鈴倉温さんのレビュー一覧

INVISIBLE RISK(3) 小説

崎谷はるひ  鈴倉温 

なんといっても、20年後

1,2巻でもうすっかりまとまってしまったカップルのお話。
後日談を集めて3巻目だから、オマケみたいな物かと思ってたけど、

なんといっても、書き下ろしの20年後設定のお話がよかった。
二人の間に流れた時間と、現実の社会で流れた時間。
そして、作者さんご本人の上に流れた時間。
そういう物がうまく醸されての書き下ろし。
それがあるからこそ、このシリーズがただの新装版じゃなく、3巻通しの新…

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INVISIBLE RISK(3) 小説

崎谷はるひ  鈴倉温 

何年たってもラブラブな二人です

今回はバンドメンバーで唯一本格的なベーシストと
魅力的な声と美貌をもつヴォーカリストカプの完結編で
後日談4本を収録した短編集になります。

【JUST GO ON MY WAY HOME】
デビュー2年目のSS

年代物のアパート・コーポ春楡に
学生時代からお金の無かった攻様が
住みだして既に6年、
受様が同居してから2年が経ちます。

ボチボチと人気が出始めた二人に

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INVISIBLE RISK(2) 小説

崎谷はるひ  鈴倉温 

2巻もいいな

今回もニヤニヤしっぱなしでした。
いろいろと萌えをごちそうさまですっ!

さて、汐野がどこかへ行ってしまったところで終わりましたが、杉本があまりの忙しさと疲れにより、ダウンしてしまいましたね。
その時の描写があまりにもリアル過ぎて、こっちが息苦しくなりましたよー!!ただの風邪なのに、あと少しで死ぬんじゃないか?というくらいのすごさ。
杉本ー死ぬなぁー!!と大げさに応援してました。
まあ…

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INVISIBLE RISK(2) 小説

崎谷はるひ  鈴倉温 

90年代の意味

この作品って、時代設定が「近い過去」の「90年代」って言うのが、すごく効いている。
それも、過去を振り返っているんじゃなく、「90年代のオンタイムに書かれた」って事が。
最初に書き始めた頃は、まさに90年代で、バンドブームで、携帯も、ネットも普及していなくって。
登場キャラ達の熱や焦りも、「今とは違う時代」の温度。
この、全体に、拙い、若い感じが90年代らしくて懐かしい。

そして、杉…

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INVISIBLE RISK(3) 小説

崎谷はるひ  鈴倉温 

20年目のプロポーズ

本編は2巻にて終了いたしましたが、デビューしたその後の杉本と汐野の6年後のお話、同人掲載分3作品と、書き下ろしで20年後のアラフォーの二人が1作品です。
本編のエロ度が低かったので(?)崎谷さんのエロスはここで発揮されております♪

■マネージャーの今瀬に二人の関係がばれて、すぐに引っ越しして別々に暮らすことになった二人だけど、やっぱりラブラブのあまあま。
■病気で休養することになった汐野…

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INVISIBLE RISK(1) 小説

崎谷はるひ  鈴倉温 

表紙に惹かれて

なんとなく買ったものです。
が、けっこう好きな感じでした!話の展開がすごくゆっくりだし、けっこう
本が厚いので、じっくりのんびり読むのにはいいかもっ!
ただ、焦らされるのが苦手な方はご注意ー!読んでてイライラしちゃうかも。けっこうバンドのほうは展開が早くて、プロになれるんじゃね?と思うようなはやさで進んでいきますが、恋愛のほうはというとすっごい遅いです。
あまりに攻めがヘタレすぎて、自分が…

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INVISIBLE RISK(2) 小説

崎谷はるひ  鈴倉温 

全ては予定通りに

今回はバンドメンバーで唯一本格的なベーシストと
魅力的な声と美貌をもつヴォーカリストのお話で
前作『INVISIBLE RISK 1』の続編になります。

前作で同居していた攻様に
勢いで手をつけて上に何も言わないままの
ヘタレな攻様に堪忍袋の緒が切れて
出て行った受様が

本作でやっと攻様に気持ちを伝えられて
恋人関係に収まるまでと
プロデビュー後の二人のラブい後日談を収録…

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INVISIBLE RISK(2) 小説

崎谷はるひ  鈴倉温 

期待が大きすぎた割には淡々と物語が進んで行って~

やっと2巻にたどり着けましたね~♪
他の新刊そっちのけで、届いてすぐに読みました。
と!それだけ期待が大きかったんですよね~。1巻の終わり方があれだったので、めちゃくちゃ期待したのですが、
結構あっさりと帰ってきたな~と。いうのが感想ですね。居なくなってだいたい1週間ほどで、しかも熱を出して寝込んでいる杉本に熱烈な告白を受けて、あっさりと。

なので、他のメンバーも戻ってきてくれ…

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INVISIBLE RISK(2) 小説

崎谷はるひ  鈴倉温 

タイトル通りのやっかいな人と恋でした

1巻で、ドラムの高野の脱退を知らされていなかったことから、激しく怒り、杉本の家を出て行ってしまった汐野・・・
というところからの続きであります。
杉本はダメージ受けまくりで、体調を崩すし、レコーディングは迫っているのに、一向に汐野は見つからない。
杉本がとうとうダウンしてしまったところへひょっこりと荷物を取りに戻ってきた汐野・・・

初めて杉本から「好き」って言う言葉を聞けて、やっと汐野…

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でも、傷つけたい。 小説

真崎ひかる  鈴倉温 

一番悪いのは

ダメンズウォーカーしている壱嘉っていうより、
見守って、慰めて、最終的な支えになっている、
5歳年下の博武じゃないかなぁ

なんというか、
逆若紫?

自分のことを、壱嘉が恋愛のの相手として受け入れられるようになる日までは、ちゃんとした大人の男に、うっかり攫われちゃわないように、周到に、じわじわと、絡め取りつつ、機を窺ってって。

それに気付かない、おバカな受けに萌えられるかどう…

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