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35/40(合計:396件)
ミナヅキアキラ
むぼち
ネタバレ
話も絵もしっとり色っぽく、何度も読み返しています。 ミナヅキ先生の描かれる攻には、恋に強気な人物が多いように思います。 この話も攻の草羽が自信満々で、自分が振られる可能性など全く頭にない様子で受の佳永に迫る所が、読んでいてとても気持ち良いです。 私はBLを読むとき、受に感情移入することがほとんどで、これだけかっこいい人にだったら、是非強引になんとかされたいものよ、と完全に佳永の立場で…
前作とは異なり、エロと言えるのは最初の1ページ目限り、それも全身の描写は無く、4コマ全てを使って二人の「ちゅう」だけが見えるように描かれているのですが、これが素晴らしいのです。 ひたすら七青を恋いながら抱かれる葵と、かわいい葵に身も心もめろめろの七青の表情に、エロスの神髄を見る思いがします。 最後のほうで、七青に後ろから抱きつく葵(裸。おしりの割れ目に萌)も良いです。 ミナヅキ先生は…
「この夜のすべて」の続きで、主役二人の甘い逃避行の様子が描かれています。 七青の馴染みの宿らしきところに二人で逗留する場面から始まり、そこでの「七青と葵のいちゃこら」(ミナヅキ先生のホームページより)を楽しむことができる、ファンには大変価値ある同人誌です。 20ページ中6ページ程が、興奮必至のエロ場面及び余韻たっぷりの事後描写に充てられていて、とても満足しました。 表紙と裏表紙も…
特に表題作が、甘党にはたまらない傑作です。 話の中ほどで、和有希が芳川につきはなされるところが、ぜんざいに添えられた塩昆布のように、読み味を引き締めたうえで、その後のたっぷりと甘い展開を一層際立たせていて効果的です。 間を置かず、芳川の方から和有希を追いかけてきてくれたのも、長すぎる焦らしが苦手な私には程よい加減でした。 エロ場面の描き方も、和有希が食べられそうなほど可愛がられて…
茶鬼
最近、単色のトーン遣いのカラーがとても素敵なミナヅキ絵。 今回の単行本は、多分全てが昭和なノスタルジーの魅力あふれる背景に、ちょっぴりミステリアスな要素をちりばめて惹きつけて離しません! どれも読んでいる最中もですが、読んだ後にじわじわと浸みてくるくる何かがあって、色々と思いを巡らすのがとても心地良い余韻を残すのです。 最初に載っている民俗学を学ぶ下宿大学生と推理小説家との出会いのお…
さくらら
ミナヅキさんの待望の新刊! 短編集なので何度も見返してしまう、じわじわくる魅力満載です。 帯の原稿用紙を模したデザインも、ミナヅキさんの独特な画風とマッチしてていいと思います。 どことなくその時その時の描写の中に描かれた温度を感じてしまうような、そんな魅力のある作家さんで好きです。 『書画喰う虫も好き好き』~『大人と絵本』 本の虫な学生朝日向と、小説家の佐野のお話。 ちょっと背伸び…
Krovopizza
ミナヅキアキラさんの2年ぶりの新作は、 昭和が舞台の短編集。 セピア色の表紙と原稿用紙の帯が雰囲気たっぷりです。 中の絵は、ちるちるインタビューにもありましたが トーンを極力排した画面がモノクロ映画のようで素敵。 カラーでも白黒でも、 独特の温かみあるミナヅキ絵が大好きです。 (リヤドロ人形を描いたような口絵がお気に入り) 収録作は、怪談風味~ラブコメまで幅広い。 暗くて…
読み終えた後、すぐに再読したくなる漫画に当たったのが久しぶりで、それだけでも満足だったのです。 二度目を読む前に、皆さんのレビューを見て、今度は「スーツに刀」に注目しながら読んだところ、私にとっても、それは大層よいものだと分かりました。 ミナヅキ先生のホームページを拝見し、続編の同人誌を早速注文してきたところです。 萌えは自分の内から自然に現れるものではなく、掘りおこされ、呼び覚…
高岡ミズミ ミナヅキアキラ
marun
個人的な好き嫌いなのですが、どうにも面白さが感じられない。 内容的にシリアスだから面白くないと言うのではなく、ファンタジー要素なのに そのファンタジーも人魚の肉を食べた狼が恒久の命を得て、更に発情期に 眠りから覚めて~なのですが、どうにも今一なのです。 人外ものでワンコ、発情期等様々な萌えポイントがあるのに全てがハズレてる感じ。 そして受けになる内科医がこれまた、性格的に暗い暗い、育…
主人公の性格からか、すごく淡々とした印象を与えるファンタジー 大学病院の医局長から縁談を勧められ、うっとうしくて個人病院の内科医となった主人公・聖。 その生まれから人への関心が薄く、冷たく、恋愛もしたこともなければしたいとも思わない、ただ生きているだけのような人に見える。 そんな聖が、偶然マンションのエントランスで拾った怪我をした具合を悪くした男。 カイと名乗る男に、すぐに家から出て行って…