も文字でのコミュニケーションがほとんど。電話で声を聞くって、実はとても必要なことなのかもしれないなって思わされました。
そして継続は力なり。受け止める方も情がなければ、短時間であっても毎日なんて難しいと思う。

1

背中を預けるには 1 小説

小綱実波  一夜人見 

でも長い

普段高尚なものを読んでいるわけでは全くないのですが、文章が直接的というか含みがないというか、惹かれませんでした。私がなろう系に慣れてないからか、Webで読んだらまた違う印象なのかもしれません。映像のように全てを描き出すような書き方で、話に関係ない部分も多くある気がしてとっても長い。制約がないのがきっと良さなのだろうし、難読とか勿体ぶった言葉がない分誤解しにくく読み易いのですが。
巻頭の登場人物紹…

8

三千六百五十日の抱擁 小説

高遠琉加  一夜人見 

恋心を描かせたらピカイチ

書影が上がってきた時からどんなお話なんだろう〜と楽しみにしていました。全くファンタジー要素のない、同級生もの。しかも高校時代から10年間、二人の愛のメモリーを追っていくスタイルなんですよね。

主人公たちが恋を自覚していく段階を、それぞれの視点に寄り添いながら切々と描かれるこんなお話は、作家様にしか書けないんじゃないかな…と思ってしまった今作。メインカプのどちらかが芸能関係者なんですけど、身近…

3

「三千六百五十日の抱擁」出版社ペーパー グッズ

誕生日の夜に

本品は『三千六百五十日の抱擁』の
フェア店特典ペーパーです。

本編後、樫本視点での後日談になります。

霞が関で働く樫本の日々は忙しく
やってもやっても仕事が次々と湧いてくる状態です。

今日も議員レクの準備が終わらず
明日の早出しないとと思いながらも帰路につきます。

それでも樫本にはどうしても今日は
なるべく早く、せめて日付が変わる前に
家に帰りたい理由があったので…

0

三千六百五十日の抱擁 小説

高遠琉加  一夜人見 

誰とも違う存在に気付くまで

今回は高校の同級生である国家公務員と
モデルから俳優へと転身した芸能人のお話です。 

友情で始まった関係が10年の時を経て恋として実るまで。

攻様は代々続く酒屋の長男です。
頑固な祖父が師範をしていた道場にも通わされ
剣道とともに礼儀や精神面もみっちり鍛えられた故に
かなり堅い性格に育ちます。

入学した高校でも剣道の実力は群を抜いていましたが
主将に他人と関わろうとしな…

2

嘘の欠片 小説

栗城偲  一夜人見 

10年間は無駄に長い……

「再会」「同級生」ものが読みたいと思って、詳細検索でヒットしたのがこちら.
早速、読んでみたところまるで「再会」「同級生」「誤解・すれ違い」のお手本のような作品!!
再会、同級生、誤解・すれ違いはこうあるべきみたいな王道とでもいうのかしら。
(あと設定には登録されていないけど「両片思い」も該当すると思います。)

なのに、なんで萌どまりかと言うと、会わなかった10年間が無駄だったなぁ………

0
PAGE TOP