ミナヅキアキラさんのレビュー一覧

たとえ楽園がなくても 小説

高岡ミズミ  ミナヅキアキラ 

奇跡

主人公の性格からか、すごく淡々とした印象を与えるファンタジー
大学病院の医局長から縁談を勧められ、うっとうしくて個人病院の内科医となった主人公・聖。
その生まれから人への関心が薄く、冷たく、恋愛もしたこともなければしたいとも思わない、ただ生きているだけのような人に見える。
そんな聖が、偶然マンションのエントランスで拾った怪我をした具合を悪くした男。
カイと名乗る男に、すぐに家から出て行って…

2

今夜はテイクアウトにて コミック

ミナヅキアキラ 

これが商業デビュー作ですか?

最近はまった作家さんです。

この作品も萌えました!これが商業デビュー作品ですか。。。完成度がとても高いと思うのは私の気のせいでしょうか。

ミナヅキさんの作品は表紙がとても素敵(いや、中身ももちろん良いですが)。水彩画っぽいというか、色遣いがお上手なのでしょうか。そして表紙をめくるとカラーの挿絵がドーンとあるのですが、これもまた良し。

内容は皆さま書いてくださっているので感想を。

3

知らぬは おまえばかり コミック

ミナヅキアキラ 

可愛いです

本屋さんで見かけて何気なく購入しました。

1ページ目から事を致していたり、絵柄がいまいちツボに入らず、う~む、と思いつつ読みはじめたのですが。萌えました!!3つお話が入っているのですが、どのCPも可愛いです。

表題作「知らぬはおまえばかり」
大学のサークル仲間 チャラ男・芳川×小宮
お酒の席での流れで何となく始まったセフレの関係。チャラ男の芳川とのこんな関係はすぐに終わるだろうとい…

3

のぼせるからだ コミック

ミナヅキアキラ 

商店街コミュニティー

鈴見は商店街の外れでパン屋を営んでいます。
暑い夏の日、近所に銭湯がある事を聞き、汗を流しに行きます。
そこの番台に居たのが有名な書道家の草羽で、鈴見をガン見するばかりか、
コンプレックスを刺激する絡み方をした上に、
「身体の関係前提で、付き合いたい」と口説いて来て・・・

鈴見は、アイドルの様な容姿なのに、中身は地味で真面目。
そのギャップに失望され続けた過去がコンプレックスになっ…

1

のぼせるからだ コミック

ミナヅキアキラ 

最後はホッカホカな気持ちになれます

パン屋と風呂屋で2組のカップルのお話。

『この夜のすべて』でも思いましたが、個人的にミナヅキ作品を読んでいると「冷気」「寒風」など冬系のキーワードが頭に浮かんできます(夏の話なのにw)。どこか孤独で心が冷えているような主人公の内面の揺らぎを描いているからか。端正な絵柄のせいもあるかもしれません。
しかし寒々しい空気を感じるからこそ、主人公の体感する人肌の触れ合いや心の交流が格別に温かく、読…

1

この夜のすべて コミック

ミナヅキアキラ 

ストイックな熱情にグッとくる

ピンと張り詰めた空気の中に、時おり混じる情感や温かさがすごく「人」を感じさせます。いつ死んでもおかしくない世界に生きる二人だからこそ、お互いを想う気持ちがドバッとあふれ出る後半の展開が切なく真摯で目を奪われるというか。
普段はスーツに刀に煙草に…とクールでストイックに決めているのに、濡れ場となると一転、肉感的な裸体に情熱的な絡みが見られて、そんなところにも刹那に生きる二人の強い生命力を感じました…

3

のぼせるからだ コミック

ミナヅキアキラ 

力強い

草羽・書道家・銭湯
鈴見・パン屋

ストーリーは読みたい部類だったのですが
イラストに抵抗があって
手にとるまでに時間を要し作品でもありました。

力強いタッチは読み進めていくうちに慣れてきたのですが
顔タッチはなれなかったです

ですが、面白かったです
外見で判断されがちな面
内面に自信はがもてず
過去と同じことになるなら、
はじまりたくないと考える

一方情熱的…

1

地角の衆生 小説

栗城偲  ミナヅキアキラ 

昔話のような…

人間と妖の交情…しかも、その妖が鵺(ぬえ)とは!
鵺って、こんな可愛い生き物だったん…で…しょうか?
61ページのお腹を見せて寝転ぶ鵺たん、な、なんて可愛い…

仲間を探そうと夜な夜な京の都で鳴いていた孤独な鵺、
討伐に来た僧の寛慶は、何故か彼を助けて矢傷の手当をして家に置く…

タイトルと表紙から、もっと重たく暗い話を想像していたのだが、
設定の割にほんわかした物語だった。
連…

3

地角の衆生 小説

栗城偲  ミナヅキアキラ 

寂しさがしみる話

世の中にひとりしかいない誰からも愛されない鵺と家族と離れ離れに暮らさなければいけない孤独な僧、寛慶の話です。
鵺は寂しくて寂しくて自分の仲間を探したくて毎日京の町で泣いていたら捕らえられ、殺されるところだったのに寛慶が助けてくれます。それから二人はお互い孤独である事を知り、二人で一緒にいる事を決めます。そうしている内に二人はお互いがなくてはならない存在になっていくお話。鵺の仲間が一人もいない孤独…

3

地角の衆生 小説

栗城偲  ミナヅキアキラ 

愛しい作品です。それにしても最近涙腺が・・・

また人外で泣かされました・・・
栗城先生は結構面白い作品を書かれる作家様として認識しておりましたが、
こんなお話も書けるのかと!拍手です。
人外ものとしても『鵺』という題材を主とした作品は初めて読みました。
『鵺』(ぬえ)自体知らなかったのですが日本の妖怪でいるんですね。
表紙を見て、もふもふみたいだけど尻尾は蛇だし一体・・・?と思っておりましたが妖怪でしたか。
途中までこれは獣姦にな…

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